日本（１－２）イラク 日本負け
日本の連勝記録がまさかこのアジアカップ予選で止まるなんて……。
前回のベトナム戦で「アジアの闘いの厳しさを思い出して引き締まっただろう」と書きましたが、全然そんなことなかったですね。この試合も入り方はフワフワしていて早々に失点してしまいましたし、あまり試したことがない形だったせいなのか攻撃もちぐはぐで、前半は本当に厳しい内容でした。大きな改善もなされないまま前半終盤にも失点してしまい、森保監督の作戦及びケアの遅さが敗戦に結びついたと感じました。
一方でイラクはロングボールを当ててきたり、日本の右サイドの菅原の裏を的確につく攻撃でやりたい事が明確なチームで手ごわかったです。
とはいえ、予選じたいは次のインドネシア戦で勝利して普通に可能だと思うので、チーム全体としてもう一度闘い方の整備と気持ちの刷新を図って欲しいなと感じました。
……負けるのって本当に悔しいですね( ；∀；)
以下、各選手の評価です。
鈴木彩（5.0）…キャッチできるボールをキャッチしないのはチームに不安定感を与えた。２失点は仕方がないとも言えるが、代表ならばどちらかは防いで欲しかった。
板倉（5.0）…菅原との間をイラクに突かれて２失点を喫した。個人のパフォーマンスは普通だが連携面が不安定だった。
谷口（5.0）…相手の大型FWに競り負けるシーンが多かった。地上戦は悪くなかっただけに勿体ない。
伊藤洋（6.0）…サイドを長い距離駆け上がり積極的に攻撃参加した。ミドルシュートも何本か放っていた。
菅原（4.5）…相手に簡単に背後を取られてフリーでセンタリングを上げられたことが２つの失点に繋がった。
遠藤航（6.0）…終了間際に意地のヘディングシュートを決めた。
守田（5.5）…前線がちぐはぐしていたので難しい部分もあっただろうが、いつものような気の効いた攻めが今日はなりを潜めていた。
南野（5.0）…左サイドでの起用時は中に入りすぎてしまい攻撃全体のバランスを崩していた。真ん中に入れば多少改善されたが輝けなかった。
伊東純（6.0）…点にはならなかったがいいセンタリングやゴール前への侵入など、良いプレーは随所に見られた
久保健（5.5）…狭い位置でのボールキープや強さはしっかりと見て取れた。しかしゴール前での決定的な仕事はできなかった。
浅野（5.0）…消えている時間が多かった。伊東に出せば一点ものだったシーンも自ら撃って外してしまった。
交代選手
冨安（6.0）…ディフェンスラインを落ち着ける役割をしっかりと果たした。
堂安（5.5）…闘う姿勢は見せていたしチャンスもあったが点に結びつけることはできなかった。
上田（5.5）…浅野に比べてボールは保持できていたが、守備を固めたイラクの前に出番をあまり与えられなかった。
前田（5.0）…惜しいヘディングが一つあったが、それ以外は周りとの連携も悪くゲームに入っていけてなかった。
旗手（6.0）…
森保監督（4.0）…前半のちぐはぐを前半のうちに対策取らなかった事が、敗戦に繋がった。交代も的確ではなかった。
