yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 09号(連載21周年記念特別読切『アイシールド21』掲載)号 感想

今週のアンケート  1位:暗号学園   2位:暗号学園   3位:アイシールド21

 

 

(巻頭カラー)逃げ上手

巻頭カラーは豊穣宴の時行くん達。キノコで幻惑状態になっている玄蕃くん笑った。

そして本編は、五郎坊さん合掌……。ていうか土岐さんの闘い方人間爆撃が規格外すぎてこちらもポカーンとなってしまいました。しかもこれ「700騎で突撃して23騎まで減った」が史実としてあるわけで、そんな歴史もそれをこんな凄まじく解釈する松井先生も、どちらも恐ろしいものだと思いました。

来週はどうやってこの化け物土岐さんをみんなで倒すのか楽しみです。

 

ウィッチウォッチ

年上になった瞬間タメ口になるミハルくん笑った。

サンタクロースは自分にとってとても良い思い出なんですけど(起きたら枕元にプレゼントがあるというのはとても嬉しかった記憶)、情報が溢れている現代では難しい風習ですね。

モモチもネムちゃんも参戦してきて総力戦になっているのはほほ笑ましかったです。それだけ全力なイベントなんですよねクリスマスは。

 

ワンピース

「虫けらに相応しき愚の骨頂!」というサターン聖はちょっとヘイトが限界突破してきました。ここまで来たら逃げ切るとかだけでなく、ここで決着をつけて欲しいと願いますが果たして。

最後にエッグヘッドに迫ってきたのはちょっと前にこちらに向かってくる描写があった黒ひげ海賊団か、はたまたそれ以外か。自分は……ウルージさんを推したいと思いますっ!

 

(Cカラー)夜桜さんち

カラー扉絵は冬の風景。二刃姉ちゃんとひふみちゃんは伯母さんと姪っ子というよりは姉妹に見えますね。美しい光景です。

本編はひふみちゃん二さんを逃がす道を選ぶ。その行動動機も理由も理解できなくはないのですが、個人的感情としてはやっぱり二刃姉ちゃんのお母さんの心臓を敵側に持っていかせるのは抵抗がありました。来週は実は追跡装置をつけていたとか、気持ち的に納得できる展開だったらいいなと思います。

 

アオのハコ

千夏先輩をおぶって川原に連れていく大喜くん、素晴らしい彼氏ムーブだったと思います。こういう時にウジウジせずに、自分の考えうる優しさを適切なタイミングで出せる男に私はなりたかった……。

そして千夏先輩の泣き顔と「私のせいで負けちゃった」は胸が締め付けられました。決してそんな事はないのですが、そう思い込んでいる本人を説得する言葉を私は思いつかないので、大喜くんが次週どんな行動をするかは注目です。

 

ヒーローアカデミア

化物には化物をぶつけるんだよ……ではなく、個性に個性をぶつけて攻撃するという発想は、普段なら「いやいや御冗談を」ですが、スターさんの伏線なんかもあってしっかり納得できる作戦で「なるほど!」でした。

駆藤さんはこういう時でも冷静ながら思い切りが良くて、流石はオールフォーワンが一番憎んだ男だという貫録があって良かったです。

 

ロボコ

ロボコのこの歌を大ヒットに持っていけるJ・D・P(20歳)は凄すぎなのではなかろうか……。自分のやりたい事と実際の利益を両立しているプロデューサーの鑑みたいな存在で正直羨ましいなと思いました。

あとプロデューサーは作詞を褒めていますが、実はロボコ作曲の方が天才的なのかもしれませんね。実は歌詞の全然意味理解していなけど、耳ざわりが良くてつい聞いてしまう曲とかありますしね。

 

SAKAMOTO

南雲さん負ける!

先週では南雲さんの方が「殺し屋」としての格は上だと思ったので、まさかの「ぶっ殺しRTA」が決まって南雲さん敗北展開は予想外だったのでべらぼうに驚きました。

とはいえ、来週には「坂本くん、大丈夫フェイクだよ~」と軽々しく言う南雲さんが見たい……というか見せてくれと、南雲さん好きの私は願っています。

 

(Cカラー)((読切)アイシールド21

連載21周年記念特別読切。もうそんな前なのですね、自分も年をとったものです。

そんな昔懐かしい本作ですが、久しぶりに見てもめちゃくちゃ面白かったです。

セナとヒル魔というファンが見たかったお祭りでもありますし、そこに『AI最適解』というテーマを持ち込んで「頂きの先へ勇気だけでもがき続ける、それが人間だ!」という熱さ全開の主張を持ってくるのが最高過ぎました。

後はプレイヤーとしてセナ君の最後に立ちはだかってくるのが阿含というのも個人的には良かったです。色々なキャラが出ましたが、やっぱりセナ君の対となって一番の強敵は誰かと言われたらやはり阿含だと思うので、やられ方にも華があったと思いました(オイッ!)

