yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 18号 感想

今週のアンケート 1位:SAKAMOTO 2位:イチゴーキ 3位:アンデラ

 

 

(巻頭カラー)マッシュル

カラー扉絵は主要なキャラクターと世界観の事が分かる風景というド王道な構図ですが、この漫画では珍しい感じでじた。

本編はオチョアさんに覚醒の兆し。個人的には「無能な味方」としてあくまでもイノセントゼロさん側にたって彼の行動を妨害して欲しかったですが、心を入れ替えて覚醒するならそれもありだと思っています。

あと「ワニの着ぐるみをきて自信を持ちなさい」の師匠の意図がマジで分からないのですが、「あらゆるものに噛みつける男になれ」みたいなメッセージなのかな?

 

アンデラ

ニコさん幽体離脱でディスクの危機から逃れる。この一連の流れでディスクの始末にリメンバー発掘まで一気に片づけていて笑ってしまいました。素晴らしいテンポです。

そして、ビリーさん早くも不公平使いこなしていて凄いですね。先週気にしていた「不運がコピーできるのか」問題はそのうち回答を示してくれると思うので、そちらも楽しみです。

 

呪術廻戦

宿儺さん愛を知っていた!

アーニャみたいな煽り顔ですが、実際に知っているからこそ来栖さんの隙も付けたと思います。「呪い」と「愛」は紙一重の感情ですが(実は宿儺さんは「愛の王」だった!?)、しかし彼に明確な「愛」を教えた存在がいるとしたら気になりますね。

そして十種影法術、改めて便利な術式だなと思いました。万さんの本物の愛の形、おそらく領域展開も気になりますし、それをどう宿儺さんが捌くのかも注目です。

 

(Cカラー)SAKAMOTO

カラー扉絵はアーティストのWurtSさんとのコラボ。楽曲「BORDER」のPV見ましたが、虎丸ちゃんの妄想坂本千手観音が印象的な使われ方して笑いました。

そして本編はアクション格好良すぎて口角上がりまくりのビックスマイルになってしまいました。特にリオンさん、世界一カッコイイタバコの火のつけ方でしょ、それ!

南雲さんの子どもを守る献身ぶり、坂本さんの車のドアを開けてすり抜けるアクション、バイクテクニックがとにかく極まっているリオンさんと、全員「惚れてしまうやろう!」という究極のカッコ良さで大満足でした。

 

逃げ上手

三浦兄さん、鎌倉取りの合戦では強さを見せつけてくれたキャラだっただけに、一瞬で片腕にされてしまったのは驚きがありました。壺の中で息絶えていたのは史実なのでしょうが、一見すると情けなさそうな歴史エピソードとは違って、立派な最後として描かれているの凄い良かったです。

それにしても先週の名越さんといい、どんどん人が死んでいきますね。暫くはお辛い展開が続きそうなので、心を強く持っておこうと思います。

 

あかね噺

嘉一さん一生さんの弟子だった。実力者であることは期待どおりでしたが、それ以外の因縁が生まれてきたのも面白いですね(だから名前が嘉”一”さんなんだね)。

そしてひかるさん、2日目にサプライズ登場かと予想していたら、1日目から出てきたのは虚をつかれました。それとも「あの人気声優が落語家転身!」というニュースだけ引っ提げて「明日は私が出ますみんな見に来てね」と宣伝しにきただけとかでしょうか。気になります。

 

(Cカラー)(読切)フォローミー、ゴースト

怨念をSNSの「いいね」で退治するというギミックはとても面白かったです。

現実世界でも承認欲求は一般人には刺激が強すぎますし玄人でも囚われて生活を壊してしまう人は沢山なので、それを霊的なものとして無理矢理形あるものにして祓ってしまうというのは、ある意味でとても理にかなった解決方法だなとすら感じました。

一方でこの世界観だと、インフルエンサーはみんな除霊師つけていないと大変だなと思いました。来るか、大陰陽師時代が(笑)

 

ヒーローアカデミア

心操くんは完全に洗脳していたわけではなく、セーフティとしてマキアさんの怒りの矛先をオールフォーワンさんに向けているだけだった。これはこれでヴィランのやり方ですが、オールフォーワンさんの自業自得な面も強いのでヨシですね。

「各国から終わったと言われようが、まだ闘っている、終わっていない」という言葉は、今の世界情勢だとよりリアル実感を込めて伝わってきました。

 

(Cカラー)一ノ瀬家

翔さん痛々しい……。気持ちは分からなくもないですが、あまりにも駄目すぎてしんどかったです。イジメは生ごみで中和されていた分、今までで一番見ていてしんどかったかもしれない。

あと、包帯の方に目がいっていたのであんまり前まで意識してなかったのですが、翼くんのアホ毛凄いですね。身長20センチくらい欺けそうな巨大なアホ毛、親子三人のカットの時はちょっと笑ってしまいました。まずは髪を切れ、翼くん。

 

