yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 42号(新連載カグラバチ開始号)感想

今週のアンケート  1位:カグラバチ  2位:ヒーローアカデミア  3位:あかね噺



(巻頭カラー)(新連載)カグラバチ

「これは凄い新連載が来たな!」と思わせるパワーのある第一話で、とても面白かったです。前半の刀鍛冶パート、後半の血しぶき舞う殺陣パート、緩急が効いていてとてもグッドでしたし、そのどちらのパートにも「静と動」が印象的に描かれていて、雰囲気良かったです。

チヒロくんに何があって変わってしまったのか、その部分を大胆にぶっ飛ばす構成も魅力的で、次回以降への強烈な引きになっていたのでとても楽しみです。

ただ、おそらくチヒロくん達の敵であろう妖術師は、まだあんまり怖さは感じなかったので、次回以降でその格を見せつけてくれる事を期待しています。

 

SAKAMOTO

上終さん「世界で最も影響のある100人の殺し屋」に日本人で唯一選出される程の猛者だった。格の上げ方が面白かったのと同時に、伝説の殺し屋と謡われた坂本さんがそれに載ってないのは意外でした。引退した後の選考だったのかな?

平助くんが「俺がやる」と言っていますが、スナイパーVSスナイパーをどう描いてくれるか楽しみです。

あと今週も周りのモブが予想以上に冷静で笑いました。窓ふきの兄ちゃんはどうか最後まで無事でいて欲しいと思います(笑)

 

ワンピース

赤犬さんも黄猿さんも苦しそうに戦っているのが印象的な回でした。赤犬黄猿もボニーさんとは知り合いのような話し方なので当然クマとも面識があるのでしょうが、古い友人とかなのでしょうか、気になります。

そしてギア5のルフィと黄猿さんの闘いは楽しみですね。同時にエッグヘッド内の攻防においてもどこまでの割合でルフィ側と海軍側で命運が分かれるのかは注目です。

 

(Cカラー)(連載2回目)魔々勇々

カラー扉絵は獅子をバックにしたコルレオくん。蝶は優しさの象徴ですかね。強さと優しさを兼ね備えた者が”勇者”なのは納得です。

本編は魔王マママさんロリ母親としては素晴らしかったですが、実は弱かったのが地味にショックでした。勇者は成長してナンボなので最初はクソ雑魚でもいいですが、魔王は強くあって欲しいのが自分の解釈です。コルレオくんはエヴァンさんに力を貰ったようなので、マママさんも何かがきっかけで覚醒して欲しいです。

 

アオのハコ

大喜くん一年生大会優勝。千夏先輩がすごく喜んでくれた事とわざわざ「おめでとう」を言いに来てくれたのがすごいご褒美で「大喜め……」となりました(笑)

そして優勝のおかげか千夏先輩を呼び捨てにできた大喜くんを見て「1時間余りで蚊トンボを獅子に変える、勝利とはそういうものだ」という範馬勇次郎の台詞を思い出しました。もはや大喜くんはウリ坊ではない、猪神乙事主様だ。

 

ヒーローアカデミア

照れる葉隠れちゃんエッチ過ぎてマーベラスでした。殺伐とした闘いの中の清涼剤という感じでとても良かったです。

そしてオールマイトの闘いにも決着の時がくる!

この「もう駄目か……」となったところでのステインさんが登場は「美味しいところを持っていきすぎでしょ!」と声が出ました。最高です!

 

(Cカラー)アンデラ

カラー扉絵はカッコイイ佇まいのリップさん。前に同じような構図で『R,I,P』という回がありましたが、それとは明確に違う道を歩み始めるんだという感じがいいですね。

そして本編もまたリップさんがカッコイイ。

ただ、彼の命のための行動力には敬意を表しますが、ここで不治にならない方法も無いのかなとは個人的には考えてしまいます。だってその方が多くの命が救われるかもしれないから。その辺りの疑問も含めて、このエピソードがどういう決着を見せてくれるかは注目です。

 

あかね噺

からしさんモテているんだな(後方腕組み理解者面&修羅場期待野次馬顔)。

好きなキャラクターなので、こうやってあかねちゃんやひかるさん達とは別の場でしっかりと歩みを進めているという情報はありがたかったです。

落語家になった理由を聞かれてあかねちゃんの顔を思い浮かべながら「簡単じゃねえから」というところ、ラインあかねちゃんの名前が「寿限無女」で登録されているのがエモかったです。これはなかなかの強火な感情。

 

キルアオ

この漫画はこの規模のド派手な銃撃戦や爆弾戦をやっていて、ここまでお気楽に読めるというのは凄いなと改めて感じる回でした。

手放しで「大狼さんカッケー!!」となれましたし、そのうえで「天馬を見たら家庭科部がギクシャクしそうだからぁー!」で走る大狼さんは笑いました。安定感がありますね。



夜桜さんち

夜桜一家の辛三兄さん結婚のイメージがウエディングドレスナの笑いました。そして「妙にしっくりくるけど……」という太陽くんの評価も「その通りだ!」となって面白かったです。

結婚の経緯はまだまだ謎ですが、龍さんが悪の根源みたいな感じで描かれているのは違和感がありますね。

そして殺香ちゃん結婚式行かないの!?

