yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 08号(もっと濃いサングラスをかけてくるんだった黄猿さん号)感想

今週のアンケート  1位: ワンピース  2位:カグラバチ  3位:鵺の陰陽師

 

(巻頭カラー)アンデラ

表紙のスプラトゥーン的な色使い、そしてアンディ風子ちゃんの二人のピースを合わせて「4」を表現しているのとても雰囲気良いなと感じました。

本編は魂で上位十里を抑えるアンディの雄姿が描写される。魂で縛るってどういう事と思っていたら、けっこうガッツリ戦闘していたんだなと驚きでした。これをやりつつ平時は太陽の上で焼かれているアンディ、本当に苦労人ですね。

風子ちゃん早く到達してくれー!

 

夜桜さんち

猫耳の二さん思った以上に優しくいい人だった。こうなると旦さんがどういう経緯で彼女を作り出したのかは気になりますね。手足や駒に向いている性格でもなさそうですし、愛玩動物という訳でもないでしょうし、何かしらの役割があるとは思いますが果たして。

そして凶一郎兄さんマグマの中に置いてかれなくて良かったなと思いました。マグマの中でも追っかけてくる二刃姉さんも合わせて、とても面白いコマでした。

 

ワンピース

先週の引きからのくまさんパンチがきっちりサターン聖に当たったの「うおおおおおおお!!!」とテンション爆上がりでした。ちゃんと親子が会えて抱き合えた事にも涙する展開で、これぞ王道という感じで本当に面白かったです。

あと最後の「心が持たんか悲しい男じゃのう黄猿」「もっと濃いのをかけてくるんだったよサングラス」というやりとりは凄い渋い会話で染み入りました。どっちつかずの正義の哀しみよ……

 

(Cカラー)キルアオ

先週のノレンちゃんのギャグのような主張、思った以上に効いていたし更に大狼さんに脈が無いことに気が付いてギャル姫ちゃんが折れそうになる展開は予想外でした。

しかしそこでノレンちゃんが発破をかけてあげたのは、ヒロインとしての好感度上がるだけでなく、単純にスポーツ対決として清々しくて気持ち良い流れでした。来週はギャル姫ちゃんの本領発揮、そして最終的に爽やかな決着を期待です。

 

SAKAMOTO

殺しは「ゲーム」という楽さんと、殺しに必要なのは「嘘」という南雲さん。殺し合いに関しては南雲さんの方が本質を突いていると思いますし、色々な形態に変化する武器に仕込まれた透明な刃が決め手になるというのも、実に暗殺者らしくて説得力ありました。

そして今週もカッコいいアクション満載で痺れました、グッド!

 

ヒーローアカデミア

”崩壊”を最大級のスマッシュの風圧で止めるデクくん。それ自体は拍手ですがこの一撃を死柄木さんにぶち込めないのはやっぱりちょっと残念ですし、殺すのではなく救う事が目標な部分は「どうなるんだろう?」と相変わらず不安要素です。

そんな中で提案された「OFA」を手放す選択肢。最終的に「無個性でもヒーローになれますか?」が始まりのこの物語で、無個性デクくんが死柄木さんを倒す展開はあるかもとは思っていましたが、それはお互い満身創痍の殴り合いとかの中とかだと思っていたのでこのタイミングは驚きでした。作戦がすごい気になります!

 

アオのハコ

千夏先輩怪我でインターハイの夢散る。

夢佳さんとの決着もしっかりとつけられず、大喜くんとの約束も果たせないで終わってしまうなんて……しまうなんて……。

かなりショボーン(´・ω・`)となってしまいましたが、来週以降千夏先輩が、この漫画がどうなっていってしまうかは注目です。

 

呪術廻戦

宿儺さん一人で己のモヤモヤを言語化して納得する。虎杖くんとの殴り合いの末に気づくとかじゃなくて、自分で気づいちゃうのは流石「身の丈が大きすぎる存在」だと思いました。そしてその気づきの結果が「お前らの理想全部切り刻む」なの半端ねぇです。

あと、ラストの「リカちゃんドーン!」は迫力ありましたし、台詞が「誰に言ってンだ!」なのも強者感あって素晴らしかったです。

 

(Cカラー)(読み切り)姫様"拷問"の時間です

わりと変化球気味なお話。

自分のようなこの漫画の既読勢には番外編っぽくて良いなと感じましたが、キャラやその関係性を把握してない人にはよく分からなそうだなと思いました。

あと個人的にはムキムキコアラが投げるバナナのシーンが好きでした。夢と現実の境界線が曖昧になって変なシチュエーションなのに真剣に頑張ってしまうのって「あるある」だなとクスリときました。

 

鵺の陰陽師

四衲ちゃんと学郎くんが二人で作戦練っている扉絵でほのぼのしたり、恋人繋ぎのところで笑っていたりしていた前半からの、後半怒濤の緩急にしてやられました。

幻妖の目がズと出てからのホラー感、そして先週気になっていた「夜島拓郎」とう学郎君たちのお父さんの名前を聞いての四衲ちゃんの激昂、1話で感情がジェットコースターになるような展開で面白かったです。

一度は兵一さんの言葉や第6支部の皆の事を思い出して踏みとどまろうとするも、それでも復讐に飛び出した四衲ちゃんの気持ちはすごい伝わってきましたし、だからこそここで死なないでくれと祈っております。

 

累々戦記

仲良し3人組の他2人が仲良くやっているのに入れず、初めて会った人に「ありがとう」と言った瞬間蹴りを入れられる朝風くんの明日はどっちだ!

