yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2025年 04・05合併号(辻野ちゃん、恋が本物になった瞬間に敗北するのは負けヒロインとして格が高すぎるぜ号)感想

今週のアンケート  1位:鵺の陰陽師  2位:ワンピース  3位:夜桜さんち

 

(巻頭カラー)ワンピース

カラー扉絵は海を飛ぶフランキー将軍。ゴテゴテした重々しいメカの浮遊感がとてもカッコイイ!

本編はオハラの文献が全て残っていた事が分かった時のロビンの表情が素晴らしかったですね。学者たちの命を懸けた抵抗が消滅することなく受け継がれていたことに自分も泣けてきました。

一方エルバフは戦士の村ではなくなっていた。変わりゆく時代の必然とはいえ少し寂しい気持ちも分かる感じでした。それと巨人女性の胸の上に乗って転がるルフィは尾田先生の性癖を感じ取れて良かったです。

そして最後はシャンクスっぽい人が魔法陣から降臨! えっ、シャンクスって二人いるんですか!? 双子の兄弟とかでしょうか、気になります。

 

ウイッチウォッチ

大河さん死す。「出てきた当初は裏切り者の可能性があるなんて思っていてごめんなさい!」と謝りたくなるような散り様、生き様でした。

モイくんやカンちゃんのお父さんに「あんたたちの役目はこの先の時代のためにある」とい言葉もしっかりと彼等の胸に刻まれて、次世代に意志が繋がっていったんだなと思いました。

 

SAKAMOTO

坂本さんはシンくんの名札のGPSを追ってきていた。殺連監獄は意外と外からの襲撃には弱かったのでしょうか。これでまた坂本さん達の罪状が増えますね(トーレスさんは賞金が増えてニッコリかな?)。

そして過去編突入。意見を違える二人の感情を中心に追っていくならここで出会った頃の話が出てくるのはスムーズなので楽しみです。

 

アオのハコ

お義父さんはすっかり大喜くんに影響されていて笑った。タクシーから降りて走っていくなんて、どう考えても千夏先輩の印象の中での過去お義父さんではありえないですからね。

あと、やっぱり前の大喜くんと千夏先輩のやり取りは見ていたんですね。あえて何も言わなかったという事は、これはもう親公認ということで良さそうです。

あとは千夏先輩の試合の結果で、お義父さんがどんな反応するかは楽しみです。結婚を認めて欲しい(気が早い)。

 

しのびごと

トビさんちゃんとした実力者だった。最初にヨダカくんが押され気味になったのはマルチタスクが原因だったという事で、ニンニンポーズをとった彼の真の実力が楽しみです。

あとヨダカくんリスペクトを隠そうともしないウミネコさん好きです。

また、スマホも真っ二つにアオイちゃんに対してあとでどんな言い訳をするのか見物です。

 

カグラバチ

やっぱり空は覆われていたんだ!

てっきり一般人には見えていないもんだと思いましたがそうじゃないんですね。日本人の日常を崩さない能力は凄いなと思いました(妖術を使った戦争経験の歴史もあるのでしょうが)。

そして座村さんの娘の封印は綻んでいたのでチヒロ君たちは間一髪間に合う。チヒロ君達のせいで的にバレるという勇み足にならなくて、ほっと安堵しました。

 

シド・クラフト

ラブレターに見せかけた脅迫状で推理とラブコメとヒロイン同士の絡みを見せつつ、腹筋をするヒロインズのサービスシーンを入れてくるとは……筒井先生恐ろしい詰め込みの手腕だぜ……。

犯人が女性なら新たなヒロインかもしれないので、どんな展開になるかは本当に楽しみです。特にルルさんは積極的に絡んでヒロインとしての格をもっと上げて欲しいので期待しています。

 

(Cカラー)アンデラ

神であるサンよりも、産み落とされたソウルさんの方が「俺たちが理(ルール)だ」とある意味でこの世の全てを取り込んで敵対心バリバリで対抗してくるのがグッドでした。ルナさんの説明からも人間とUMA両者にとっての生存競争なのが分かるので熱くなるのも当然です。期待通りのナイスリアクションだ!

そしてそれを「愛は無限だ」ぶった斬ろうとするアンデットアンラック。構図が結婚式のケーキ入刀みたいなのがニヤニヤできて良かったです。

最高の盛り上がりと共に決着したので、あとはどんなエピローグが描かれるか期待です。たっぷりと尺をとってやって欲しいと思います。

 

あかね噺

過去を知ったあかねちゃんは悩むも、自分が「志ぐまの芸」を託された事を思い出して立ち直る。この芯の強さはあかねちゃんの魅力ですね。

そして志ぐま一門のみんなはいつか一門を復興することを目指してそれぞれの場所で力を蓄えることを決意する。

あかねちゃんはもちろんですがそれ以外のところ、特に全生師匠のもとにいった亨二兄さんがどうなるかは楽しみです。

 

ロボコ

芹澤結婚!?

山で美人の奥さんを拾ってみたいという宮崎先生の願望の表れでしょうか?

