yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 35号 感想

今週のアンケート  1位:鵺の陰陽師  2位:  アスミカケル  3位:暗号学園

 

(巻頭カラー)SAKAMOTO

表紙の「日常は戦場だ」は同意ではありますが、サカモト世界での「日常は戦場だ」は物騒すぎて遠慮したいですね(笑)

本編はスラーさんのもう一人の人格はリオンさんだった。

候補の中にはありましたが先週のスラーさんの反応等から可能性が低いと思っていたので驚きでした。太った坂本さんを見て笑いだしたり京さんを一瞬でぶっ飛ばしたり、一気に場の雰囲気を支配したのが面白かったです。

しかし他人の人格を自分の中に作るって一体どうやってやったんでしょう。気になります。

 

アオのハコ

自分は好きな人にやってもらいたい事のわりと上位に耳掃除と髪の毛ドライヤーは位置しているので、今週の大喜くんは羨ましくてしょうがなかったです。

後半は心の中で「いいぞキスしろー!」と叫んでいたので、そこまでいかなかったのには涙しましたが、今後もこの二人の付き合いを見守っていきたいなと思える大喜くん誕生日イベントで良かったです。

プレゼントのスポーツソックスは大事な試合のときとかに履いて欲しいと思います。

 

あかね噺

あかねちゃん「憧れは理解からもっとも程遠い感情だよ」を乗り越えて親離れする。

今週で点数出るかと思いましたが引き延ばしましたし、メタ読みするなら来週の巻頭カラーでドドンと勝利発表、替わり目編の総括と新展開でしょうか。楽しみにしています。

 

(Cカラー)逃げ上手 

カラー扉絵は学園パロディ。雫ちゃんが可愛すぎて「惚れてしまうやろー!」でしたね。

本編は敬意を持って軍を束ねる顕家さんがカッコ良かったです。それは時行くんが語る通り登場初期からあったものですが、こうやって言葉にされることでそれが改めて分かるというのは気持ちいいもです。

斯波さんも次の策を練っている事に成長を感じますし、味方のどこかで見た事ある人達も楽しみです。

 

アスミカケル

一狼さんは最終的な結論としても「いけ好かない奴」ではありましたが、彼は彼で誰よりも祖父と共に歩めない無念さを感じでいたんだなという過去と、目的の為への清々しいまでの野心から、完全には嫌いになれませんでした。実力的にもこの漫画のラスボスとしての格がちゃんと担保された事も、とても良かったです。

あとは、ニ兎くんの為に泣いてくれた奈央さんもより好きになれましたし、「俺が強ければ……」と決意を新たにする二兎くんも更に応援したくなりました。

ここまで本当に素晴らしいプロローグでした。拍手です。

 

呪術廻戦

伏黒くんを体を乗っ取られているばかりか、魂の方でも無量空処の適応の肩代わりをさせられているとか、酷使されすぎて可哀相でした。

彼を救うためにも五条先生頑張れという気持ちと、弱っている今がチャンスだ全戦力突撃させて宿儺さんを滅ぼせという気持ちに自分は溢れています。

とはいえ宿儺さんは狡猾だから、他の襲撃者や五条先生に負けそうな時の保険も残してそうですが果たして。

 

(Cカラー)(読み切り)忍CHAOTIC

忍に陰陽師的役割を持たせて更にハイテク化した装備を持たせる設定面白かったです。それを使いこなす主人公も飄々とした格好良さがあって好きでした。

一方で妖怪や霊力のない彼自身強さの基準がイマイチ分かりづらい感じもありました。ハイテク装備は彼よりむしろ他の前線にたってる忍者が持ってるべきだと思いますし、やはり筋肉、筋肉が全てを解決したのでしょうか。

 

(Cカラー)鵺の陰陽師

カラー扉絵は鵺さんと学郎くん。まだオドオドしていますが、いつか彼自身がカッコイイ扉絵を飾れる時を期待しております。

本編は「外界に興味を持って良い方向に変わっていってる代葉さんを痛めつける藤乃家許せねえ……」と憤っていたところに学郎くんが「藤乃さんに勝って、そのあと彼女を守るんだ」という決意から覚醒する展開がめちゃくちゃ熱かったです。護るものがあるから強くなる、助ける事を躊躇わない、そんな学郎くんの主人公性にますます彼の事が好きになりました。

あとは狂骨さんが寝てる代葉さんに手を繋いでいてあげたりするお兄さんムーブや、覚醒した学郎くんにクラスメイトが「なんか一瞬で消えたよね」と言ったりしているところも良かったです。細かい所まで気の行き届いた演出をする素晴らしいマンガだぜ『鵺の陰陽師』。

 

