yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 41号 感想 

今週のアンケート  1位:暗号学園  2位:呪術廻戦  3位:鵺の陰陽師

 

(巻頭カラー)(新連載)魔々勇々

読み切りが凄い面白かった『絵に描いた餅を描いた餅』の林先生の初連載。まずは絵柄が全然違っていてビックリしました。題材の雰囲気にはすごく合っている変化ですし、魔王マママさんがしっかりとキャッチーで可愛いのがグッドでした。

内容は、自分が一時期ネット小説を読みすぎた弊害か「勇者と魔王」ものが食傷気味になっているので少しのりきれない部分はありましたが、コマ割りなどの工夫が面白く、プロローグとしての完成度が高い第1話だと思いました。

世界が変質したのか、2人が異世界に飛んだのか、次に一体どんな展開を見せてくれるかワクワクしています。

 

あかね噺

先週の展開を経てのぐりこさんの決意がしっかりと前向きなものだったのは自分としては意外でした。どうやら彼を過小評価していたみたいですね。頑張って欲しいです。

そして、あかねちゃんの「気なら晴れているどころか燃えてますよ」という姿勢も気持ちよかったです。

今週は、この漫画が落語を舞台として、すごいちゃんと少年漫画しているなと改めて思いました。面白いです。

 

SAKAMOTO

先週目から鱗だった作戦がいなり失敗する展開は驚きでした。ジ・エンドこと上終さんが何故これほどまでに坂本さんに固執するかは不明なので、その点は坂本さんの過去が関係してきそうで凄く気になります。

それにしても競り合いに最終的に坂本さんは勝たなくて良かったなと思いました。五億の損害は防がれたぜ(笑)

 

(Cカラー)アオのハコ 

カラー扉絵はカジュアル服な千夏先輩。「来年の千夏ワングランプリの候補来たな!」と思いました。

本編は大喜くん猪だった。このあたりのメンタリティは個人競技だからこそなのかなと思いました。集団競技だと1人の超人がいても勝てるわけではないですし、色んな哲学のチームがあってその思想自体に優劣はない感じになりますからね。興味深いです。

あと、みんなを応援する菖蒲ちゃん天使で可愛かったです。

 

ウィッチウォッチ

ニコちゃん助け出される。ネムちゃんとニコちゃん抱擁は友情を感じられてほっこりしました。

そしてモイくんはランさんに苦戦中。ランさんとの違う点、命を張ってくれる仲間がいるということが勝敗を分けそうな展開は熱いですね。勝負の行方、気になります!

 

呪術廻戦

無制限の虚式は、威力に全振りした自爆技だった。

この闘いに勝ちさえすればいい五条先生とか、乙骨さん達の増援が来ない事が伏線になっていたんだなあと思うと、事前に気付けなかった自分が少し悔しくなると同時に「してやられた、面白いー!」となる展開で拍手でした。

五条先生の勝ちですが、宿儺にはまだ奥の手がある的な事も言っていたのでまだまだハラハラしております。

 

鵺の陰陽師

 闘いが終わったら宴だー!

藤乃家の問題はまだまだ山積みとはいえ、代葉さんが無事に眠れた事が嬉しい展開でした。ここでも学郎は男前だし、鵺さんは頼もしくてグッドでした。

あと狂骨さんは、代葉ちゃんのお兄ちゃん的ムーブも萌えポイントですが、ほぐれて無いエノキの塊食べさせられたり、突然の新キャラのキャシーさん(可愛いすぎません!)に転がされてたり、今回もお茶目なシーン多くて「フフッ…」となりました。

そして次回から2号連続センターカラーですと!? 大人気漫画じゃないですか(歓喜)!

 

(Cカラー)逃げ上手の若君

カラー扉絵は昇龍拳な時行くん。ストリートファイター系のやられ方をしている玄蕃くんがいい味出してますね。

本編は斯波さんの秘密兵器が予想の斜め上をいくガチな対北条戦術に驚きました。えげつない……。

そして、絶対的ピンチにシイナさん、色気ムンムン未亡人の人キター!

