yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 28号 感想

今週のアンケート  1位:鵺の陰陽師 2位:暗号学園   3位:アオのハコ

 

(巻頭カラー)ワンピース

カラー扉絵は梅雨らしい一枚。水たまりの虹を歩くチョッパーが超絶可愛くて、リクエストした人グッジョブだと思いました。

本編は五老星の本名が明かされましたが予想通り惑星の名前でした。V・ナス寿郎聖と十・ピーター聖はちょっとギャグ入っていると思いましたが、〇〇武神と名乗っているように強者なのだなと感じられたのは良かったです。

そしてベガパンクが作ったという謎の「マザーフレイム」ですが、文脈的に古代兵器ウラヌスの動力に使われた感じでしょうか。平和のための科学が兵器転用されるのは現代社会でも起きた出来事で、悲劇的だと思いました。

そしてミュスガルド聖処刑されたのか。Tボーンさんといいコブラ王といい、良い人から死んでいくのは本当に悲しいです。

 

アオのハコ

告白成功!おめでとう大喜くん! ブラボー! オー、ブラボー!

千夏先輩がしっかりと「私も好き」と言葉にしてくれたのは、予想通りではあっても、しっかりとした達成感があって胸が熱くなりました。

彼氏彼女で最初にすることは手を繋ぐこと。とてもほほ笑ましいですし、この後にこの二人がどうやって付き合っていくかは楽しみです。千夏先輩卒業くらいまでしっかり続いてくれ!

 

呪術廻戦

前半の宿儺さんと五条さんが領域展開を互いにしたらどうなるかの考察、面白かったです。やれば後半の通りに一瞬で勝負がつくんですが、それを盛り上げるための方法としては好きなタイプの演出でした。

五条先生の領域は砕かれて首も切られてしまいましたが、このまま負けるとは思っていないので、来週の反撃期待します。

 

(Cカラー)キルアオ

ノレンちゃん間違いなくいい女!

今週のふざけた奴にはぶん殴り、真剣な奴にはちゃんと接するの好感度高かったです。それをおしゃぶり咥えた謎の男にも徹底しているの素晴らしかったですね。

しかしお父さんはなかなか鬼畜なルール作りますね。株価は大丈夫かミツオカ製薬。

そして最後の「ノレンはやれんお前は少しマニアックすぎる」は全くもってその通りで笑いました。遠慮なく吹っ飛ばしていいなと思いました。

 

夜桜さんち

四怨姉ちゃん裸にダウンだと……エッチすぎんだろう……

しかも体温充電だから裸なんだよとしっかりとルール付けしてきたのも良かったです。四怨姉ちゃんのズレっぷりを的確に表していました。

嫌五くんの言っていた「親戚王」は自分もそれに近いものを目指しているので共感できました。姪っ子甥っ子は可愛いですよね。

そしてラストで二刃姉ちゃんに極められている凶一郎兄さん笑いました。変態度アップしてます?

 

SAKAMOTO

クマノミさん謎の力を使う。鹿島さんが戦力アップを素直に喜ばずに「胸騒ぎは……」と言っているの気になりますね。現時点でも結構いろいろな勢力入り乱れていますが、更なる混沌あるかもしれません。

そして坂本さんたちタイに着いたら、平助くんとオーダーの豹さんが一緒になるの意外な展開でした。ある意味一番死にそうなオーダーでしたが豹さん(個人の感想です)、生き残って楽しいキャラクター見せてくれそうで期待です。

 

鵺の陰陽師

なんてスピード感とテンポ感だ!めっちゃくちゃ面白かったぜ!

特に膳野くんをはじめとしたモブクラスメイトや、腕相撲きたムキムキ達のリアクションがめっちゃ優秀でした。

他にも事態をかき回すだけかき回し最後に回収までする偉大な鵺さん、『ドリトライ』『人造人間100』に続いてジャンプ3週連続の片腕肥大を見せてくれた生徒会長(しかし腕相撲は右腕やる紳士)、距離感分かってない周防先輩、みんなみんな面白かったです。

その中で今まで主人公として影が薄い印象だった学郎くんもかなりの魅力とヒーロー性が出てきましたし、この漫画完全に化けたと思いました。来週以降もすごい楽しみです。

 

(Cカラー)あかね噺

嘉一さん全体的に高得点。ライバルとしての格だけでなく「自分が幸せにならなきゃ家族を幸せにできない」と、芯の部分であかねちゃんの目指すお父さんとの対比を見せてきたのも良かったです。

また、ひかるさんの情念も素晴らしかった。「あの日あなたの眼中にすら入らなかった自分を見ろ、そして勝つ、そのために落語家になったのだから」という芯を見せてきてくれたので、その実力が楽しみです。

そしてこれらの別軸の芯を持ったライバル相手に、あかねちゃんがそれ以上のものをどう見せつけてくれるのかも期待です。

 

ウィッチウォッチ

絶好の告白日和。モイくんとニコちゃんがちゃんとくっついて欲しいと思う気持ちと、フランちゃんが面白半分にや音夢ちゃんがケイゴくん関連でやきもきして乱入してかき乱して欲しい気持ちの両方あります。どっちも叶えてくれる展開だったら嬉しいです。

