yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 01号(鵺の四衲ちゃん「血繋がってないの!?あれで!?ヤバ…!?」号)感想

今週のアンケート 1位:鵺の陰陽師  2位:アオのハコ  3位:ワンピース

 

(新連載)(巻頭カラー)累々戦記

退魔物の新連載。

既に同じようなジャンルで『呪術廻戦』や『鵺の陰陽師』などがありますが、それらといかに差別化を図って魅力を出してくれるか注目しています。

現状だけでも絵の上手さや雰囲気のお洒落さは感じますし、日常と異常の世界の男達のバディ物としてやっていけそうなので、楽しみです。

一方で朝風くんは1話の段階ではちょっと堅物すぎて好感度が低いので、クロモリくんとの絡みで、良いキャラクターに成長していったらなと思います。

 

夜桜さんち

先週のラストの当主六美ちゃんカッコ良かったのに、冒頭でさっさとギャグになってしまいちょっと悲しかったです。とはいえ本編ではコミカルな雰囲気の中でちゃんとシリアスな内容を扱っていたので良かったです。

オチの凶一郎さんも笑いました。これが有るのと無いのとでは読後感が全然違うと思うので、相変わらず便利すぎるキャラだと感じました。

 

ワンピース

悪魔のようなを契約をしてくるなサターン聖(実際に悪魔なのかもしれませんが……)。

その横暴には歯ぎしりしましたが、それでも「ありがとうボニーの病気が治るなら」と受け入れたくまさんに涙しました。また他の天竜人から考えればまだ提案は理性的で交渉の範囲内のため、サターン聖の格は高いままだなと感じました。

そしてこれだけ複雑な立場になったくまさんが何故ルフィに味方してくれたのか、その謎が次週明かされそうですごく楽しみです。

 

(Cカラー)(連載2回目)グググ

友達に王賀さんに実はプロだった受付のお姉さんに、珀くんを優しく見守る後方彼氏面がどんどん増えていくのが気持ちいい感じでした。

ただ個人的に先週の話で王賀ちゃんにプレゼントされたグローブを珀くんがしていないのは良くないと思いました。王賀ちゃんの好感度ポイントが大アップする瞬間を逃したと思うので、珀くんはクラブを振るのに集中するのはいいけどもっと周りを見ろと感じました。

 

SAKAMOTO

大佛さんが「お化け……」と認識して脱出できたの笑いましたし、他のキャラならブーイングものですが「大佛さんならありかな」という展開だったと思います。

そして爆弾は強制的に爆発する代物だった。爆発が起こった後のスラーさん一派の動きは気になりますね。シンくんも大丈夫かな、気になります。

 

ヒーローアカデミア

全因解放”全ては一つの目的のために(オールフォーワン)”

遂に、遂にオールフォーワンさんが全てを出し切る最後の切り札を切ってきましたね。その禍々しさと、いよいよ本当の最終決戦だという気持ちに武者震いが起きました。

爆豪くんがこれに勝つ展開がマジで読めないのですが、どうにかしてくれるであろう期待値はマックスなので来週の展開とても楽しみです。

 

(Cカラー)あかね噺

カラー扉はらくご動物園。みんなコミカルで、かわちいね。

本編はらくご動物園が意外にハマる。たぬきあかねちゃんも勿論可愛いですが、あかねちゃんとのじゃんけんに勝ってダブルピースしてるからしさんが個人的にはもっと可愛かったです(笑)

そしてお父さん復活。生きてその姿を拝めることにことになるとは思ってなかったので(オイッ)、これは年始号から縁起がいいぜと思いました。友達(ちょう調さん)もいいけど、家族ともちゃんと話して欲しいです。

 

アオのハコ

兵頭さん「俺のスマッシュが取れれば日本中のスマッシュが取れるぞ」はカッコイイなと思いました。流石は県内最強だった男だし人格者だと思いました。指導者の才能もあるのでは?

そしてあかりちゃん「お兄ちゃんのスマッシュが取れるようになりたい」はなかなかに剛毅な目標で驚きました。これがさらりと言える女子ならば、確かに千夏先輩の対抗馬になれるポテンシャルを持っているかと思いました。勘違い、妄想展開も面白いですし、あかりちゃんの今後の動きに目が離せないです!

 

呪術廻戦

日車さん達の作戦会議、日下部さんの年長者らしい有能な仕切りが良いですね。あとは雑魚過ぎる三輪ちゃんと「教えるの下手」な張相さんの顔が面白かったです。

法廷バトルは宿儺さんが全然余裕そうな表情なので勝利の期待値は薄いですが、どこまで食い下がれるかは期待です。

 

(Cカラー)ウィッチウォッチ

末っ子甘やかされの立場を奪われて嫉妬するミハルくんは個人的には新境地で可愛いなと思いました。相変わらず子どもの解像度が高くて面白かったですし、動物の使い魔が来る展開も盛り上がってきました。

酒くずお姉さんドラゴンですが、最近は『ぼっちざろっく』の廣井きくりも人気ですし、顔がいいだけの動物的クズキャラという括りでは『ヤニネコ』も人気ですし、ポテンシャルを感じています。