……これが一番の驚きでした。「辛三×殺香」のカップリング推しとしては最終的には絶対に乗り込んで欲しいので、そういう展開を期待しております。



ロボコ

今週は内容的にも燃え尽きていましたね。

個人的には抜き回はあってもいいと思いますが、中野編集長というよりアンケートシステム、もっといえば我々読者が「少年ジャンプに抜いていい話などはない」「お前など(アンケートで)いつでも消せるぞ」だと思っているので、この過酷な環境でいつも闘っている連載陣の皆さんを自分はいつでも尊敬しています。

 

(Cカラー)鵺の陰陽師

カラー扉絵の代葉さんはよい太もも、本編ではよい尻を披露してくれていて「エッチすぎんだろ……」となっていました。

そしてお話の方では藤乃家の刺客が間髪開けずにくる展開はスピード感があって良かったです。双さんは周防先輩や多くの陰陽師の師匠であることなどでキャラクターとしての深味を出し、鵺さんが「狂骨でも破れない」とした結界をいともたやすく打ち砕いてきたのは格がありました。

学郎くんでは流石に敵わなそうなので、鵺さんの本気が見られそうなのは楽しみです。

 

ウィッチウォッチ

モモチ登場でトワイライトの成功率は上がったものの、精神の動揺を誘ったモイくんの作戦が裏目に出る展開、ランさんが閃眼を使って防がれそうな匂いがプンプンしていますね。

とはいえ作戦が防がれた後の攻防こそが見物だと思うので楽しみにしています。個人的には生首フランちゃんが注意を逸らす展開を期待しています。

 

アスミカケル

二兎くんの必殺技は飛び膝蹴りだった。定番のタックルや既に動画で出回っている飛びつき腕十字などの選択肢があるので、相手が迷うからこそ決まるというのは納得でした。

それにしても一狼兄さんは喜び過ぎではなかろうか(笑) 完全に気のいい兄ちゃんですよ。

そして今週も義時さん等大人達のサポートの手厚さは素晴らしかったです。光のセコンドだ……。

 

一ノ瀬家

夢でした~……ってどこまでが夢なんだ!?

翼くんが帰ってきた家が別の人の家というのは、これまで2023年の現実に戻ってきたとして描かれていた部分も夢だったという事になりかねないので、信頼できる情報が何も無くなってしまって困惑しております。大海原に一人投げ出されたかの如き心境です。状況整理回が欲しいです。

 

暗号学園

絣さん髪が……髪が……

先週自分は「ヒロインに名乗りを上げろ絣縁沙!」と言っていて、まさに予想通り期待通りの展開だった分けですが、断髪は正直予想外だし、長い髪の絣さんが好きだっただけに心がザワついております。とはいえインパクトとしては十分すぎるほどなので、この心の揺れ動きがそのまま吊り橋効果のように作用して裏返り、絣さんの好感度が爆上がりするような展開を期待しております。

そしていろは君の恩人の名前は夜鳴鶯アンヴィシャスさんだった。三竦み時の「夜鳴鶯もしかして…」の謎が解けた分けですが、これは別にもしかしなくてもそうでしょうと思いました(笑)

そしてそこからの二者択一展開ですが、これ「戦場の踊り子とアンヴィシャスさんは同一人物」展開を予想しております。当たるかな?

 

アイスヘッド

先週助けたロリトロルはギルくんの乳母さんじゃなかったのか!?

……少々残念でしたが、本物イズン婆さんもデザイン良かったしツンデレだし、そのうえ『知の書(死んだら歴史が消えるレベル)』でもあるという超重要人物だったのは守りがいがあって良かったです。

ギルくんが対峙するリッチもお父さんの部下の一人という事で、どうドラマを作ってくれるか楽しみです。

 

(最終回)ドリトライ

ドリトライの現代編の社会人描写に笑ってしまいました。ハンコを押すという行為の責任感がまるでないし(だからこそブラックなのではあろうが)、その程度の雑用だったらむしろ楽なのではと思いました

「心の強さで何度でも」がテーマの漫画でしたが、終盤は青空くんだけでなく、彼の背中を押していたモブ達も含めてのテーマでもあったので、彼等の意志が引き継がれた世代の現代編で締める流れは良かったです。

あと、『ドリトライ』のタイトルは「ド級のリトライ」だったわけですが、別の意味で「ドリームトライ(夢に挑め)」という意味もあったのかなとちょっと思いました。

雲母坂先生お疲れまでした。心の強さでもう1回、雲母坂先生の次回作に期待します。