yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 47号(夜桜4周年太陽くん開花春来号)感想

今週のアンケート  1位:暗号学園  2位:鵺の陰陽師  3位:アンデラ

 

(巻頭カラー)夜桜さんち

カラー扉絵の夜桜家の輪、ちゃんと殺香ちゃんやアイさんも加わっていてほっこりしました。あとカラーで描かれると太陽君のシャツ脱ぎはエロスを醸し出してくるなと思いました。大人の色気だ。

本編は「悦びに変えられる」の龍さんの目がイッちゃっていて怖かったです。これにどうやって太陽君勝つんだろうなと思っていたら、開花の完成形『開花春来』お披露目にもっていく流れは熱くなれました。

そこに至った覚悟と技を持って、家族の形を龍さんに刻みつけて欲しいと思います。

 

SAKAMOTO

殺連幹部の武藤さんはいい意味でも悪い意味でも小物感が凄いですね。これは逆にしぶとく生き残りそうだと思いました。

そして坂本さん一派は一番年下の周くんが苦労しているの笑った。あとシンくんが連れていきたいのは勢羽兄さんかな。発明品も含めて頼りになりそうです。

 

ロボコ

SFバトル漫画のロボコが全コマコピペなのはじわじわと効いてくる感じで良かったです。

急に宇宙船が攻めてきたのは唐突過ぎてポカーンとなりましたが、果たしてこのシリーズはちゃんと終われるのでしょうか、注目です。

 

アオのハコ

横目で嫉妬の千夏先輩は目新しさがあって良いですね。更なる千夏先輩の新しい面を出して欲しいので、頑張れあかりちゃんと私は思っています(決して勝てるとは思っていない)。

先週であまりにも女性慣れしたイチャイチャを見せてくれた大喜さん(“くん”呼びはもう卒業か)ですから、晴人くんにもしっかり先輩としての威厳を見せて欲しいと思います。

 

カグラバチ

妖刀は現段階でもかなり便利そうな力ですが、妖術師さんが思い返す戦争描写を見るとレベルが違うなんてものじゃなかったようですね。「戦争を終わらせた刀」という情報に更にワクワクしてきました。

シャルちゃんは回復力が異常な特異体質だったんですね。だからといって遊びで壊したがる妖術師さん達には引きました。

そして見開きのを使っての大ゴマ描写はとても格好良かったです。迫力あるな。

 

(Cカラー)鵺の陰陽師

カラー扉絵は討伐隊隊長一堂。転んでいる古賀ちゃん先輩があまりにも愛おしいぜ。

本編は「OKカモン代葉ちゃん」のコマがあまりにも鵺の陰陽師らしくて大爆笑でした。一番奥で「えーっ師匠ー!?」と言っている周防先輩が特に良い味出してました。

全体的におちゃらけた雰囲気を出しつつ、ちゃんと鵺さんと隊長の間で駆け引きがありますし、『ビジネスギレ』という新たな概念(騒ぎを起こしつつそのキャラの格も下げない物語を進める為の新しい発想)を挟みつつ、学郎くんの善性で話が進む展開はとても良かったです。

隊長学郎くん爆誕なるか!?

 

ツーオンアイス

隼馬くんに正直にシングル男子の可能性を話して選択枝を奪わないという姿勢はとても良かったです。ペアを選ぶのは既定路線だとは思いますが、隼馬くんがどういう思考や過程を経てペアを選ぶかは興味があります。

あと将来、昔の男たっくんがペアに転向したときに綺更さんがどう反応するかはちょっと気になりました。寝取られ展開あるのかな?

 

ウィッチウォッチ

ニコちゃんモリヒトくんを助けるためにこれまでの時間を捧げる。

ある意味で先週予想していた「ニコちゃん黒魔法使いになっちゃうんじゃ」よりも遥かにエグい展開で驚きました。

どうなってしまうんだ『ウィッチウォッチ』……このままではギャグ回で笑えないぞ。続きがとても気になります。

 

キルアオ

平穏な学園生活など……なかった!!

殺し屋会議でちょっとシリアスになっていくかなとも思いましたが、シンくんが良い意味でバカだったので、コメディ方面に振り切っていってくれたの面白かったです。

本作はラブコメの波動をほとんど感じないラブコメ作品ですが、エイジ君を含めてちょっとでもラブの感じあると、なんか嬉しいです。

 

(金未来杯)(Cカラー)ZOOKEY!!