ウィッチウォッチ

2週連続フランちゃん回は俺得でした。感覚がバグっているところもなんかも含めて彼女の可愛さと魅力がさらに深掘りされて良かったです。

あと予想以上にミハルくんと似た者同士感、絡んだ際のシナジーがあって良かったです。ジギルくんも振り回される相手が2人になって、より不憫属性が顕著になっているのは美味しいと思いました。

 

アオのハコ

千夏先輩と夢佳さんは無事に仲直り。理想的展開ですが、元々二人に取り返しがつかないほどの大きな断絶はないし、大喜くんが頑張って作ったきっかけだし、クリスマスだしいいじゃんと納得できました。

ニーハイじゃなかった夢佳さんの彼氏は少し寂しそうですが、みんなのクリスマス展開楽しみです(大喜くんと千夏先輩以外も描いてくれ三浦先生!)。

そして菖蒲サンタは青春に舞い降りた天使!

匡くんがだいぶ彼女を意識している感じは伝わってきますが、フラグがたつのでしょうか、気になります。

 

ロボコ

アルファートの凄さを全部自分の手柄にするロボコ笑った。後日失格とはいえ、それを知らない世間一般ではOMグランプリでロボコが世界2位だと思われているの面白いですね。

そして新キャラのライラちゃん、純粋すぎて可愛いいの良かったです。ロボコの昔からの友達キャラ(現在もラインで連絡とりあう仲)という珍しい属性持ちなので、発展させがいありそうだなと思いました。

 

暗号学園

テーブルで向かい合う4人の見開きカッコイイ!!

正直手札の暗号を解いていないので役があるかどうか不明なぶん、情報量から伝わってくる面白さは半減している感じもありますが、それを絵そのもののパワーと、最弱いろは君ハッタリ展開でリカバリーしているので十分面白いです。

展開も匿名希望さんがいかにズルをしてくるか、誰が犠牲になって誰がどう打ち破り、誰が最終的に兵長になるのか楽しみです。個人としては東洲斎さんと予想していおきます。

 

ブラッククローバー

ユノくん”空想の星楽園”という敵を弱くし味方を強くする、おまけに時間魔法も効かないというチート空間を生み出す。もうお前が魔法帝でいいよ……となる大魔法ですが、アスタくんはもっと凄くなって帰ってくるのでしょうか?

しかし国民の人気はユノくんに集中しそうでもあるので、アスタ君魔法帝への道は険しいぜ。

 

夜桜さんち

えっ、アルファくんとひふみちゃんに他の家族の事を話していないのっ!

アルファくんとひふみちゃんの強さ以上にそっちの情報に驚きました。凶一郎さんはともかく、他の家族とは交流あると思っていたので意外でした。子どもたちに隠すことに修行としての意味があったのでしょうか?

まあそれは追々分かるものとして、今は5年後太陽くんの実力お披露目は期待しています。

 

イチゴーキ

刑務所に4年いたで吹いた。本当にキンタマ捜索編の作中時間が、学校で青春していた時間を越えてしまったのは大爆笑でした。

暗い未来の話よりもアメリカ観光地の自撮りを優先する展開も面白かったですし、本当に高速で動きキンタマって何だよと思っていたので、最後に言及してくれたのも良かったです。

3つ目は更にハードル上がりましたが、この漫画なら軽くとび越えてくれると思うので楽しみです。

 

人造人間100

モーとセーフの人たちは人造人間99の核に触れることで身体能力の底上げができていた。これ定期的に触れないとだんだん出力落ちていきそうですね。

そしてこれ本当に肉体に副作用ありませんか、寿命とか削っていませんかとか等、色々疑問はあります。しかし名前がスパークルとカッコ良かったので、細かいことはヨシです。

そして新キャラの二人はどちらも可愛いので期待です。楽しい修行になりそうだぜ!

 

ギンリュー

ギンカが今も存在していること、それこそがリューナちゃんとギンカに記憶のあるなしともまた違うしっかりとした繋がり、絆が残っている証拠だという展開は痺れました。

先週の展開だとバッドエンドで終わる気配もありましたが、今週で完全にその心配はなくなったので、この物語の行く末をしっかり見守っていきたいと思います。

 

(最終回)鬼嫁伝

ジンタくんが初めて笑った。

あんまり意識してなかったので「そういう奴だったのかっ!」とちょっと驚きでした。とはいえ、泳げないマナカちゃんを助けた1話と立場が入れ替わる形での告白最終回は綺麗な構成でとても良かったです。

この漫画、個人的には可愛いキャラ達がコマ内でわちゃわちゃしている感じがとても好きで、特に3人娘の関係性はもっと見たかったので連載終了はとても残念でした。

一方で連載前に期待していた仲間先生の個性としては、ビビットで独特な構図の見せ場でしたが、この作品ではあまり見られなかった印象でしたしバトルやラブコメや変な妖怪等色々な要素が詰め込まれていて、どれも光るものがあったと思いますが、逆にどれがメインなのか分からない感じは最後まであり、惜しい作品だったと思いました。

仲間先生の次回作に期待しています!