yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 14号(おかえり『ルリドラゴン』号)感想

今週のアンケート  1位:ワンピース  2位: グググ 3位:超条先輩

 

(巻頭カラー)あかね噺

カラー扉絵は黒を基調とした礼服の装いの面々。めちゃくちゃカッコ良く極まった絵で拍手でした。

本編はあかねちゃん落語ユニヴァースの世界に入った結果、客席や師匠方に好評も戻ってこれなくなる。

あかねちゃん覚醒の気持ちの良さはしっかりと、しかしそれが前座という立場では仇になりそうになる展開は、面白い緊張感の出し方でした。自分は戻ってきてくれると信じていますが、そのきっかけは何になるかは(お父さんの表情とかかな?)注目です。

 

キルアオ

殺し屋侵入。思ったよりも強硬手段で出てきたのは驚きましたし、シンくん何やってんだとは思いましたが彼はおしゃぶり取られていましたね。肝心な時に役に立たないですねw

あと意外にも獅童くんは殺し屋組織の事は知らなかったみたいで、映像をどうやって入手したかも含めてちょっと気になるところですね。

そして友達の皆のために躊躇なく銃を抜く大狼さんはカッコ良かったです。これぞ主人公という貫録ありました。

 

ワンピース

ベガパンクさんの世界中へのメッセージ発信まで後10分。世界中がその映像に注目している感じはとてもワクワクするものがありました。「世界一頭が切れると聞いていたがあんなに」とかの市民の反応や、モルガンズさんがすぐに記録映像と見破る格の高さも良かったです。

そしてルフィがサターン聖と黄猿さんをペラペラにしたのには笑いましたが、その後戻ってきて反撃してきたサターン聖は敵ながら流石だなと思いました。一方おそらく親友を殺した事も影響してか折れてしまっている黄猿さんの哀愁よ……。

最後の4つの黒いイナズマは、五老星が集う前振りのようで物凄いビックリしました。全く予想していなかった。尾田先生は毎回俺たちの想像を越えた展開を描いてくれるから恐ろしいぜ!

 

(Cカラー)ロボコ

1日警察署長ロボコ。「ロボコのプロマイドも入ってます」「これプロマイドかな?(どう見ても指名手配犯のビラ)」の場面と「所長ご決断を」「えっ」の場面のギャグが面白かったです。

爆発オチはガチゴリラ可哀相……と思いましたが、ガチゴリラなら100%無事だし笑って許してくれそうなので無問題ですね。

 

アオのハコ

扉絵は可愛い笑顔の雛ちゃん。最近影が薄いですが、菖蒲ちゃん匡くん関連の話でまた一線に戻ってきて欲しいなと思っております。

そして大喜くんと針生先輩の試合は大喜くんが一歩リードする。苦しい場面で笑える針生先輩は強いなという印象が強い回でした。

個人的には試合の結果よりもそれを受けての千夏先輩のリアクションに一番興味があるので、そこに注目しております。

 

呪術廻戦

宿儺さんはまだ本気を出していなかった。真希さんと対峙しながらの冷静な分析や「今のところ問題ないな」という台詞がハッタリとは思えないことから、余裕があるのは見て取れたのでそれほど意外な展開ではなかったです。

とはいえ高専側にもう打てる手はほとんど無いと思うので、ここからどう宿儺さんを攻略するかは読めないですね。虎杖くんの変形したのは手だけではなくて実は全身変態できるんだとか、実は野薔薇ちゃんサイボーグ化して生きていたのだ位しか思いつかないですが果たして。

 

超条先輩

新キャラのローボくんが超巡アンチのクラウドファンディングで生まれたの笑った。それに対する「こんな澄んだ目ェして産湯ドス黒いな」も最高でしたw

他にも「ハイオクとアンパンダッシュな」「浸して食べんの?」とか「治安とか魔もいりたくて」「守る側に回るにはショルダーパーツが鋭利すぎるだろ」とか、沼先生特有の掛け合いがとても面白かったです。

直ちゃんの明るさが珍宿交番に平和をもたらしているんだな~とほっこりする回でした(屋久杉の如き強さに目を反らしつつ)。

 

SAKAMOTO

ハルマさんの言っている事マジで分からない……とはいえ枷をはめて闘ってくれるのはシンくんにとってもチャンスなので、上から目線の相手を見返して欲しいですね。

水辺での相撲はおそらく電気ショックを狙っているのでしょうが、それ以外にも何かありそうなので期待です。あとハルマさんはシンくんに見覚えあるみたいな発言もしていたのでそれも気になります。

 

(Cカラー)カグラバチ

カラー扉絵は金魚の中のチヒロくん。前回のカラーの時でもあった主線を引かないカラーは雰囲気いいなと思いました。

本編は当主さん手の内を晒す。自分はハッタリがかなり多い(死ぬと中のもの消滅と蔵の商品を自由に絞め殺せるのは嘘だと思う)と考えていますが、それ含めてチヒロくん達の本質を見抜いて交渉してくるのは格の高さを感じました。

いったん仕切り直して思わせておいての親衛隊登場も良かったです。ただ負ける気は全くしないので、妖刀の力を見せつけて当主さんビビらせて欲しいなと思っています。

 

アネモネ

アネモネさん少しデレた?

