yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 52号(新連載『グググ』の王賀ちゃん可愛いね号)感想

今週のアンケート  1位:アスミカケル  2位:鵺の陰陽師  3位:グググ

 

(巻頭カラー)(新連載)グリーングリーングリーンズ

主人公がゴルフを始めるきっかけ描写がとても丁寧なことと、王賀さんのヒロイン力が高い事で好感度の高い第1話でした。

主人公の才能を最後にほんのちょっと示す、ヒロイン以外はまだ誰も(本人ですら)気が付いていないという描写は好みでしたし、ここからどうやって発展していくかは楽しみです。

寺坂先生は前作『ビーストチルドレン』のポエムみたいな語りが結構好きだったので、そういった演出(持ち味)がバチバチにハマるといいなと期待しています。

あとタイトル長いので今後は『グググ』と略していきます。

 

アオのハコ

青春は瞬く間に通り過ぎていくからこそ愛おしいし美しい。高校はさっさと卒業したかったけど、中学校は西田先輩みたく「ヤダねー」みたいな気持ちになったなと思い出しました。

あかりちゃんが早速謎の度胸を出してきたの面白かったので、来週は兵頭さんがそんな妹のためにどう出てくるかは期待です。

 

ワンピース

くまさんは暴虐のベコリ王を一回目は逃がしたんですね。その優しさが新たな火種になって海賊にならなければなくなったり、「誰かの人生を救えたら」と思って細胞と血液提供をしたらそれが殺人兵器として使われたり、相変わらずくまさんの人生が厳しすぎて涙でした。

もちろん世界を周る中、行く先々で同時に多くの人を救ったのでしょうが、最終的に彼のしたことが結実して、報われてくれたらなと願わずにはいられません。

 

(Cカラー)キルアオ

水着回を期待していたらウェットスーツだったショボーン(´・ω・`)

少し残念でしたが、合宿会特有のワイワイした雰囲気や、舞ちゃんの「ポンデリングじゃないぞ、超中学級おっぱいだぞ」という言い回し、サーフィン堪能する大狼さんが面白かったので、良い回でした。

恋バナは大狼さんノレンちゃんも気になりますが、個人的には部長と天馬くんが今どうなっているかが凄い気になっています。

 

SAKAMOTO

真冬くんがオーダーになりたいのは毒親から兄を解放するためだった。

個人的には「親を殺せばいいのでは?」と考えてしまいますが、一応は恩とか情とかの感情があるのかもしれないですね。

しかし愛する者すら躊躇なく殺せる四ツ村さんのような透明な殺意を持っていなくてオーダーは務まらないと思うので、やはり真冬くんには無理だったのかなと思いました。本音では殺し屋になりたくないみたいですし、一般人として生きろ真冬くん。

 

呪術廻戦

正直二人のする漫才はそれほど面白くはなかったのですが、羂索さんを心から面白くさせた事で隙が生じ、乙骨さんの攻撃が通ったというのはロジカルでしたし熱い展開でした。

ただ同時に、虎杖くんの母親になるまでして色々暗躍していたと羂索さんがこれで死ぬのも勿体ないので、来週は登場人物も読者も憤慨するような嫌らしい謀計を期待しています。

 

(Cカラー)ロボコ

カラー扉絵まんま『月下の棋士』でインパクトありましたね(笑)

本編はどことなく『高校生家族』を思わせる雰囲気ありました。

ロボコと竜王の仲が良いのは何があったのか気になります。天童さんもしかしてアイドルファンとかだったのかな?

