１位： 呪術廻戦 ２位：ツーオンアイス ３位：逃げ上手
（巻頭カラー）（新連載）ツーオンアイス
フィギュアスケートペアを題材にした新連載。
作中でも触れられていますがシングルに比べればマイナーな種目なので、どうやって魅力を出してくるかは注目です。
主人公が狂気レベルの一途さで一人で練習しているという設定が鳥肌もので良かったです。憧れはもしかしたら理解から最も遠い感情かもしれないけれど、憧れの強さでしか成しえなかった奇跡といったものはあると思います。
あと、第一話をお互いの名乗りで締めたのは「運命の二人はお互いの名前を名乗り合う瞬間が一番美しい」という理論を持っている自分としては、とても良かったです。
SAKAMOTO
平助くんが闘う理由「ここで引いたら一生駄目」「太郎が言ったじゃねえか、俺より凄腕のスナイパーとは戦ったことがねえーってよ」の２点だったのはカッコ良かったです。自分も「そこまで言うなら任せたぞ！」という気持ちになれました。
戦いそのものは上終さんのターンで、タイヤの回転で銃弾を曲げてきたの痺れました。あと上終さんは今週かなりぶつぶつ言っているのが『よく喋る棒』感が出ていて「面白いキャラだな～」となりました（笑）
ワンピース
ルフィVS黄猿さん、ぐるんぐるんされたり海に落ちる前に「ぐいん！！」する黄猿さんの表情とか格好がシュールで面白かったです。コメディ感でギア５のルフィとやり合っているのは流石海軍大将だと思いました（笑）
そして飛び出したベガパンクステラさんには驚きました。「あんな幼い子」と言っているからボニーさんは年齢操作でギャルみたいになっているだけで、竜巻でルフィのところに来た時の子ども姿が本体なのかもしれませんね、気になります。
あと威権変更は海軍側に五老星がいるから失敗しそうなのも、どうなるのかな？
あかね噺
あかねちゃんや朝顔さんの魂胆が分かっても来てくれて、舞台の脇から「……なら勝てや」とボソッと言っちゃうからしさん、先週に引き続き「好きだわ～！」となりました。
そしてあかねちゃんは阿良川四天王の推薦を得るためにまずは今昔亭ちょう朝に近づくことに。落語界の勢力図や関係図が更に見えてきそうなのは楽しみです。
ヒーローアカデミア
ステインさんとの合体攻撃決まらず……。
先週がめちゃくちゃ熱かっただけに非常に悔しい結果となりました。装備も全て失ってもまだ立ち上がるオールマイトさんは良かったですが、既に場所はデクくん達の戦場にも近づいてしまい、ここから逆転する手が全く見つからないのでどうなるのかな。
正直デクくんVS死柄木さんの対決にオールフォーワンさんは介入して欲しくないので、オールマイトさんにはここできっちり勝って欲しいです。頑張れ！
（Cカラー）（連鎖２回目）カグラバチ
プロローグ後編という形の第２話でした。１話で描き切れていなかったであろう要素がしっかり補完されていて面白かったです。
お父さんについて何があったのかもしっかり分かって「父さんがどれほど真剣に刀に向き合ってきたか知ってるんですかね……なんで…こんな……」の場面はチヒロくんの無念さとやりきれなさが伝わってきて鳥肌でしたし、先週懸念していた妖術師集団毘灼の脅威についても、生えてきた化物松の木の規模で十分格が伝わってきたのが良かったです。
あと、柴さんはこの殺伐とした世界観でかなりの癒しなので、ずっと相棒役としていて欲しいなと思いました。
アオのハコ
匡くん大喜くんと同じ時間に試合しているということはベスト４じゃないですか？十分凄いですよ！
そしてバレンタインデーキター！
なんだか千夏先輩よりも菖蒲ちゃんにとって一大イベントになりそうで、どんな結果を迎えるかはワクワクしております。
あと、千夏先輩が菖蒲ちゃんの良いところ全部言ってくれたの良かったです。
菖蒲ちゃんはイイ女、好きにならない奴がセンスがないのは「それはそう！」なのです。
呪術廻戦
五条先生死す！
日下部さん前回最後に「五条の勝ちだ」って言ったじゃないですかぁぁぁ！！！
飛行機ターミナルのシーンが語られて「あれ……これ五条先生もしかして……」となって徐々に死の影が大きくなり、そして絶命の見開きはインパクトデカかったです。
強力な手札のぶつけ合いからその結果を踏まえてお互い応用し合っていく『史上最強VS現代最強』の闘いの面白さ、そして敗北し生徒たちに様々な後悔とツケを残しながらも「僕を殺す者が僕より強い奴で良かったよ」と悔いはないと言いきる逸脱した強さの者らしい精神性の描写、まさしく漫画史上に残る傑作の『最強の者の死』だったと思います。芥見先生ブラボーでした。素晴らしかったです。
（Cカラー）鵺の陰陽師
カラー扉絵は先週からの続きで教室から飛び出す鵺さん。カッコイイですね。
そして本編は双斧さんが敵ながら強くて魅力的。「私のやる気はパフォーマンスに直結していないので…貴方を消して進みます」は迫力ありましたし、物腰が柔らかい職人気質な感じも良かったです。
