yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 34号 感想

今週のアンケート  1位:ワンピース  2位:ヒーローアカデミア  3位:暗号学園

 

(巻頭カラー)ワンピース

扉絵とポスター巻頭カラーは実写版とのコラボ。思った以上に実写版期待できそうだなと感じられて良かったです。

本編はガープ中将、未来をコビー達に託す。捕らえられたとも落とし前に処刑されたともとれる描写でしたが、兎にも角にもガープさんの覚悟の行動、そしてその信頼に見事答えたコビー達に涙する回でした。

息子も孫もクザンさんも受け継いではくれなかったガープさんの正義の意志はコビーに託されたのだ。

ラストの泣いているガープさんは心からの嬉し泣きだったんだなと思います。

 

SAKAMOTO

「才能のない奴よりもいい奴から先に死んでいく」南雲さんの言葉で改めて豹さんの死が悲しくなってきました。合掌……。

そしてスラーさんの元には晶ちゃんが。その前に鹿島さんが殺されそうな雰囲気の所からの急展開だったので驚きました。

ここに坂本さん達や、場合によっては平助くんが乗り込んでくるとなると、マジでどうなるか先が読めないのでワクワクです。

 

ウィッチウォッチ

真っ二つになってるのに「興味深い」となっているフランちゃん、いくら本体ではないとはいえ大物だなと思いました(笑)

そして自分は「噛む」のが発動条件と予想していましたが、正解が「瞬き」だったのはやられました。転瞬の魔女という情報が読者には明かされていたので、当てたかったですね。

友情パワーと秘密道具で勝利する展開で面白かったです。

 

(Cカラー)アオのハコ

千夏先輩のケチャップ絵に一瞬惑わされましたが、さり気なく言う「かっこいいよ」はとても良かったです。千夏先輩に褒められると嬉しい。

今週も二人の甘酸っぱさのあるラブラブな雰囲気に悶えていましたし、ラストの「私は先輩だから呼べちゃうんだよ大喜」の台詞は心臓爆発するんじゃないかというくらいのメガトン級破壊力のある可愛さでした。

ブラボー!オーブラボー!

 

アスミカケル

「沈んじまうって決めつけてる所がムカツクんだよ」とか「役にたつとかたたないとかじゃないだろ、家族だろ」等というところに、二兎くんの一狼さんには無い強さが見て取れる展開が熱かったです。

一狼さんも意図的に二兎くんを怒らせていますが、それで引き出した強さに打ち破って自分を肯定したいのか、それとも他の意図があるのかは気になります。

あと、個人的には来週一狼さんが失神する展開も普通にありだと思っています。

 

ロボコ

ロボコGTP(ガチ・パネェ・強ェ)の名前の頭の悪い感じ好きです(笑)

そして流行りネタかと思ったら、オーダーメイドという存在の設定の根幹に関わってきそうな伏線を見せてくるの面白かったです。果たしてこれは回収されるのかな?

あと嫉妬が根幹にあるにしても、常に向上心を忘れないで頑張るロボコは偉いし、可愛いなと思いました。

 

キルアオ

絶対的な競技に対する経験値的な差を、殺し屋らしく呼吸を掴むことで対応しているというのは納得感ある解答でした。サッカーの1on1ならということで、よりリアリティもあったと思います。

あと藤巻先生はやっぱり試合の盛り上げ上手いですね。3人抜きの迫力ある描写だでなく、「スーパースター感あるわ」と味方側観客に言わせるのは良い演出でした。

 

アイスヘッド

ウルフガルドさん消滅の森の先住民皆殺しという格上げをされたにも関わらず、あっさりギルくんに負けてしまって多少肩透かしでした。いや、ギルくんが強過ぎるのかな?

あと「信念の刃が殺人の刃に勝った。勝負あったウルフガルド」と、このなんだかカッコイイ台詞をギルくんでもサナちゃんでもなく宿屋の親父が言っているのちょっと面白かったです。この人も重要人物になのかな?

 

(Cカラー)(読み切り)殺陣ロール

殺陣ロールお嬢様の魅力で走りきった疾走感が素晴らしい読み切りでした。

大量の執事爺がいるという突飛な設定も最終的に拾われる展開はサプライズあって面白かったですし、アクションに独特の迫力とケレン味があって楽しかったです。

街の人や大量の爺に慕われているのは当然と納得できるだけの格と、可愛さが花音さんには溢れているのも好印象でした。

小園江先生は前作の「ウパ野ルパ子は一般人」も相当に面白かったので、魅力的なヒロイン引っ提げての本誌連載を私は待っています。

 

ブラッククローバー

アスタくんダムナティオさんを瞬殺。

ここまでは期待通りですが、日ノ国メンバーが一花さん以外来れなかったり、黒の暴牛の面々もこの重症具合だと最終決戦間に合わない感じになりそうなのは少し寂しい気持ちになりました。

とはいえ、今後はそんな寂しさを吹き飛ばすような面白い展開を期待しています。

 

