yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 21号(浴衣姿の千夏先輩が美人過ぎる号)感想

今週のアンケート  1位:アオのハコ  2位:カグラバチ  3位:鵺の陰陽師

 

(巻頭カラー)(新連載)極東ネクロマンス

那波先生の新連載。前作の『ALIENS AREA』同様に胡散臭い先輩と真っ直ぐな性格の後輩(部下)のバディもので、那波先生はこの関係性が好きなんだなと思いました。

1話としては、主人公2人のキャラクターがしっかりと把握できる感じでしたし、死霊を従えて武器にして闘うや倒すためには相手の魂を喰らうという設定はキャッチーで良かったと思いました。

ここから「極東」要素がどう担保されていくかや、大きな物語としてどういうものが提示されるかは期待していて行きたいと思います。

 

ワンピース

五老星ちゃくちゃくと麦わら一味を追い詰める。

ピーター聖とウォーキュリー聖の二人はルフィの所に、ナス寿郎聖はボニー達に、サターン聖はナミ達に、更に配信電伝虫はマーズ聖に見つかって大ピンチですが、ここから大逆転する手はあるのでしょうか。気になります。

 

夜桜さんち

ゴリアテ巨大化して大タコと闘う。そういえば大きくなれるんでしたね、けっこう忘れていました。

そして草助くんが久しぶりに登場したりと、家族だけでなくオールメンバー総力戦にもなりそうな雰囲気ですね。兄弟だけでなく、殺香ちゃんとかアイさんとか活躍見たいキャラがいっぱいいるので期待です。

 

(Cカラー)(連載2回目) 願いのアストロ

ヒバルくんチンピラを吹っ飛ばす。弱気を助け強気を挫く、王道少年漫画だと感じました。

しかし、チンピラ達が星に願った結果がそれでいいのかとは思いました。まあショボい願いだったからショボい能力だったのは納得ではありましたがw

そして目下一番の敵であるところの獅鷹さんが一番力に酔っていて小物っぽい感じを出しているのや、世剣組の跡目に指名されているテラスくんが2週間何もしていなかったのかなとか気になる点は幾つかありますが、まだ第2話、来週以降の展開を座して待とうと思います。

 

超条先輩

犬養警視キモさを胸にしまえば有能だった。「キモーーーくない…!!」だけで笑いがとれるの反則キャラでしょ犬養さんw

直ちゃんの犬養さんの評価が「超条先輩と同等の変態じゃん……」なのも良かったです。それはそうだw 

来週に訪れるであろうの直ちゃんへの数々の試練や奮戦には期待です。

 

呪術廻戦

黒閃ラッシュだ!

虎杖くんの親父が宿儺さんの双子の片割れの生まれ変わりだった(それとの子どもを作るためにわざわざ女性になっていたケンジャクさんのキモさが更に悪化するね!)や、虎杖くんが切り取り線が出てくる「御厨子」を会得していた等、貴重な情報はサラッと済ませて、格闘漫画しているのは実にこの漫画らしいなと思いました。

あと芥見先生の中ではしっかりパラメーター計算がなされてそうなので(残り呪力とか、黒閃において一時的にパワーアップした虎杖くんの数値とか)、それらの結末が漫画的にもちゃんとした説得力のあるものになりそうなのかは注目です。

 

(Cカラー)アオのハコ

カラー扉絵は洗濯ばさみにつままれた一同。こういうグッズありましたよね、可愛い!

本編は匡くん嘘をついたみたいになる。菖蒲ちゃんと匡くんはもういつでもゴールできそうなのに、上手くいかない様がもどかしくて、しっかり青春恋愛漫画しているなと思いました。雛ちゃんは感謝で伸びているの好き。

そして今週はなにより浴衣姿の千夏先輩が素敵すぎて目を奪われました。美人過ぎるでしょ(満面の笑み)!!

お面を共有して付ける仕草とかにもキュンキュンきました。関節キッスみたいだったな……(吐血)。

 

あかね噺

お父さん気の効いた事は何も言えませんでしたが、あかねちゃんの笑顔できっと成仏できる事でしょう。良かったね。

「志ぐまの芸」に関しては過去に柏家生禄さんという人が何かしたようですが果たして。そして一生さん昔は芸名『柏家生そば』だったんですね、ちょっと可愛いなと思いましたw

あと、真打昇格を「頂き」と表現するのはちょっと違和感ありますが(真打=一人前という意識なので、むしろ本番は一人前になってからだと思うので)、マイケル兄さんの挑戦は楽しみです。

 

SAKAMOTO

篁さん何も喋らずに淡々と殺ってくるの怖いですね。先々週の穴から這い出てきた大佛さんもそうでしたが、幽霊みたいでした。

そして南雲さんは坂本さんのペースにのせられた結果、反逆者となる。可哀相……。

会長は生きとったんかいワレェ! そのまま美術館の地下室でくたばっていればみんな幸せだったのに……。

有月さんに戻ったスラーさんがどう動くか、ピンチではあるがもはや枷が無くなったとも言える南雲さんがどう動くか、太っている坂本さんがどう動くか、注目です。

 

