今週のアンケート 1位:カエデガミ 2位:エキデンブロス 3位:魔男のイチ
(巻頭カラー)(新連載)エキデンブロス
すごい青春感溢れる雰囲気が気持ちいい新連載でした。
インドアタイプの信長くんが長距離の才能を持っている事に関しても理屈が通っていて飲み込みやすい内容でしたし、信長くんが周りに愛されている感じも心地良かったです。
自分は中学校時代サッカー部でしたが駅伝選抜に選ばれて、夏にサッカー部引退した後に秋の大会まで長距離走をやっていたので、走り方を覚えてそれ用の本格練習すると記録がスルスル伸びるのは実感があるし、「”走る”のが面白い」という事も懐かしさと共に思い出す事ができて胸が熱くなりました。
一方で、自分は走るのは好きでも人が走る行為にはあまり興味がない人種なので、今後はそんな自分が駅伝に興味を持てる内容だったらいいなと期待しています。
カグラバチ
そういえばチヒロくんの淵天にはコピー能力ありましたね。それも含めて妖刀を折るための妖刀という感じがしたのは良かったです。
座村さんは圧倒的な格上。しかし巻墨の助け、そして何より目を閉じたものと前を見据え続ける者という差異がその差を埋めていく展開は心が震えました。
やったか!? (……これで朱雀で妖刀すら回復させてきたらチートだな座村さん)
ワンピース
ロキさんそんな「呪いの子」と評される程ビジュアルが恐ろしい訳でもないと思うのですが、気に入らないからと即奈落の底へと投げ捨てるのはエストリッダさんはワンピース世界でも一番邪悪な毒親ではなかろうか……。
そして赤ん坊なのに崖を登ってきて、なんだかんだでしっかりと大人になった今のロキさんは偉大だなと思いました。しかしこの過去を知ってしまうと、ルフィが先週言っていた「エルバフにお前はいらないみたいだから」は暴言すぎるぞと思いました。
アオのハコ
菖蒲ちゃんがバト部のマネージャーという仕事を経て「変わろうとしている」というのを強く感じられる回でより愛おしくなりましたし、そのうえで上手くいかない感じはとても歯がゆかったです。
高砂くんも悪い奴じゃないけど、約束を破るのは普通にギルティですし、菖蒲ちゃんとは全然フィーリングが合わなさそうなので、自分は今週で二人は別れるべきだと思いました。
とはいえまだ匡くんが本当に菖蒲ちゃんに相応しいかにも疑問はあるので、来週を見届けたいと思います。
ロボコ
キッスニーのビジュアルが出た時の編集煽り文が「な、なんか見たことある!」だったのに対し「いや……普通に見た事ないんだが……キャッツアイぽくはあるが……マジでキャッツアイなのか!?」となりました。どちらかというと『こち亀』の特殊刑事(月光刑事とか)を先に連想してしまいました(笑)
それにしても夢オチかと思ったらキッスニー自体は実在しているという事で、よくわからないオチでした。ロボコとは別人で、本物と自分をキッスニーの長女だと思い込んでいるロボコとの対決とかあるのかな?
(Cカラー)(連載2回目)カエデガミ
カラー扉絵は顔を取り戻したシュウさんとコウくん。美しいお顔でした。
そして本編も1ページ目から可愛さ全開のシュウさんが見られて良かったです。えのきフクロウVerも俺は好きなビジュアルでしたし、とにかく無邪気にハシャイデいるシュウさんが感じ取れてめちゃくちゃ笑顔になれました(食われそうになっているシュウさんも面白かったし)。
そのうえで、景色も綺麗だけど、それを見て心の底から嬉しがっているシュウさんの笑顔の方がもっと綺麗だよ的な絵がとても刺さりました。お姉さんサイコー!
ウイッチウォッチ
ニコちゃん恋愛に焦る。読者視点だと「慌てる必要なんかないのに」ですが、早く結果が欲しくてヤキモキ、ドタバタしてしまうのは思春期の中学生らしくてほほ笑ましかったです。モリヒトくんも大人として(高校生だけど)どっしり構えてくれているので安心感ありました。
そしてピエロニコちゃんはちょっと怖かったです(笑) ピエロメイクは昔は陽気で笑える対象だったのに、最近は完全に恐怖の対象になってしまった気がします。
SAKAMOTO
坂本さん死す。震えていても環境利用闘方でなんとかスラーさん一派の方々を足止めしているのは良かったですし、スラーさんに対しても「お前(の中の赤尾)は偽物だよ」と確信を持って煽ったのはお見事でした。
しかしこうなると誰が坂本さんを助けるのでしょうか、結構みんな満身創痍ですし、南雲さんとかが助けに来てくれるのかな?
(Cカラー)魔男のイチ
カラー扉絵は笑顔が戻った姉と弟の一枚。ほっこりできますね。
本編はリチアちゃんが立派だなあとは思いつつ、父上さんは「事件から2日で王位を丸投げは大人としての責任を果たしてなさすぎでは?」と少し思いました。とはいえ国が新しく生まれ変わるのには分かり易く頭を変えるのが正解ではありますし、その責務を受けれ入れたうえで、更に弟のゴクラクさんを気づかってラストに窓から侵入してくるリチアちゃんは、本当に働き者だし偉いなと思いました。その際の顔も素晴らしかったです。
あと今週はデスカラスさんもイチ君に対していい姉していましたし、今週は姉パワーに溢れた回だったなと思いました。
ハルカゼマウンド
凪春くんライジングスライダーを見せて認められる。
武器を魅せるための回想の挟み方が上手くて心理的に盛り上がりましたし、そのうえで今回はヘッドショットと、少し予想を外してクスリとさせてくれたのも面白かったです。若守くんも良いツンデレでした。
そしてラストのコマでもう最低10人はメンバーが決まっているようなのは良かったです。しかしながら葉山くんハーレムというか、このチームが葉山くんに集められたのでみんな葉山くん大好きで信頼寄せているのは間違いなさそうですね。……始まるのか葉山くん『バチェラー』が?