 

あかね噺

落語連盟の会長は人間国宝だったんですね。予想以上に大事になっていて、朝顔さんは後の世に阿良川と落語連盟を繋いだ伝説の落語家とかにならないからしら(笑)

そして板挟みになった泰然さんがどうするかに関しては「あかねちゃんの高座を見ない」は理屈は納得できるが「セコォ!」となりました。とはいえ、そこはお父さんがなんとかしてくれそうなのでホッとしています。というか説得失敗したら二人してあかねちゃんの高座が二人とも見れないという事で、誰も幸せになれないぜ。

 

キルアオ

乙姫さん圧巻のパフォーマンス。先週の大狼さんの技を返して更にもう1個技を繰り出すのは格の違いを見せつける演出で良かったです。

そして逆転を狙うも失敗してしまったノレンちゃんは助けに来た大狼さんの首を締めだす意外な方向に。これはノレンちゃんも2重人格ということなのか(似た者同士ってそういう事?)、実は親の製薬会社に肉体改造とかされてます展開なのか、色々想像できて気になります。

 

(Cカラー)鵺の陰陽師

カラー扉絵は陰陽師状態で恋人繋ぎしている学郎くんと四衲ちゃん。本編でもこうやって闘う場面が来るのかな?

本編はめちゃくちゃシリアスで大ピンチなのに周防先輩周りはちょっとギャグ演出入っているのが実にこの漫画らしくて面白かったです。そこからの幻妖のデザイン変化の気持ち悪さのギャップも素晴らしかったです。 

そして最後の狂骨さん登場は「(ノ・ω・)ノ オオオオオ!」となりました。もちろん「これで万事解決!」とは思えませんが、死の危険がヤバい中での一筋の光明は素直に嬉しいものです。

 

グググ

王賀ちゃん夏休み後にいなくなる……?

個人的に「それはやめてくれ!」となっていますが、回避する手段が思いつかないので戦々恐々です。もしかしたら明かされてない家庭の事情とか、「国内3位で倒したい奴がいる」理論で残ってくれる可能性もありそうですが、果たして。

そして珀くんが「俺だって俺の人生で一番本気で生きてるんだぜ」と言って誠意として10万円出してくる展開は「そうくるか!」という意外性があってちゃんと驚けました。高校生の10万円は重いですからね。本気度がしっかり伝わってきました、

 

アンデラ

否定能力発現時の悲劇は防いだけど本人が不幸になっているというのはやるせないものがあったので、トップくん早く更生して欲しいなと思いました。とはいえ、蹴り壊せば止まれるのは使い勝手としては良くなったなと感じました。

あと、ジュリアちゃんが風子ちゃんを抱きしめたのは、ジュイスさんらしい優しさが垣間見えて笑顔になれました。そんな彼女の財布を盗んだ今ループトップくん許せねえ……

 

累々戦記

剥離師の組織の人、いきなり銃を突き付けてきたのは意外性あって良かったです。

ただ「やっぱり眼鏡もグルじゃねえか」の台詞にあるように、本当に確証あったわけでないのに一般人朝風くんを蹴っていたんだという事実は引きました。謝る事すらしていないのに、許してあげる涅森くんと朝風くんは寛大だぜ……

 

魔々勇々

エリシアちゃん今週も「たゆん」としていましたね(笑)

コルレオくんのサポートに献身的に徹する姿や、彼が見えていないところでしっかり「好き」と告白する所はヒロイン力が高かったです。

次の舞台は西パーシモットですが、正直北パーシモットや東や中央と比べて何か違いはあるのでしょうか。せっかくの舞台移動なのでそれらしい演出期待しています。

 

カグラバチ

双城さん最後まで「自分は理解したんだ」と信じて足掻いた執念は凄まじいなと思いましたし、そのうえでチヒロくんの言葉と力の暴走という結果により「全然理解できてない」を突き付けられて死ぬのは本当に哀れで、美しさすらあって鳥肌モノでした。

そして神奈備さん達の会合から、前の妖刀所有者の情報が出てきたのは「オオっ!」となりましたが、内部は六平擁護派とか派閥争いが複雑そうなので色々と裏切り者が出てきそうな展開かなと思いました。とりあえず、神奈備最高戦力、緋雪さんには期待しています。

 

ツーオン

「この手は綺更の命を守るために、この足は綺更と前人未到のその一歩を歩むために」のポエム力が高くてテンション上がりました。

手をつなぐことすら恥ずかしがっていた二人が、色々な経験を経て、無邪気に手を取り合って喜んでいる姿はほっこりできたのでとても良かったです。こんなベストカップルにどうやって空さんはチャチャを入れてくるのでしょうか、気になります。

 

暗号学園

A組メンバーの裏設定を全開示。真蟲犇さんの素顔とか見ると、もっともっと連載続けて描きたいことがあったんだろうなというのが伝わってきて、ちょっと寂しい気持ちになりました。またその中でも、背景が分からない匿名希望さんは、最後まで凄いキャラだったんだなと感じました。

そして、凍さんとのラスト問答は握手で終了。自分は『沈黙の艦隊』という作品の「(人と人が手を取り合うのには)不完全なYesで充分なのだ」とう台詞が好きなので、主義主張背景が異なっても夢を語り手を取り合う事から始めて行こうという決着はとても良かったです。文句の付け所はありません。残ったエピローグ(あと何話あるか分かりませんが)を噛みしめたいと思います。

 

アスミカケル

二兎くんの試したいことは肘打ちだった。今回の「玄斧」といい明日見流のネーミングセンスは良いですね。めちゃくちゃ必殺技っぽい雰囲気が出ています。

そして次号決着か。お兄さんもお忍びで見に来ているっぽいですし、大いに喜んでくれたらこっちも嬉しいです。あと國崎さんとか、オコメちゃんなんかのリアクションも期待です。