そして、今週はカンちゃんがカッコ良かった。普段はギャグキャラですが、こういう時はとても頼りになる親友・兄貴分キャラだと思いました。

 

ロボコ

動物にとっての幸せ、人間との生活に適応したものを無理やり野生に返すのも違うと思いますし、色々と考えさせられる話でした。

一応自分の家でも歴代で何匹も犬や猫を飼っていたことはありますが、みんな幸せだったと思うし、自分もたくさん笑顔を貰えたので大切な思い出です。

 

ドリトライ

生野くんの右腕肥大エピソード「そうはならんやろ!」「なっとるやろがい!」で、面白かったです。その後の肩を外して射程を伸ばす技(相当な痛みに耐えている)といい、青空くん自慢の心の強さを生野くんも持っているという描写だと思うので、これを越える覚悟をどう青空くんが見せてくるかは楽しみです。

 

ブラッククローバー

倒したと思ったら、ルシウスさん一杯出てきた!

これは間違いなく絶望、劇場版ドラゴンボールで何百体ともいえる「メタルクウラ」を思い出させる絶望でした(こっちもルシウスさん千体くらいいても良かったですが)。

これはオリジナルもしくは統括ルシウルさん的なものを倒せば全員消えるのでしょうか。それともアスタくんが戻ってきたら何体もまとめて全員ぶっとばす展開でしょうか、気になります。

 

(Cカラー)一ノ瀬家

翼くんが寝てしまうのはお母さんがご飯に睡眠薬を混ぜているからだった。

家族それぞれに隠したいことがあり、でも家族がバラバラになることが避けたい(特に翼くんに知られたくない)という思惑があり、特に打ち合わせしているわけでもない連係プレイとなって事態を複雑にしている感じでしょうか。推理のためにも、早く次の情報欲しいですね。

 

逃げ上手

楠木さん天才的策と練り上げられた個の武で尊氏さんを追い詰める。

けれど「そんな人間的極地では底は見通せない」という迫力が尊氏さんにはありますね。立ち方がもう人間のそれではない感じが実に幽鬼のような恐ろしさを携えていて震えました。

来週は楠木さん死亡でしょうが、その死に様がどうなるかはしっかり見届けたいと思います。

 

暗号学園

沼田場さんは東洲斎さんの義妹だった。「えええええ!!!」とめっちゃ驚きました。包帯キャラがヒロインの姉妹だなんて、西尾先生の前の連載『めだかボックス』を読んでいたはずなのに全く予想していなかったぜ。やられた!

そして全ての情報を握っている潜入捜査員への対応も鮮やかでした。沼田場さんが一人称を変えて出題してきたことも見事なパスになっていて、ちゃんと彼女のおかげで勝利したと感じられるのも良かったです。

そして頚梨さん、ここまで情報漏らし過ぎるキャラを印象付けてヘイト溜めてきたのが最終的にどうなるか楽しみです。『男塾』なら先週の相手も今週の相手も頼りになる味方に今後なってくれそうですが、今の気持ち的には「頚梨さんてめーは駄目だ!」です。

 

アンデラ

ファンさん「なぜ俺がおしめをかえねばならん!」と怒ったり、大会ルール無視して死合いにきたり、本当にファンキーでテンション高くて面白かったです。

そしてシェンさん登場。会うやいなや前ループでシェンさんがぶっ殺された技を風子ちゃんと二人で切り抜けるという絆と成長の展開ぶっこんできたのは見事でした。気持ちいい。

シェンさんをどう鍛えるのか、そして彼がなぜ急にファンさんと闘う決意をしたのかも気になるので、次週の展開楽しみです。

 

(読切)メグを見てあげる

「振り向いた瞬間気づくだろ!」はこの作品においては無粋なツッコミですね。

むしろ冒頭から着ているメグちゃんの服が自作なのかなんなのかずっと気になっていたのですが、そこにツッコまれない事が意外でした。この服を揃えている時点でもう中二病ダダ漏れで普通の生活は無理でしょ絶対(笑)

あと、個人的にはここまで力が強いなら、能力の使い方をちゃんと教えてあげた方がいい気がしました。

 

テンマクキネマ

雪尾さんいけ好かない野郎かと思いきや、バンダナ巻くだけでちゃんと有能そうな映画監督になるギャップ良かったです。

ただこの作品内作品はサスペンスなのか人間ドラマなのか、いまいち面白くなさそうなのは気になりました(笑)

大人の世界、プロの仕事場で同級生が頑張っている姿に改めて色々考える新市くん、ここから何を仕入れていくのかな?

 

マッシュル

イノセントゼロさん、あらゆる時間軸でもマッシュくんに負けていた。たぶん彼が観測できていない要素『扉の人』とかがポイントな気がします。あいつ死んでも復活させてくるし。

次号クライマックスセンタカラーということは最終回でしょうか。後日談たっぷり見たいので期待しています。

 

人造人間100

腕の移植手術はモートセーフでもできるんだ。神経を繋げたり他人の肉体を移植して動かせるまでにするのは現代医学でも無理難題でしょうが、それこそ人造人間の核が成せる奇跡なのでしょうね。

思ったよりも100さんが責められることはなかったの意外でしたが、絢子さんの裏切りで、あしびくんとしても組織としてもそれどころではないとしてくるのは、気持ちのうえではスムーズでした。