yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 11号 感想

今週のアンケート  1位: 暗号学園  2位:人造人間100  3位:呪術廻戦

 

(巻頭カラー)あかね噺

カラー扉絵は主要キャラみんな集合。ダブルピースしてる魁生さんがお茶目ですな。

本編はあかねちゃんお茶汲みをやって強さを見せつける。りえんさん絡みのイザコザの決着を噺と絡めてくるのは多少強引な気もしましたが、ちゃんと意味のある形になったのは良かったです。

しかしお茶汲みってこういう噺だったんですね。知ってみると、あかねちゃんとは逆にこれを妖艶に演って絶賛されていたうららさん逆に何者だよとなりました。

 

ワンピース

ベガパンクさんは何処に?

三者が暗躍しているとなるとカリブーさんが有力そうですが果たして。

そしてビッグニュースモルガンズさん、相変わらず世界で一番自由な男で最高ですね。世界政府を恐れず真正面から駆け引きと取引ができる男なんてこいつくらいですよ。

誇張された情報が出回ったら世界はどうなってしまうのか、楽しみです。

 

呪術廻戦

宿儺さんがすぐに「契濶」を使わなかった意図が語られましたが「心が折れる瞬間」はなるほどでした。天使さんのディスペル攻撃にも騙し打ちで対抗したり、本当に正確が悪くて惚れ惚れするなと思いました。ぶっ飛ばされた虎杖くん目が覚めた時にはみんな死んでそうで怖いな……。

あと鵺さんデカすぎワロタ。他の式神も使ったらものすごい怪獣バトルになりそうだし、脱兎とかどうなってしまうのかと思うと、色々期待が膨らむなと思いました。

 

アンデラ

友才さんがいちいち箸やヒョウタンが口から抜けなくなる描写カワイイ!

友才さんや不壊爺ちゃんなどを仲間にしてくの納得でしたが、不可視さんは驚きでした。風子ちゃん暗殺失敗した位のキャラでしたが、今回は真っ二つにならなくて良かったですね。

そしてかつてのみんなが魂で近くに来てくれているんじゃないかってという風子ちゃんの考察はとても好きですが、ちょうどその時いた不可視さんに関しては決してそんなことないであろうというのはちょっと面白かったです。

 

SAKAMOTO

シンくんと坂本さん雨降って地固まる。坂本さんより坂本さんを理解して、なおかつ朝までに片付けを命ずる葵さんの存在感が良かったです。

有月さんと坂本さんの過去は非情に興味あるのでこのタイミングで明かさられるのはワクワクしています。

 

アオのハコ

「思ったより雛の人生に猪股は影響しないみたいね」雛ちゃんの友達の人すげえ皮肉キター!

……でもこれくらい言いたいのは分かりますよ友達ならね。そして失恋にも負けてない雛ちゃん強い。「挫折をバネに」とよく言われますがそれができる人間は少ないのです。

そして千夏先輩は走り続けるものの孤独を感じる。このテーマが恋愛と絡んで解決されるのでしょうか、注目です。

 

(Cカラー)逃げ上手

カラー扉絵は美しい陽の光の中の時行くん。夕焼けなのか朝焼けなのか分かりませんが、夕焼けだとするとちょっと不穏な感じもあるのかなと思いました。

本編は鎌倉帰還。積み重ねた思い出を反芻し、期待と不安を共に感じながら振り返ったら、見知った故郷が変わらずそこにある。直球ストレートで感動できる素晴らしい回でした。拍手。

 

マッシュル

ツインテール(怪獣)みたいな格好で気持ち悪く動くマッシュくん笑った。

発達した筋肉は魔法と区別がつかないと言いますが(言わない)、恐ろしい攻防でした。

日食の時に本来の力を発揮するは自分も「短すぎるだろ!」と思ったので、マッシュ君の「不便そう」には共感しました(笑)

 

ウィッチウォッチ

自分だったらこんな目立つドデカ暗号文送られたら逆に委縮して不登校加速しそうですが、三木さんには刺さったという事で漫画的には納得しました。

ニコちゃんの魔法が原因の一部だったので魔法も使って欲しかったかもですが、それよりもクラスの問題だったのでクラス全員が動くことが大事だったのでしょう。

30歳ボッスン、メガネかけて「解凍編」展開は『暗号学園』と被っていてちょっと笑ってしまいましたが、そもそもこっちが本家だったなと懐かしい気持ちになりました。

 

(Cカラー)(読切)ウパ野ルパ子

様々な設定やケレン味あるバトルをしながらも最終的に「るぱ子ちゃん愛おしい」に全てが昇華されたのは見事な構成だったと思います。

特に顔をぷにっと掴んだコマ可愛かったのでグッドでした。

漫画のテンポが台詞回し含めて独特で速かったですが、そのスピード感がちゃんと気持ち良さに繋がっていったのも良かったです。

 