長尾さんの膂力が5倍なら、足は腕の5倍の威力が出るので釣り合いますね。激闘楽しみです。

 

キルアオ

天馬くん常識を越えるべく殺し屋に立ち向かう。凡人とはちょっと違う幻獣種らしい精神性はけっこう好きです。また彼の好感度が上がってしまった。

アクションも大狼さんの方も合わせて派手で楽しかったですし、竜胆カズマさんは流石No.1殺し屋組織のブラックランクだけある実力を見せつけてくれているので良かったです。

 

アンデラ

白馬の王子様リップさんキザすぎて笑った。悲劇が起こる前なので多少前ループの時と印象違いますが、用意がいいのとかサプライズが好きそうな感じは彼らしいなと思いました。

そしてマスタールール第十位という知らない情報(マスタールールは既出だが順位があるのは初出だと思う)が出てきましたがどういう扱いになれるのでしょう。倒しちゃってもいいのかな? 気になります。

 

(Cカラー)ロボコ

ロボコ1グランプリ結果発表は、自分も投票した千夏先輩が1位をとったので「やったー!」となりました。……ていうか千夏先輩圧倒的すぎでしょ(笑)

2位もメイコ票ということで、巻末で宮崎先生の書いている通り、すごい弄りやすい結果になっていて、読者のみんなは分かってるなあとなりました。

あと2年目さんがちゃっかり生き返っていたのが個人的に嬉しかったです。この漫画にやはり死人は似合わないので、素早い復活は良かったです。

 

夜桜さん

成長したひふみちゃん可愛い過ぎませんか(驚愕)。エロスという点においては四怨姉ちゃんを超えて作中トップと言えるかもしれませません。恐ろしい素質だ……。

そして次回はまさかの辛三兄さん結婚展開!?

俺は辛三兄さんは殺香ちゃんとのカップリングしか認めないので、次のシリーズは殺香ちゃんの活躍を期待しています。夜桜になれ殺香ちゃん!

 

アスミカケル

ジムの雰囲気がいい感じだし、二兎くんのために必死で考えて道を示してくれる義時さんが、めちゃくちゃ温かい光の存在で笑顔になれました。岩武さんも作中で一言も喋ってないのに頼れる大人の人格者感が凄かったです。

先週の流れから一気になんの憂いもなく試合本番に繋げる流れはさすが川田先生という手腕でした。凄い漫画だ。

 

暗号学園

夕方さんと東洲斎さんの過去話。どうしても夕方さんと一緒にいたかった幼東洲斎さんの決意がとても心に響く話であると同時に、いろはくんに第1話で言っていたのもそういった意図があったんだなと分かる回で素晴らしかったです。

そして「東洲斎さんの分まで友達になる」で激怒する東洲斎さんは面白かったです。嫉妬が入り混じった激情、見方によってはとても可愛いです。

あと最後のいろはくんが説得したい人物は、間違いなく目の前の絣さんだと予想しています。メインヒロインに名乗りを上げろ、絣縁沙ちゃん!

 

一ノ瀬家

疑似家族、一ノ瀬家が絡む事も颯太さんが何かすることなく勝手に崩壊した……だと……(唖然)。

しかもケンタくんのお母さんは盲腸で入院していただけで別に毒親でもなんでもなかった的なオチは「いや……学校とか周りとかどれだけ思い込みで勇み足を踏んでるんだ……」と怖くなってしまいました。一体ここからどうなるんだ……?

個人的予想としては、翼くんたちが家に帰ったのと入れ違いで福井に乗り込んだお父さんがケンタくん一家と家族になって戻って来なくなる展開を予想しますが、果たして。

 

アイスヘッド 

元々リッチだったり聖遺物などの魔法要素がありましたが、今週の空飛ぶリッチの船やトロルの巨大な手とかで一気にファンタジー漫画になったなと思いました。より派手な事ができそうなのは楽しみです。

あとトロル乳母さんがロリだったり、グレイテストさんの弟さんらしいリッチが登場したりと見所多いですが、同時に詰め込みすぎだとも感じるので、分かり易く見せてくれる展開を期待しています。

 

ドリトライ

色々ありつつ最後の展開はぶっ飛んでいたけど上手く纏まった最終回だ……最終回じゃないですと!?

煽り文の「次号、彼は…?」の文章にマジビビりしました。

雲母坂先生の心の強さが生んだ次週の展開、読者の顔面にどんな拳を叩き込んでくれるかとても楽しみです。

 

(最終回)テンマクキネマ

スタッフロールに天幕さんが載るのは予想通りかつ期待通りの展開で良かったです。

先週は倉井さんへのプロポーズ、今週は天幕さんへのプロポーズが成功して(しかも倉井さんからの認知も得られそうな伏線きたし)「やったね、新市くん!」という感じで綺麗な最終回でした。

この漫画は自分もかつて撮っていた学生自主制作映画をテーマとしているだけに期待は大きかったですが、残念ながら短期の連載になってしまいました。天幕さんが初回以外はあまり目立たなかったのが個人的には勿体なかった印象です。

附田先生、佐伯先生は実績もしっかりしてるので、お二人の次回作に期待します。