オテル
骨の人即落ち2コマみたいなノリで粛清されていて笑った。
そして新章『ドワーフの谷編』がスタートですが、新キャラがこの全体的に寒い世界観でずっと上半身ビキニ女性キャラは攻めているなと思いました。彼女も既に英気を極めているのかな?
そして潜入に燃える石炭の中に隠れるというのは、オテルくんしかできない行動で良かったです。鉄の精霊さんを助けるミッション及び、精霊さんのビジュアルにも期待です。
キヨシくん
サカキさん最後まで幽田さんを信じる。
安っぽい同情とかではなく、ギャンブラーとして「一度張ったら降りねえのよ」を根拠にしてきたのは、キャラクター性にマッチしていて大変カッコ良かったです。
そして骸島さんは「お前生きてたんかい!」と思ったら、即効死んだ(笑)
最後は人間に戻った死に際の幽田さんと話してこの闘いのエンドでしょうか。それとも伏線だけは張られている天使の介入とかあったりするのかな?
あかね噺
ぜんまいさんが最高の噛ませ犬で拍手でした。
一度は諦めるも、あかねちゃんに触発されてやる気を出したうえでボコボコに叩きのめされる、実にいい仕事したなと思いました。
正明師匠がどうやって人を褒めるのかは気になっているので、ひかるさんの十八番含めて先の展開が楽しみです。
しのびごと
ウミネコさん姉弟が確執はありつつも、その根っこには互いの思いやりがあるという描写はジーンときました。スズメさんが胸を打たれてやられてしまうのも仕方がなしですね(笑)
そして最後のウミネコさんの必死から紡ぎ出された言葉と、それに応えようと集中するヨダカくんの描写は熱かったです。ヨダカくんの真骨頂発揮無双展開を期待します。
(Cカラー)逃げ上手
カラー扉絵は諏訪神社の一枚。そういえば諏訪大社に昔行った時は東方の絵馬沢山ありましたけど、今なら逃げ若絵馬も多そうですね。
本編は玄蕃くんの現在。大人としての貫禄もあり、実力もあり、夏ちゃんという嫁もいて、こいつ幸せそうだなと思いました。
時行くん及び逃若党がこの後どうなるかわかりませんが、玄蕃くんは自由にやっているんだと思うと、気分が晴れた感じで良かったです。
鵺の陰陽師
ヨゾラちゃんは子ども自体の鵺さんだったり、生意気メスガキだったり、猫になったりと属性が多いですね。マーベラスだと思います!
あと維朱ちゃんは今週も不憫でした。ママと呼んであげて欲しいです(実際にママではないが心意気はママなので)。
そしてラストは事案発生で笑った。自分の娘と肌を合わせるのはマズイですよっ!
どうなる!?
ナイスプリズン
「ラボも破壊しちゃった」は不意打ち過ぎて吹きました。言われてみれば(笑)
とはいえみんな囚人博士の事を許してあげるのは優しいなと思いました。犯罪者だけどちゃんと更生したんですね。
ダーク模範囚さんとの対決は楽しみです。足枷は文字通り足枷で弱くなるので、無いことにより三星さんが勝ちそうだなと思いました。
ひまてん
叶さん好きな人が家守くんだとは最後まで言えず……。
難聴系聞き間違いではなかったのは安堵しましたが、次の告白のタイムラグの間、ホームランボールがスタンドに届くまでの間にひまりんやカンナちゃんの「ちょっと待った!」が入ってきそうな感じですね。
叶さんの続きを引き延ばしたりせずにスピード感のせて恋愛バトルして欲しいなと思います。
キルアオ
表紙の公募企画は自分も姉御と天馬くん絡みで送っていたので(天馬くんの二の腕にぶら下がる姉御だった)、満足でした。
そして本編はやはり撫子さんは会長が大好きだった。好意ダダ漏れ純情デカ女さんいいですね。お風呂回としても1番色気があったと思います。
まだ生徒会の盃は貰えないそうですが、殺し屋がネックになるとすると、大狼さんのフラつきも合わせて、正式に殺し屋引退とかもありそうだなと思いました。
(最終回)Bの星線
ある意味で俺たちの戦いはこれからだエンドの最終回。
ベートーヴェンさんが後に託す的な殊勝な態度ではなく、これは俺が弾く「はじまりだ!」と宣言するのは良かったです。
この漫画はベートーヴェンさんのキャラクター性が面白かった一方、中盤で夜創くんにスポットが戻ってからは丁寧にやっているのもあって割と展開が緩やかな印象でした(週刊連載に慣れてないのもありそうだった)。個人的にはもっと組織のエージェントの人とかFさんとか華鳳院さん天野さん周りのラブコメとか、要素をどんどん詰め込んで展開を加速させていって欲しかったです。
とはいえベートーヴェンさんは本当にキャラがたっていて好きでしたし、ヒロインズも癖があって好きだったので、また強烈なキャラクターを登場させた漫画見たいです。
林先生の先生の次回作に期待します!