不死の能力、再生能力で闘う漫画と言うとどうしても『アンデラ』が先にきてしまうので目新しさは薄かったですが、敵味方どちらもちょっと陽気なキャラクターだったり、女の子に独特の可愛さがあったり、ちょっとオシャレな台詞回し等、この作者が考える「カッコイイ」が詰まっているような内容はとても面白かったです。

この方向性を極めていって欲しいですね。次回作が楽しみです。

 

個人的順位   1位:カンヴァステラ  2位:ZOOKEY  3位:ほうきの狩人   4位:部屋の一族

 

魔々勇々

エスカバくんはまだまだ手加減している雰囲気があるというか、「警備員を殺した」含めて嘘を付いているというか、これ事態がコルレオくんを強くするための演技のような感じがしますが果たして。

勇者エヴァンさんと魔王エンドさんが特別に強すぎたせいか、今の闘いは魔王勇者の闘いというより、勇者見習いと魔王見習いの闘いという印象です。

 

呪術廻戦

雑魚狩りケンジャクさん、端から見ていると何したいのか本当に意味不明なので迷惑だなと思いました。理由を知っても理解できるかは別ですが、今回の話はそもそもその事の確認でしたね。

そしてそんなケンジャクさんには高羽さんが当てられる。対宿儺さんに対して横槍を防ぎたい高専側としては最高の人選、カードだと思いました。

そして来週はこの対決で巻頭カラー、正気とは思えない采配で笑いました。とても楽しみです。

 

あかね噺

からしさんクレバーでしたね。丁でも勝利、ここでちょう朝さんがサイコロを入れ替えて半になっても勝利という展開でした。自分好みです。あねちゃんはバカですが確かに好感持てますしグッドでした。

そしてなんだかんだで泰全師匠も絡んできそうで、サクサク話が転がっていきそうなのは楽しみです。

 

アンデラ

風子ちゃんの手術100年の研鑽だった。それを言われたら納得するしかないですね。

そしてシックさんはコアを破壊されたわけではなく生きていた。更に隕石まで来る絶体絶命のピンに……満を持してアンディ登場。

めちゃくちゃ熱い展開でした。やっぱりこの2人ですよ、『アンデッドアンラック』はっ!

華麗な勝利と、終わった後のジーナちゃんの反応とかが楽しみです。

 

逃げ上手

見事な宣言で戦を締めた顕家さん、「背中の傷などむしろ誉ぞ」と言い切った泰家さん、思いを引き継ぎ覚悟を決めた上杉さん、時行くんの降伏文書をばら撒いき尊氏さんに屈辱を与えた後醍醐天皇、みんな傑物らしい動きをしていて「歴史物って面白い〜!」となりました。

これからますます時代が動乱していくでしょうが、どう物語が動いていくかは楽しみです。

 

暗号学園

夕方さんがイケ女子過ぎて、おじさんの私でも思わず心が乙女になって「キュン!」としてしまう格好良さでした。

ゲームルールのわかり易さも、それを使ってのクビナシさんの嫌らしさも、それを圧倒的実力で跳ね除ける夕方さんの凄みも、どれもが素晴らしくて唸るしかない回でした。暗号学園の中でも屈指の出来、ベストバトルと言っても過言ではないものだったと思います!

…あと地味にドラムを「うおおお〜」みたいな表情で叩いている縁ちゃん良かったです。思っていたより髪の毛の下は必死の表情だったんですね。

 

ヒーローアカデミア

爆豪くんオールマイトさん救出に成功!

彼単体の力ではなく、デクくんとの合せ技で加速、更に多くの人々の想いが風となって背中を押しての救出劇はドラマチックでした。

それにしても自信満々に「間に合わない」と断言した死柄木さんが小っ恥ずかしくなるような展開は「ザマァ感」があって良かったです。来週2人のオールフォーワンさんで喧嘩し始めるかもしれない。

 

一ノ瀬家

翔さんの「諦めないで、勝手に吹っ切れないで」の台詞が自分勝手過ぎて笑ってしまった。現実を一番諦めて頑張ってないのがあなたですよ(笑)

とにもかくにもなんとかみんな正気に戻ったようですが、お父さん浮気の件とお母さんが何かしたかもしれない件はスルーしないでちゃんと顛末語って欲しいなと思います。

 

アイスヘッド

扉絵の在りし日のヘッド達は良い一枚ですね。作中人物の情報補完に役立ちました。

本編は父親と相まみえるギルくん。その前のグレイテストさんもそうですが、哀しみを含んだ複雑な表情の描き方がとても上手くて伝わってくるものありました。

 

アスミカケル

太賀くんの歪んだ格闘技の思想は、ハズレのジムに当たってしまった故のものだった。こういった負の部分もまた格闘技界の現実であり、それを描きつつ太賀くんを完全に悪者にしない姿勢はさすがの川田先生のバランス力でした。

太賀くんはさっさとジム移籍しようぜ〜(お金の問題はプロレスラーの人なんとかしてくれ〜!)