キルアオ

瑛里さんは逃げる。獅童くんもちゃんと連れて行ってくれたの安心しました。

そして大狼さん達の新旧最強バトルはコンクリートに大穴空けるレベルの打撃をお互いに放っていて「リアリティラインはそこなんだ」と興味深かったです。

そこから大狼さんが苦戦する理由を「軽に乗り慣れたあとに大型排気車」や「敵側が2丁拳銃使ってくる」という分かり易さで示してくれたのも良かったです。怒りで本調子に戻るのも王道でした。

 

ウィッチウォッチ

モモチのママチ登場。語感がいいうえに、登場から「すごい吸引力!」でキャラクターを示してくるのは、インパクトあって笑いました。

そして今週はモモチの「私は魔女として生きるんだ」という決意のオリジンが示される回で、とても爽やかで面白かったです。篠原先生は1話でしっかりとキャラクターの魅力を描くのが本当に上手いと改めて感じました。

 

アンデラ

ファンさんが楽しそうで何よりです。更なる強さの為ではありますが、仲間を信頼して背中を預けるファンさんが見られるのは胸熱です。

不忘が発動して更に前ループとかの知識まで得た以上、ランさんに負けることは無いと思いますが、イチコさんとファンさんを生き返らせる枷をつけての闘いになるので、どう魅せてくれるかは注目です。

 

ロボコ

「ご飯のお供選手権」は「どれだけ白米を食べるのがすすむか」という視点で観るなら個人的にはモツオの「とん汁」を優勝させたいと思います。TKGは一杯の満足度は高いんですけどね。

あと、個人的に1番好きなご飯のお供は、定番ですが「ごはんですよ!」です。

 

逃げ上手

夏ちゃん機動力を得る。最近はアホな子属性が強かったですが、天狗としてはめっちゃ有能なんですよね夏ちゃん。ワクワクしている顔も可愛いので活躍とても期待です。

そして来週お祭りして、その次の週に決戦開始でしょうか。『ワンピース』等では勝ったらやる宴を決戦前にやるのは不穏な臭いしかなくて切ないぜ……

 

カグラバチ

伯理くん頑張る。ここに来て「優しさに甘えるな」と恐怖を乗り越えて兄貴に立ち向かう様はテンション上がりました。兄貴の執着を利用して大金星あげて欲しいと思います。

また柴さんが一瞬で親衛隊の皆さんの背後をとるコマ格好良かったです。飄々としている様は余裕ありますし、戦闘がどういうものになるのか楽しみです。

そして楽座市に柄杓の妖術師が来るのは予測していましたが、親父を殺した奴っぽいのが来るのは(しかもモブに混じって)予想外だったので素直に驚きました。ラストのページの演出も極まっていたし、今週もすごい面白かったです。

 

鵺の陰陽師

エプロン姿の古賀ちゃん先輩登場はまったくの不意打ちだったので驚きました。新妻みたいで好きです。あと辻田ちゃんも第6支部にきてくれるのは朗報以外に何物でもない嬉しさがありました。

修行に関してはキャシー先輩がやっぱり強かった事が判明したのが良かったですし、四衲ちゃんとの「恥ずかしいなあ、この年でもう一度思い上がるがるのは」というやり取りも面白かったです。

最後の学郎くんは最もハードモードで笑いました。「闘え」じゃなくて「勝て」なんですよね。「一番凄い」という評価だから修行も一番難しい、納得のスパルタ鵺さんだと思いました。

 

グググ

「このだだっぴろいゴルフ場で全員のボールが20メートル以内にある」という言葉でこのグループのレベルの高さを示す演出はとても良かったです。

ただ、王賀ちゃんが「私は飛べるどこまでも……!」と盛り上がったところで「怪我……?」みたいなフラグをたててきたのは不安です。ここから珀くんがキャディとして王賀ちゃんを導く瞬間のための布石だったらいいなと思いますが、果たして。

 

アネモネ

鉢植えくんの一撃、ビジュアル的にはなかなかにインパクトありましたが、ロベリアさんがあんまりダメージ受けていないのは少し肩透かしではありました。もっと驚いて欲しかったです。

先週に引き続き黒川さんがボケているのはいいですね。早くツッコミ役の竜一くんの到着が待たれます。

 

(最終回)累々戦記

先週涅森くんが異界に連れ去られたのは元凶の累を潰すためにわざとだと思っていたので、普通に肉体にされかけていた&禅お兄さんに助けられていたのはビビリました。前回「全部終わった」は本当にそう思って油断していたんですね、涅森くん主人公としてなんという失態!?

また、最後の「累なる」が「重なる」に変化する演出は、そもそもそれらの言葉の意味の違いを明確にしていないので「?」となりました。難しかったです。

この漫画は全体的にストーリーがいまいちピンとくることが少なかった印象でした。それはキャラクターも同様で、朝風くんや当初出てきたダウジングの子とかも性格と発現した能力が微妙に同じ方向を向いていなかったように思えたのが惜しかったです。

しかし一方で絵には色気があってとても魅力的でした。特に戸神ちゃんはビジュアルだけで相当インパクトありましたし、もっと活躍が見たかったです。

雨宮先生の次回作に期待します。