ロボコが常識的な目線で同級生たちにツッコんでいくのも面白かったですが、最後に「マリッジブルー」という曲を歌うロボコも普通に酷くて「普通にみんな同レベルだ」と笑いました。

でもまあ芹澤さんと奥さんが喜んでいるからいいか。世の中、十人十色の幸せがあるものです。

 

(Cカラー)(読切)サイボーグ0番

物事は先入観などに囚われたりせずに、しっかりと話し合いが大事だよという話。

個人的に言えば生み出した段階で「異次元生命体の現時点で分かっている生態的特徴をもとに、教育プログラムをもっとちゃんと組もうよ!」とか、「自由意志なんて奪って兵器として運用しようぜ」とか思ったりするので、だいぶ牧歌的な組織だと思いました。

とはいえ、お話としては「コミュニケーション」をテーマに描きたい事がしっかりしていたと思いますし、0号くんがワンコみたいで可愛かったので良かったです。

 

夜桜さんち

凶一郎が真っ正面から太陽くんを見据えて「六美を頼んだぞ」と言う……とても感慨深かったです。

ずっと認めてくれていた事は太陽くんも分かっていますし読者も分かっていましたが(ツンデレ具合を楽しんでいた)、ちゃんと言葉にして伝えてくれた事は「ああ、この二人の関係性で絶対に見たかった部分をやってくれたな」と満足度が高かったです。

背景でこれまで出てきたキャラクター達がわちゃわちゃやっているのも見応えありましたし、「桜の契り」はこの漫画の集大成となりそうなのでとても楽しみです。

 

キヨシくん

アカリちゃん鬼コーチとなる。それだけでもかなり面白かったですが、「また温泉こようね」の約束や、お兄さんへの「大切なパートナー」発言で、ヒロイン力がグッと高まったの良かったです。ついにこの漫画に正式なヒロインが爆誕や!

そして次はサカキさんとの本格修行開始。新たな必殺技とかができるかもしれないので期待です。

 

逃げ上手

俺も時行くんをこちょこちょしたい!(「されたい」ではない)……そう思えるシチュエーションが良かったです(笑)

親王に一時的にとはいえ恥を晒してもらっての策は面白かったですし、それでも時行くん達一行と親王や参加した武将たちが負け戦とは思えないくらい和気藹々としていたのがほっこりしました。

そして最後の奇襲で土岐さんは殺せるのか、注目です。

 

魔男のイチ

お互いの魔法が「デカーイ!説明不要!!」の大出力合戦でカッコイイ回でした。

今のところはイチくんの片思いというかウキウキなのがイチくんだけ、反世界の魔法さんは名乗ってくれないんだ……という寂しさがあったので、イチ君のウロロ特化氷鮫で考えを変えてくれたらなと思います。

 

ひまてん

「検討会する?」のヒマリちゃんが完全に恋する女の子で、掃除範囲が広がる事でどんどん好きになっているのも明白で、「思った事は口にする」で最終的に完オチしているの可愛かったです。「何も隠しきれてないし誤魔化しきれてないぞ!」と思いました(笑)

しかし林間学校が終わっての1話が丸々ひまりん回とは……。叶さんの霊圧が。消えた……!?

 

アストロ

横浜国際競技場にリングが出来てるー!!!

なんだかジャンプらしい天下一武道会トーナメントが始まりそうで「オラ、わくわくすっぞ!」です。

シカバくんの主張「ラブ&デス」は分かり易くて良かったですし、先週目をずっと閉じていたのが座頭市っぽいなと思っていたらしっかり仕込み刀だったのも期待通りで良かったです。

 

キルアオ

クラスメイトの皆さん、おもちゃでも常に刀を持っている存在はたぶん「正統派イケメン」ではないですよ(笑)

予想よりもぜんぜん実力者ではなかったので成長枠&大狼さんの大人としての一面を見せるキャラになる感じでしょうか。とりあえず見守りたいと思います。

 

鵺の陰陽師

辻野ちゃんは美しいまでの負けヒロインだ……。

学郎くんの「恐れないで真剣に返事を考えてみる」は遠回しの「ごめんね」発言なんですけど、それを辻野ちゃん自身も分かっているうえで、フラれる事が確定したその時に「いつか気持ちが消えてしまう」はずだった恋に恋する乙女だった自分が変化して本気で好きになった事に気が付いて涙するという展開が、本当に本当に切なかったですし、悶えましたし、ヒロインとしての美しい散り様で震えました。

そして藤野家、説明文でもしっかり補強されましたし、既に期待に違わぬ魔境っぷりを発揮していて楽しみです。洋七くんも実に分からせがいがありそうで期待です。

 

超条先輩

決闘者は生き様……自分はTCGプレイヤーではないですが、青春もサッカーに捧げた身としては多少理解ができる概念かなと思いました。一緒にサッカーすればプレイしている時は友達ですし、人生をサッカーに例えたりしますしね。

あと今週は「洗い切れよまだ汚いぞ、足」の直ちゃんのツッコミがキレていて良かったです。

 

白卓

いいディレクターっていうのは動物に好かれちまうだ……

赤嶺さんの格の上げ方が予想外過ぎましたが、これくらいぶっ飛んでいると普通に笑ってしまったのでアリでした。

そして能登さんはわざわざリアルオブジェを持ってきてプレゼンするのもまた予想外で、結果のためにサボらない姿勢はとても好感が持てました。人脈が化け物過ぎるのも戦慄しました(笑)