(Cカラー)夜桜さんち

ベストペア投票1位の太陽くん六美ちゃんは納得ですが、太陽くん凶一郎兄さんペアが思ったより低かったのは自分として驚きでした。やはり目に見えてイチャイチャしだしたのが最近だからでしょうか。次回あれば躍進を期待しています。

そして本編は旦さんに大ボスの風格。しかし動機は陳腐なものだった印象です。まあそれはみんなの反応からある程度狙ったものでしょうし、そんな馬鹿げた事より家族の幸せが大事という結論で叩きのめして欲しいです。

 

一ノ瀬家

お父さん前から仕事場がマックになって浮気もしていた?

お母さんはそれを知っていてストレスから過食症になった?

ファンタジー要素を入れるよりそのままサスペンスドロドロ家族ものにしたほうが映えそうな展開かなと思いましたが、しばらくは流れに身を任せて読んでいこうと思います。全てが繋がった時に起こるカタルシスに期待しています。

 

ロボコ

家で全裸はたまにやると気持ちいいのは分かります。

ロボコ女子会でボンドくんの評判下げているのいただけませんが、しっかり助けてくれたのは好感度上がりました。

あとロボコが再びクローゼットに入れたのはボンドくんに「女子の会話を半裸で聞き耳たてる癖」があるのだと勘違いした可能性もあるのかなと読み終わって思いました。だとしたらロボコ……優しいな(まあ実際知っているにしても半裸癖があることだけでしょうが)。

 

暗号学園

「失言半減質疑応答」は合法的な拷問だった。少ない語彙で大量の質問と回答を作ってくる鮮やかさにまず圧倒されたしたし、そこに開示された情報のフックの強さ、完璧な負けを痛感してからのいろは君の再起と、見所が多すぎる回で震えました。

そしていろはくんは、人の死に9回立ち会ったとか虐待経験があったりなどかなり闇が深そうだなと感じました。一方で11秒フラットで100メートルを走るとか肉枝教官が好きとか興味深い(これも闇が深い?)情報もあり、ますます彼の事が気になってきました。

超面白い!

 

人造人間100

「人造人間は理想の人間に囚われている」という業をこういう形で見せてくるのは衝撃でした。

代償行為を含んだ依存関係だとしてもロキシーさんには間違いなく愛があった、人造人間の彼女もそれに応えているように見えた。でもそれは演技で結局は裏切った。これはある種のあしびくんの結末でもあり、とても恐ろしく思えました。

あと今週は思い出の場面に剣がかかっているコマやラストの髪留めを踏み潰すシーンなど、演出も相当キマっていて良かったです。

 

高校生家族

急に『一ノ瀬家の大罪』始まって笑った。大人が高校生している事の違和感をこんな変化球でぶつけてくるのは意外性があってよいギャグ番外編でした(まあそもそもギャグ漫画なのですが)。

あと「アマゾネス」面白かったです。記憶喪失やっかいだな……。

 

ギンリュー

ロックくん武器が強いんではなくて魔封剣という技術で闘うキャラだったのいいなと思いました。今回は2VS2の闘いでしたが、どこかで彼単体の活躍回みたいですね。

そして最後のリューナちゃんのトドメのコマ、なかなかに過激な倒し方でちょっと笑ってしまいました。よっぽど怒っていたんだあ。

 

イチゴーキ

担任のユルキ先生、実は生徒思いの懐の深い先生だった。熱血先生もいいですが、学生時代も自分は緩くてあんまり生徒に干渉してこない先生の方が好きでしたね。なので彼がモテるのは当然だと思いました。

あと、阿川くんが先生を適当といいながら「世界中を骨抜きにするスーパーアイドル」の方が適当過ぎたのは笑ったというかビックリしました。

 

PPPPPP

フルスさんは指揮者になる希望が見つかっていい笑顔。ちょっと寂しいですが、ラッキー君がこの場にいなくても当然のことながら時間はそれぞれ進んでいきますね。

そして物語はダダ先生の過去編へ。彼が「音上に勝った」というエピソードは作中でも屈指で気になっている件だったので楽しみです。

 

鬼嫁伝

みゃーこちゃんにケロルちゃんは何故バイトをクビになってなってしまうのか、やはり人界東京は地獄、滅ぼすしかないっ(過激派)!

そしてマナカちゃんは失踪。何かに巻き込まれたとして、今の段階ではジンタくんが積極的に彼女を助けに行く理由がないので、そこからの葛藤やドラマは期待しております。