敵側が鵺さんの抜け目なさを見抜いて搦め手ではなく正面から挑み、さらに武器破壊を狙ってくる展開は手に汗握りました。大ピンチの鵺さんがどう逆転するかは楽しみです（キャシーちゃんが活躍するのかな？）
魔々勇々
コルレオくん勇者としてより強くなるために歩き出す。
この世界における魔王や勇者の戦力的立ち位置、宗教上もしくは文化的背景による使命の重さ的なものが全然分からないので、ちょっと気持ち的にのりきれていない感じです。
あと魔王マママさんが普通に物語から退場しそうでビビっております。こんなにキャッチーなキャラなのに、ジャンプ表紙であんなに闘いそうな雰囲気だしていたのにマジですか……？
キルアオ
天馬くん必殺シュートで大勝利……ていうか文字通り”必殺”なの笑いました。まあ当たりどころが悪ければプロのシュートで失神とかは普通にありますし、『キャプテン翼』の日向くんはコンクリート壁にボールをめり込ませた実績はあったりするので、トッププロを目指すならこれくらいできて当然ですよね！
あとこの状況下でずっと寝ているノレンちゃんは可愛かったです。好きになる催眠とか、事後処理とかまだまだ問題山積みなのをどう解決するか楽しみです。
（Cカラー）夜桜さんちの大作戦
カラー扉はアニメメインキャスト発表カラー。二刃姉ちゃんは田村ゆかりさんの声が好きだったので少し寂しいですが、鬼頭明里さんの熱演を期待しています。
本編は龍さんの思惑とか刀奈ちゃん意外と理解ある感じなのかとか色々気になっていましたが、六美ちゃんの”たいよーらぶ教”で全部吹き飛びました(笑)
それまでの夜桜家秘密暴露はわりとほのぼの読んでいましたが、これには耐えられなくて大笑いしました。嘘だろ……六美ちゃん……
ウィッチウォッチ
ランさんが閃眼を思い出して作戦失敗は予想通りでしたが、思ってた以上にパワーアップしているうえにランさんの心がブレていないので、しっかりと緊迫感ある展開でした。
もう一度トワイライトを狙うにしてもどうやって成功させるのか、モイくん達の結束の力に注目です。
暗号学園
先週の「先輩と戦場の踊り子は同一人物だからまとめて会いに行く」という自分の予想は外れましたが、いろは君の大志は納得のいくものだったので気持ちよかったです。
そしてメタバースに挑むメンバー9人が決定。E組華衣さんが混じっているという絶対に誰も当てられないメンバー構成だったのは笑いました。
みんな眼鏡をかける眼鏡天国編、とても楽しみです。
アンデラ
足を切断する旨を「これ以外に方法は……」と勧めてくる風子ちゃん、今回のシリーズは「地獄に手招きする使者」みたいな感じで脇に徹している印象です。
最近の無双展開とは少し趣が違って寂しいですが、そのぶん「リップさんが主役だぜ！」という勢いは半端ないので、このまま一気に彼のヒーローっぷりで魅せて欲しいなと思います。
逃げ上手
顕家さんの冬の花を摘んで花束にするという特に意味のない行為からの、めっちゃ力押しの弓矢での状況打開は「雅すぎるっ！」と感嘆したくなる展開でめっちゃくちゃ面白かったです。
シイナさんの武威も魅力的でしたし、こういった武将の力で戦の趨勢が決まる展開はロマンがあって好きです。
そして奏家さんも頭に文字が浮かびあがってくるのが戻ってきて良かったなと思いました。方向性の違った美しさとロマン３連弾という形で今週はグッドでした。
ロボコ
ボンドくん、スカイラブで飛ぶ。今週はいろいろな漫画のパロディ満載でしたね。
自分は『キャプテン翼』の他にも『ドラゴンボール』のピッコロ大魔王戦のパロディが好きでした。腹を突き破ってないやんけ！
あと、ロボコの膝枕のイメージが「駐車場と車止めブロック」だったのは普通に笑いました。
アスミカケル
ボーイ・ザ・タイガーさん覆面とるんかい！
まあ正体は先週段階で察しがついていたので別に良いのですが、やはり何でもありの試合なら『タイガーマスク』だと思うので少し残念でした。
そして勝っても負けてもみんな楽しそうなトーナメントの裏側（反省太郎を除く）の描写とても良かったです。ちゃんとスポーツとしての文脈なんだなと感じました。
一ノ瀬家
詩織ちゃんは颯太兄ちゃん大好きっ娘だった。
……となると部屋の大量のぬいぐるみは、かつて颯太さんがプレゼントしたもののシリーズとかだったんでしょうか。
とりあえず「全部忘れてやりなおせたら」がこの夢を支えているということで、その想いは詩織ちゃんがかなり強固に持っているという事は分かりました。
しかしまず読者的に気になるのは、今までの話のどこまでが夢かということなので、そこはある程度早く明確にして欲しいなと思います。
アイスヘッド
イズン乳母さん、シプさん、ビュールさん、ドリトルさん、みんな……死んだ！？
かなりの衝撃展開で唖然としております。これは守りたいもの既にはなくとも氷の心でリッチへの復讐を果たすのが『アイスヘッドギル』ということでしょうか。
主人公の拠り所が「斧で俺は負けない」なの、最初は地味だなと感じていましたが、ここまで徹底されるとこれはこれで迫力出てきたなと思いました。