(Cカラー)暗号学園

カラー扉絵まさかの匿名希望さん全力推しで俺得でした。背景文字も「我こそは匿名希望」等と意味不明なのばかりで笑いました。

本編も「どのコマを見ても顔がいい!」となる匿名希望さんの魅力爆発回でテンション上がりました。彼女の何でもありは味方にすると本当に頼もしいですね。

あと、ウサギの耳を付けて更に可愛さをアップさせるのも「何でもあり」で良かったです。

 

夜桜さんち

「おじちゃんくさい、こないで」は自分も姪っ子とかに言われたらショックで寝込みそうなので、最終的に凶一郎兄さんがアルファくんひふみちゃんが腕の中で眠ってくれる迄に信頼されて報われたの、すごい嬉しかったです。

スパイ漫画としても緩急効いていて楽しかったし、作戦名「真・夜桜さんちの大作戦」に六美ちゃんが「私利私欲の計画に夜桜の名を冠するのやめてほしい」と辛辣にツッコムのも面白かったです。

 

アンデラ

集めるべき否定者は残り役半分。これまでに集めたメンバーが一堂に揃うとろ、これまでだけでも色々あったなと感慨深かったです。

そして新たな舞台は学校へ。「謀ったな出雲風子!!」なファンさんめちゃくちゃ笑いました。この人本当に面白いですね。

 

あかね噺

お父さんの芸にあかねちゃんの仁があってない問題。一剣さんのような格のあるキャラに「志ぐま一門らしくなったじゃない」と言わせたり、まいける兄さんの解説でちゃんと前の2人に負けてない芸をしてると説得力持たせてくるの丁寧で良かったです。

そしてお父さん生きていた(そこに驚くことなんか!?)。

ずっと描写されてこなかった事が不満ではあったので、ちゃんと出てきてくれたのは安堵しました。

 

ヒーローアカデミア

血を吸って飲み干して相手と同じになりたかったトガちゃんが、血を与えたいほど好きな人に自分の血を全部与えて終わっていくのは、とても美しい最後でした。

先週の段階で心のままに笑顔になれたトガちゃんで嬉しかったのに、更にその先の幸福を彼女が感じることまでできたのは、まさに想像を越えてくる展開で、鳥肌でした。

自分の「好き」を貫き通したトガヒミコという存在(そのためなら世界も滅ぼすし、一人の女の子の命を自分を投げうって助けたりもする)はとても魅力的だったと、改めて思いました。

 

鵺の陰陽師

代葉さんのヒロイン力が更に上がるだと……。

学郎くんと一緒に彼女も成長している描写が加わって、更に隙が無くなってきた印象です。周防先輩は好きだけど「ごめん何かあった?」状態では置いてかれる一方だけど大丈夫かな(笑)

あとは辻田ちゃんの爆速のデレは驚きました。とはいえデレ顔での「ガクくんと呼ばせて貰いますね」は非常に威力が高かったので、素晴らしいカウンターパンチでした。瀑受転厳だ!

あと花火大好き古賀先輩が今週も可愛かったです。

 

逃げ上手

「体を洗え」「絶対に嫌でござる」の問答クソ笑った。

顕家さん猪突猛進型と斯波さんに分析されつつも、ちゃんと時行くんの伏兵を作戦に組み込んでいったりと、それだけではない格が高さを感じました。馬の上に立っての鼓舞、そして「御ぶちのめせ」の時の体制もカッコ良かったです。

来週は時行くんの見せ場になるのか、斯波さんが二手目三手目で逆襲するのか、楽しみです。

 

テンマクキネマ

秋津くんも新市くんの事が大好きだった。

新市くん大好き筆頭である倉井さんを通してその思いを深掘りしてくれましたし、個人的に最近この作品は「新市くんの事が大大大大大好きな映画スタッフ」みたいな感じで読んでいるので、このまま規模を大きくしていって「新市くんの事が大大大大大好きな100人の映画スタッフ」まで登り詰めていって欲しいなと思っています。

 

一ノ瀬家

颯太兄さんは記憶喪失かと予想していたらしっかり記憶があって驚きました。

颯太兄さんはこのまま福井で幸せになって欲しいと思いますが、けんた君絡みは未成年誘拐の可能性もあるので怖いですね。

福井まで飛んだ翼くんは謎の行動力発揮しましたが、一ノ瀬家側からすると翼くん家出みたいになっていて、更に家庭環境は混沌としていきそうだと思いました。

 

人造人間100

絢子さん死す。彼女の死に目の慰めになったのが兄の鵠さんでもあしびくんでもなく、100さんであった事が少し驚きでした。、やっぱりこの漫画の主人公は100さんなのですなっ!

そして「人間」と「人造人間」の差異を明確に理解している100さんが、どんなものを『完璧な人間』と定義してそれになろうとするかは、ますます楽しみになってきました。

 

ドリトライ

虹村さん心が弱すぎる……。

「親父の後継、こころが強ぇ敵なのか!?」という煽り文で登場したときの輝きが完全に褪せてしまったのはちょっと悲しくなりました。クスリでも何でもいいので奮起して、「こいつはヤべェ……」と生野くんを震え上がらせた迫力を今一度見せて欲しいと思いました。