キルアオ

天馬くんのギブアップは自分も肩透かし感があって少し残念でしたが、その後の部長に告白したり、大狼さんに「君が一番普通じゃないもん」と言ったり、平穏のために助けてくれたりしたムーブは、どれも好感度高くなる感じで良かったです。

あと師匠が「ユニコーンだかポップコーンだか知らねーがひき肉にしてやんよ」は意外すぎて大笑いしました。

 

夜桜さんち 

凶一郎兄さんが今週も素晴らしき教育叔父さんでした。見方によってはハードな展開をダンジョン探索風に解釈して楽しげにしてくれましたし(それをできるだけの強さもある)、七悪くんに対して駄々っ子な面も見せてくれたりとあざとくもありました。

Dr.もずさんはそんなに印象深いキャラではありませんが金級の裏切りは普通にショックだったので何か別の意図があって欲しいですが果たして。

 

アンデラ

漫画知識の学校生活しか知らないから、学校で浮きまくりの風子ちゃん凄い笑った。ジーナちゃんより圧倒的に目立って人気者になる展開面白かったです。「また私なにかやっちゃいましたか……」だ(笑)

あと「もう諦めた。やるからやめろ」ファンさんも良かったです。この人このままズルズルと仲間になりそうですね。

 

ロボコ

冒頭の海展開が「ズシ!!」のパロディやりたかっただけだろうという思い切りのよさと、無理矢理暴走状態を演出するロボコに笑いました。

新キャラの理央ちゃんは、ロボコと同タイプの属性キャラを本当にカワイイ子でやるのは反則だと思いました。この漫画で一番好きな女子はロボコなのに、理央ちゃん派に鞍替えしてしまいそうだ……。

 

ウィッチウォッチ

1ページでトキヨくんがいることから夢の中の攻撃だとは理解できたんですが、ギャグの楽しい雰囲気がいつもの『ウィッチウォッチ』で、その中から徐々にカンちゃんだけ外されていく展開は、下手なホラー話より背筋が寒くなる感覚ありました。

これを打破するには自己肯定感が大事そうですが、カンちゃんがどこからそれを取り戻すかは期待です。

 

アイスヘッド

今週も状況説明を欠かさない宿屋のおじさんの存在感が凄かったです。非力でも皆を見捨てない健気さで周りを奮起させる存在であり、もはやヒロインといっても過言ではありませんよ!

一方リッチのレライエ様はどう見ても小物なので、あとはどれだけ情けなくやられるかを期待しています。

 

暗号学園

濃姫さん強い。優雅さが底知れない怖さに繋がっていて非常に格が高いと感じられて素晴らしかったです。

柘榴口さん側も潔く負けを認めて「次は一対一で」と去っていくのも良かったです。強者同士の質の高いぶつかり合いでした。そしてこの展開と暗号を作った西尾先生は本当に凄まじいですね。

そしてラストの匿名希望さん捕虜展開はスピーディーでビックリしました。F組も強者のようで楽しみです。

 

(読み切り)NIN-JIN

作品紹介のページで盛大にネタバレしているのが少し残念でしたが、受賞作らしく勢いは素晴らしかったと思います。

ちゃんと読み切り化するなら、最終的に少女が笑顔になる作品になればいいなと思います。

 

一ノ瀬家

今の展開はこちらの踏み込まない家族の崩壊や再生を通して、再び一ノ瀬家に翼くんが向き合うパワーアップイベントといった感じでしょうか。

とはいえ修行パートはあまり長いとダレますし、(夏休みとはいえ)実家の方をずっと空けているのはマズイと思うので、翼くんの早めの奮起に期待です。

 

テンマクキネマ

椎野くんは女装で大活躍。かなりハマリ役だったので最終ページの新市くんを見て「両手に花だな…」という間違った感想を抱いてしまったぜ(笑)

姫希さんというか女の子が制服で線香花火をしているシーンは画になりますね。夏の青春の甘酸っぱさと儚さが詰まっていると思います。

 

ドリトライ

虹村さんヒロポン使用は予想できてましたが、尖った爪や木材の破片をぶっ刺そうとして殺しにくるのは完全に予想を越える暴れまわりっぷりだったのでテンション上がりました。

最初のページ回想での親父の相手ぶっ飛びすぎだろと思いましたが、最終的に青空くんが虹村さんを吹き飛ばすシーンがそれと重なる演出はとても良かったです。

 

人造人間100

あしびくんとNo.1さん対峙する。今週は最後の啖呵も含めてあしびくんが主人公していてグッドでした。

100さんは右手が焼けていて更に左手は炎を使えない状態ですが、その状態で勝つにはあしびくんとの連携が大事だと思うので注目です。