 

キルアオ

部長が天馬くんの積極性に流されて「もう付き合ってねえ!?」となるの「部長っぽいな~」と思いました。俺もこのまま「夫人まっしぐら!」で良いと思います。

そして大狼さんは熟女好きになり、ノレンちゃんはより大狼くんをより意識するようになる。波ザッパーンのラストのコマはシュールで良かったです。この感情がどんなドタバタを産んで、サーフィン勝負に持ち込まれるかは楽しみです。

 

アンデラ

風子ちゃんのラーメンは猫舌の円陣さんのために作られたラーメンだった。不味いのは多少拍子抜けでしたが、食べる人のために心を込めたものが最高のラーメンというのは(手垢が付きまくった表現だとしても)良かったです。

そして円陣さん仲間入り入りしてからの「宇宙の果てに出前でも、神さんぶっとばすでも」「両方でお願いします!」は実にこの漫画らしくて、テンション上がりました。

アンディへの出前ミッション期待です。

 

鵺の陰陽師

「えってか血がつながってないの!?あれで!?ヤバ…!」周防先輩の台詞がまんま読者の代弁で大笑いしてしまいました。

子どもの頃は頬を「モニ」と合わせるほど仲が良かった兄弟の和解を台詞ではなく再び同じ行為をすることで示すのはよい演出でしたし、妹との距離感の印象しか残さないようなインパクトのある話の中でもちゃんと親父の設定にも踏み込んでいるのは構成が巧みだなと感じました。

そして「もっと自分で頑張りな」の所の四衲ちゃんが可愛いすぎて、刺さりすぎて、自分の中での「鵺の陰陽師ヒロインレース」で一気にトップに立った印象でした。

初任務は周防先輩、代葉ちゃん、四衲ちゃんがそれぞれどんな活躍をしてくれるか大大大楽しみです。

 

ロボコ

流行語大賞」はもはや現実に即してない、権威を得たい人達のためのハリボテだとあ思っているので、「あまり正しくないと思います」のロボコには少し同意しました。

ジャンプ読者として誌上の台詞で今年流行ったと感じるのは『ド級のリトライ……ドリトライだ!』でしょうか。悪いインターネットのせいで自分も「ただの〇〇じゃねえぞ…」という言葉を見ると『ドリトライ』を思い出す体になってしまいました。

来年はどんな流行語が生まれるかな?

 

カグラバチ

護衛も付かずに風呂に入り、妖刀を番台に預けた状態で刺客をぶっ殺して血の風呂に浸かっている双城さんが魅力的でした。

やはり神奈備の精鋭部隊の皆さんはチヒロくんが合流するときには全滅しているかもしれないという想いが更に強まってきました。震えるぜ。

そしてチヒロくんもモブヤクザにめっちゃビビられているの良かったです。この漫画の血なまぐさく乾いた独特の雰囲気が好きです。

 

逃げ上手

顕家さんの罵倒が奥州の武士たちとの意志疎通や理解し合える点を探し続けた結果、後天的に意識して身につけたものだったというは、彼の為政者・将軍としての格をグッと上げてくれるもので良かったです。

そのうえで時行くんたちとドンドン仲良くなっていくことでより「死んで欲しくない~!」と更に思えるようになりました。

しかしながら最終的に尊氏が天下を取るのが歴史故、彼がどうなってしまうのか今からとてもハラハラしております。

 

暗号学園

膾さんは忍者だった。サプライズ忍者理論。忍者が出ると大抵の事は面白くなってしまうものなのですね。さすが忍者きたない!

暗号の回答自体は普通でしたが、いろは君が『風刺』と言及することから、風刺漫画家と言われている彼の父親が見え隠れしているの興味深いですね。

 

ツーオン

天雪くんの拗らせ具合はあまりピンときませんでしたが、世界最強の男が執着を持って綺更さんを「ぶちのめしてあげたい」と言っているのはテンション上がりました。

競技が違うので直接は戦えないにしても、どんな嫌がらせをしてきたり精神的に追い詰めてくるのか読めないので、ドロドロ展開にワクワクしています。

 

魔々勇々

「話し合おうつってんだろーが」と言った次のコマでは殴り合っていたりと、コルレオくんがしっかりとお話に寄与したのは良かったです。

しかしラルフレッドさんはこの過去を持ちながら、何故に食い逃げとかして「勇者に逆らったら死刑」みたいな態度だったのかと、ちょと分からなくなりました。仲間になった後に掘り下げがあったらなと思います。

 

アスミカケル

フキダマリを経て二兎くんが学校で恐れられている存在になっているの笑った。

そして二兎くんのデビュー戦の相手が決定。兄貴がかつて勝ってチャンピオンを奪ったベテラン相手をぶつけるというのは上手いマッチメイクだと感じましたし、相手の境遇も深く知ったうえでの闘いがどういうドラマを描き出すのかは楽しみです。

漫画的に地味ではありますが、地に足が付いた格闘漫画としては良い展開だと思います。