超パワーでなんとかなったけど、普通に水中に飛び込んで化け物を倒そうとする鉢植くんは狂っているなと思いました。全然冷静に考えた末の対応ではないぞw

地下シェルターの扉の奥を見て驚いた瞬間に後ろから謎の獣という引きは良かったです。前門でも後門でも虎と狼以上の衝撃を期待しています。

 

ウィッチウォッチ

不思議の国のアリス×ニコちゃんという圧倒的に可愛い回になるかと思いきやの混沌展開に笑いました。

ニコちゃんが実際に入った場面を描くだけでなくその後に絵本として読み聞かせがある展開は、前もこの手法を使ったとき同様に面白かったです。カオス展開には客観的なツッコミとリアクションが欠かせないですね。

 

アンデラ

「否定能力は先代の否定者が後継を選んでいる」件、よくよく考えると「こんな厄介なもの押し付けやがって」感が出るので今まで一身にヘイトを溜めてきた神への憎悪が揺らぎそうでしたが、システムを作ったのは神ですしタイミングも神が選んでいると思われるので、まだまだ大丈夫でした。

トップくんの十二単衣は事前に用意していたものでしょうか。十二単衣と言えば平安大河ドラマ『光る君へ』、トップくんマックススピードで光になれ!

あと地味にジュリアちゃんも魂の鎖を認識しているのが「天才か!」と思いました。

 

夜桜さんち

ひふみちゃんと凶一郎兄さん手を繋げるようになる。最初普通に嫌がられているところで胸が痛かったので、個人的にとても嬉しい展開でした。凶一郎兄さんを護る役目は太陽くんの役割だと思っていたけどひふみちゃんだったんだな~(しみじみ)。

そして二人が完全に仲良くなった証拠としてアルファくんの事で一緒に慌てふためくのは笑った。これはこれで面白いですが、本当に零さんの心臓はいいんですか?

 

逃げ上手

吹雪くんがもう戻れなくなってしまっている事を、表情ひとつ一枚絵だけで説得力を持たせてくれる漫画力は流石松井先生だなと思いました。時行くんを殺すものとして相応しい格を持っていたと感じました。

そして死後の世界……と見せかけてのジェットスキー頭輪っかありの頼重さんは驚きました。この現人神、死んでもめちゃくちゃだなと笑顔になれました。

ここから一気に時代が飛びそうな気もしますが果たして。

 

鵺の陰陽師

「勝手に強くなってんじゃねーよ」という四衲ちゃん良いデレでした。もっと兄妹イチャイチャして欲しくはありましたが、まだまだ緊急事態なのでそれは後日期待です。

そして狂骨さんはレベル4の幻妖3体を相手にしても全く引かず。代葉ちゃんと連携がしっかりしているのはパートナー感があって良かったです。

夜行さんが出てきて頼みの狂骨さんは潰されてピンチ展開ですが、後を託された学郎くんという流れは熱いので、一矢報いて欲しいなと思います。

 

グググ

先週に引き続きカラッとした性格の藤堂さんが光のゴルファーで眩しかったです。「初めてスコアに名前がついたじゃん!」とダブルボギーを喜んでくれる女子、好きにならないわけがないでしょう!

そして珀くんが真摯にゴルフに向き合っているのも相変わらず好印象でした。とても雰囲気いいと思います。

一方王賀ちゃんは何故かちょっと曇っているので(留学を意識して気持ちは入りすぎている?)、オリバーくんが挑発している意図は気になります。

あとオリバーくんのいうご褒美は気になりますね。クラブでもくれるのかな?

 

魔々勇々

コルレオくんエヴァンさんみたいな紋章術も使えるようになって超絶パワーアップ!

これは読者もグリシャさんの頭の上のエンドさんも興奮する展開ですね。

主人公を敵の大ボスの元へ送り届けるために奮戦する仲間たち……とても熱いシチュエーションではありますが、何というか物語のクライマックス感が凄かったです。どうなるんだ……?

 

累々戦記

お兄さんは異界の意志の元に二つの世界を累ねることを目的とした人達だった。現界術の事とか世界観的にかなり魅力的だなと感じたので、むしろこの展開や設定を最初から開示して欲しかったなと思える内容で面白かったです。

褐色女子高生はエロいし、元剝離師の人が言う「小羊を率いる虎や狼」と称された組織の上の方っぽい人達もインパクトのある登場をしてくれたので、盛り上がってきました。

朝風くんは死ぬな……一般人だから話のスケール拡大に付いていけないかもしれませんが、だからこそ流れを変える存在になって欲しいと思います。

 

ツーオン

空さんペア転向で日本中からパートナー候補の女性が集まってくる。今週は2人だけの紹介でしたが、ブラック企業ちゃんを越えるヤベエ奴らがどんどん参戦してくることを楽しみにしています。

そして隼馬くん達はお互いの世界で勝負しようと指切りを交わす。う~ん、ラブラブだ。この対決は「ラブラブパワーVSドロドロパワー」の様相になりそうなので期待です。

 

(連載再開)ルリドラゴン

ルリちゃんの「周りは気にしないでいてくれるけど私が気にしないわけにはいかな」は、その通りだなと頷きました。優しい世界でも悩みはある、理不尽に無視してくるクラスメイトにショックを受けたりもするなど、この漫画は実に等身大の高校生の物語であると改めて思いました。

あとバスの中で唇を噛んでいるルリちゃんのコマ、可哀相可愛くて良かったです。