新キャラの人、涅森くんならともかく一般人の朝風くんを蹴ってきたのは流石に「マジかよ!剥離師組織ヤバくない?ヤクザなの?」と思いました。

涅森くんの「いやまず謝れよ」正論です。

 

ウィッチウォッチ

フランちゃん(本物)お目見えする。声がかわいい系なのがコンプレクスという漫画じゃ伝わりにくい内容でしたが、ちゃんと友情と多様性と自己実現の話になっていたので面白かったです。

フランちゃんがより好きになれる回でしたし、笑顔のミハルくんは破壊力が高いなと改めて思う回でもありました。

 

グググ

先週の懸念事項だった力くんが残ってくれたの良かったですし、それを実現させた王賀ちゃんパワー凄いなと思いました。

それにしても王賀ちゃんは、珀くんの目標であり、次のイベントへ場を回す存在でもあり、「教えない」と突っぱねながらも横で手本は見せてくれる優しさも見せてくれて、本当にヒロイン力が高いと思いました。

彼女を中心に回っていると言っても過言ではないと思いますこの漫画。そしてそれは今のところ正しいと私は思います。

 

(Cカラー)あかね噺

思っていた以上にちょう朝さんと泰全さんが共演することが大事だったり、志ぐまの芸とか、あかねちゃんの落語の進化とか色々注目ポイントありますが、個人的にお父さんが落語を見に来るという事実が今週は一番テンション上がりました。

『あかね噺』のタイトル回収になりそうな雰囲気はしていましたが、それに相応しい舞台が整ったという感じなので、朝がおさんの二つ目お披露目会ではありますが、あかねちゃんの活躍楽しみです。

 

逃げ上手

顕家軍頼りになる人ばかり……ではなさそうか?

特に宇都宮さんはすごい松井先生が苦労してキャラ付けしたんだなという感じでクスリとなりました。一方結城さんは衝撃の事実が本当に衝撃で「ヒエッ!」と震えました。

来週は土岐さんのこの世の者じゃねえっぷりを、どんな表現で示してくれるのかとても楽しみにしています。

 

ロボコ

カニオ、お前意外にも熱い男……いやロボットだったんだな……。

カニオがロボコに惚れているという情報は最初「マジかよ……」と思いましたが、ロボコは自分から見ても魅力的な女子(声と顔以外は)なので納得しましたし、これはこれでガチゴリラとライバル関係が築けそうで楽しみかなと思いました。

あと同窓会エピソードで20歳である事が判明してより天才性が増したモッコス博士は今週改めて凄いな思いました。

 

カグラバチ

先週の期待を越えた、まさに期待以上のバトルがきてくれてとても興奮しました。ケレン味溢れるキレッキレの高速バトルだけでなく、自分もけっこう大好物なバトル中で互いの精神が交錯し合う異空間の演出を挟むことによって、「静」と「動」が交互に入れ替わる感じが痺れましたし、より二人が互いを認め合い信念をぶつけ合っているのかが分かり易くなっているのが良かったです。

あと双城さんは「日頃の彼の実像なんか知りたくない」「俺はもう解釈したんだ」が、すごい厄介オタクっぷりを発揮していてより好きになれました。

それだけに最後はチヒロくんが勝ったのを喜ぶと同時に、双城さんの刀が折られて悲しかったです。合掌……。

 

暗号学園

いろはくんと東洲斎さんのバトルが第1話で使われた暗号課題で、二人の関係性の始まりであった「友達」をキーにして決着するというのはとても綺麗でしたし、最終決戦に相応しい終着だと思いました。暗号に対して暗号で答えるという、今までのルールを破っての決着を「革命」と評することにおいても、勝負の格をしっかりと上げるよい解説でした。

あと残っていることとすれば凍さんとの決着だと思うので、最後までしっかりと見届けたいと思います(ここまで覚悟して、じつは終わらなかったらどうしよう……)。

 

ツーオンアイス

空天雪さんめっちゃくちゃおもしれー男だった。

「僕が一人で闘っている間ずっと二人でキラキラしていたのか?」とか凄く意味分からない嫉妬&逆恨みで笑いました。

自分の思い通りにいかない事が許せないだけなら「傲慢」という解釈だけで成立するのですが、そこに気持ち悪い美学(しかしそれで彼は世界一まで登り詰めた)があることで、一気に引き込まれるキャラクター性を持ったと思いました。今後もこの男から目が離せないぜ!

 

アスミカケル

黒沼さん強い!場数を踏んでいるというのはどういう事なのかということが説得力を持って描かれているのは興味深かったです。

一方で二兎くんもコテンパンにやられた後に「全っ然、楽しくないですね」とインターバル中に軽口叩けるようになっているの成長を感じました。ここからの逆襲及び、二兎くんが兄とは違う形でどう明日見流をMMAに落とし込んでいるくるかも気になります。

 

魔々勇々

サブタイトルまさかおっぱいの事じゃないよな……と思ったら、やっぱりエリシアちゃんのおっぱい事で笑いました。

そしてロリ獣魔王はチョロかった!コルレオくんハーレムが加速していますね。

ペチペチするのが可愛いエンドさんご執心のエヴァンさん復活フラグも立って、色々な場面でラブが加速されていて面白いです。