 

夜桜さんち

今週はひふみちゃん顔芸回でしたが、「そこまでやっていいんだ……」というくらい思い切っていて面白かったです。個人的には断然前より好きになれました。

そして来週は久しぶりにシリアスな当主六美ちゃんが出てきそうでとても楽しみです。

 

鵺の陰陽師

新隊員は学郎くんの生き別れの妹で僕っ娘だった。「なん……だと……」中途半端なキャラ付けでは弱いだろうなと思っていましたが、ここまで濃いのは逆に想像してなかったので驚愕でした。グッドです。

そしてそこから学郎くんの父親の話になりそうですが、色々と興味深いのでひじょうにワクワクしております。

 

ウィッチウォッチ

ニコちゃん結構な数の魔法を既に手に入れていた。

子供らしい無邪気さに溢れていて面白い回でしたが、ニコちゃんがすぐに大人になってしまって別れがあると思うと少し切なくもなりました。

でも冒険の記憶は美しくてプライスレス、心に残る楽しい思い出になったでしょうしホッコリできました。

 

あかね噺

こぐま兄さん日の目を見る。大阪で頑張っているグリコさんも含めてそこにあかねちゃんが影響しているのは気持ち良いですね。彼女自身も迷走しているのではなく、一気に駆け上がって欲しいものです。

あと、魁生さんの演目が省略されたのは少し寂しかったので、どこかで改めて格を示して欲しいなと思いました。

 

(Cカラー)アスミカケル

兄貴に対してブチギレた時に使っていた「一線越えたな」を、奈央さんがメガネ取られただけで使ってきた二兎くんクソ笑いました。

金之丞さんがジムに来て優也くんと仲よくなってたり、世界観間違ってませんかな新キャラ「刺突令嬢」やら「ジークンドー執事」が出てきたりと、色々楽しい展開が盛り沢山でワクワクする回でした。

試合中はめちゃくちゃ怖い奈央さん含めて見所が多くて満足でした。

 

アンデラ

みんなの否定能力を調理に活かしたり、湯切りのコマに気合い入っていたり、ニコさんの解説もキレていて、目でも情報でも楽しい調理勝負回でした。特にラストの「おあがりよ」のテンションが『食戟のソーマ』なのは笑いました。

普通にグルメ漫画の文脈として面白いので、次週の円陣さん及び観客のリアクションは凄い期待です。

 

逃げ上手

顕家軍略奪に走る。

地頭側が強欲だったことと結城さん達が顕家さんを思っての行動だったということで、大きな嫌悪感に繋がらなかったのは上手いヘイトコントロールだと思いました。松井先生は史実に誠実ですね。

あと最後のコマは自分の心が汚れているため、なんかエロ漫画の冒頭みたいだと感じました(笑)

でも松井先生ならきっとこの不安を払拭して、いい話にしてくれると信じています。

 

カグラバチ

ヒナオちゃん生きていて良かったー!

暗い展開が続く中での清涼剤でした。とはいえシャルちゃんの現状がハード過ぎて中和できてはいないのですが……。

そして神奈備の精兵の皆さんは性格的には気持ちの良い人達でしたが、対峙した双城さんの評価が「全員相手しても問題ない」だったので、任務中にチヒロくんが気が付いたら全員死亡していそうで怖いです。覚悟はしておこう……。

 

(読切り)電車田中

シュールギャグかと思って読んでいたら人情話っぽくなって「よく分からない……」となりました。

女の子の感情は少しだけ整理されたけど、俺の感情は迷子になってしまいました。変な読切りでした。

 

暗号学園

朧さん自分を犠牲にいろは君達を進める。いわゆる「ここは俺に任せて左記に行け」展開ですが、朧さんの事情を語る&ペナルティを重いものにする&囚人のジレンマを前提に選択肢以外の解答を出す事で、より刺さる展開になったのは胸に響きました。素晴らしく少年漫画していたと思います。

 

魔々勇々

ミネルヴァちゃんの世界には勇者がいなかった? 結構重要な情報のような気がしますが今後どう扱われるのでしょうか。

そしてコルレオくんが炎の中に助けにくるのは凄い王子様っぽくて良いですが、同時にエヴァンさんの規格外さがどんどん分かってきましたね。あいつ更に瞬間移動とか次元跳躍もできますからね。凄すぎるだろ!

 

ツーオン

先週期待していた隼馬くん自身の気持ちの言語化が丁寧に描かれていて、とても満足感の高い序章結末でした。

「追いかけるのではなく、向かい合って歩いていきたい」隼馬くんという存在の変化がとても喜ばしいと感じられて拍手でした。

さあここからが本当のスタート、二人でどんな景色を見て、どんな道筋を刻んでくれるか期待です。