yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 30号 感想

今週のアンケート  1位: ヒーローアカデミア  2位: マッシュル  3位:暗号学園

 

(巻頭カラー)(新連載)アイスヘッド

先週の予告カットやタイトルから主人公の頭は青色系だと思い込んでいたので、ジャンプ表紙見てビックリしました。「アイスヘッド」って何だろう、「おっとり」の事?

本編は今回の件でウニ島の皆に認められたギルくんが、島民一丸となってリッチに乗っ取られた元王国と闘う展開かと思ったら、ギルくん一人で旅立ちしたので、ちょっと意外でした。

とはいえ、ギルくんの主人公としての好感度は高いですし、描き込まれた絵はとても魅力的なので、ストーリーのこれからの盛り上がりに期待です。

 

SAKAMOTO

クマノミさん電磁石使いだった。

もはや超能力者ですし、豹さんも豹さんであれだけ攻撃喰らってピンピンしてタフすぎるので、化物同志の闘いという趣きがあって面白いです。

あとバスの中で金属製のものが浮いているのに驚くモブ達のカット良かったです。自分の手荷物が浮くことに夢中で、大男が空中に浮くのには興味がない(笑)

 

ウィッチウォッチ

小麦ちゃんはこの日のためにあえてこれまで魔法を使ってこなかった。恍惚の表情の小麦ちゃんのコマはギャップによる絶望感がかなりありました。黒魔女達の組織力の広さや、その執念を改めて示す話でもあり興味深かったです。

予言の皆既月食に関してもちゃんと回収してきたの、篠原先生凄いなと感じました。

相手の黒魔女軍団総登場カットから流れるように1対1バトル構図作っていった演出も良かったですし、盛り上がってきたぜ!

 

(Cカラー)(連載2回目)アスミカケル

大牙さんもその父親も変な人(ある意味で格闘技に対して純粋)で二兎くんが巻き込まれる形なの面白いです。

個人的には二兎くんには逃げ回るだけでなく勝って大牙さんの婿候補としてお父さんに認められて欲しいですが、お爺ちゃんとの稽古では勝つための技が仕込まれてなさそうなので難しそうでしょうか。注目です。

 

鵺の陰陽師

作者の密着されて囁かれたい性癖の圧が凄かったし、それを「俺が必死に保ったパーソナルスペースが」とか「令力が上がってる」でギャグやシリアスに昇華しているのは見事でした。

マウス操作のLOL(作中ではROR)に手を握ってプレイヤーかどうか分かるもないやろとか、一瞬で負けるテンポとか、今週も「鵺の陰陽師」でしか接種できないであろう独特の味があって良かったです。

あと今週は鵺さんが過去一目立っていたので、来週はもっと目立ってくれそうで楽しみです。

 

アンデラ

このループのムイちゃんめっちゃ強くなっていた。

トーナメント表が出たときに風子ちゃんとシェンさんが闘った後にもう1戦あるけど誰なんだろうと思っていましたが、ここにムイちゃん投入だったんですね。緊張感が継続する良い展開です。

あとユニオンの皆がシェンさんに対して指導者的な振る舞いしているの面白かったです。ビリーさんのレッスンも期待です。

 

(Cカラー)アオのハコ

付き合ったら二人っきりでご飯食べたいし、無防備な寝顔も晒してしまう千夏先輩可愛すぎでしょ!

思っていたよりも甘えたがりな一面があるんだなというのは良きギャップでした。

付き合っていくことで意外な一面が見れたりするのっていいですね。「こんな青春を過ごしたかった……」という気持ちがますます強く胸を締め付けます。愛おしい漫画だ。

 

キルアオ

片方女性側がツヤツヤで片方男性側がカッサカサのカップル……ちょっと意味深にもとれてしまうの面白かったです。

「中学生は失敗したっていいでしょ」は真実だと思いますし、現役の時はそう思えてなくても「殺し屋の任務よりは失敗できるよな……」と納得できる説得力ありました。

ノレンちゃんは真実に気付くのか。元々は気付いて欲しくない派閥でしたが、この漫画の雰囲気なら気付いてくれてもありだなと今は思います。それだけの信頼感が既にある。

 

ヒーローアカデミア

「人間じゃない子産んじゃった!」は実にグロテスクな言葉だと思いました。

両親は出来うる限り向き合ったと思うし、良い人生を歩めるようにと矯正を試みたのも社会的には善良な判断だと思います。だからこそ効いてくる。

そもそも好きな人の血を吸いたいのが普通の子をそのまま社会が受け入れる事は難しいですし、社会は常に正しい愛所表現をしてこいと求めてくる。

こうなっならもう違う生物として割り切って住処を分けるしかないと自分は考えますが、それはそのままヒミコちゃんが言われたトラウマの言葉を認める事になる。

俺にはどうしていいのか分からないよ……。

この漫画がこの問いにどのような結末をつけるかは本当に注目です。

 

ロボコ

孤独のグルメ』パロディ回だなと思って読んでいたら、最後にちゃんとパロディ元がspecialサンクスで表記されているの笑いました。ちゃんと許可とってるんですね。

あと、クソ男飯って毎日食べているうえにクセになる味なんだ。ボンドくんの栄養状態が心配になるぜ!

 

暗号学園

3択と見せかけて4択目が答えなのもそうですが、徐さんに関しても「過去も現在もどちらも本物」としてしっかりと気持ちの良い結論出してきたの拍手でした。

さらに頚梨さんに関しても、自分にとってはずっと秘密をばらす嫌な奴でしたが、正解の答えを引っ込める事で過去の徐さんとの間にはちゃんと信念と絆があり今の徐さんに対しても認めてくれたとわかったので、印象回復しました。

あと天井まで飛び上がるいろはくんと、肩を貸してるしゅーたん&たゆたんコンビと、ナデナデしてる東洲斎さんされてる徐さんが全部詰まったコマが素晴らしかったです。「A組の絆ここにあり!」だったと思います。

 

(Cカラー)逃げ上手

カラー扉絵はアジサイと時行くん。中性的な魅力に溢れている素晴らしい絵だと思いました。

そして本編、時行くんが南朝を選んで尊氏のみを討つことに徹するというのは、これまでの物語から納得できましたし、目的のための強い意志を感じる展開で良かったです。

潜伏で「たまらない」となっているのも笑いました。変態性も更に増していますね(笑)

それにしても、湯上り時行くん魅力的過ぎです。二年という時を経て更に艶っぽくなってませんか(驚愕)!!

 

あかね噺

先々週はちょっとねっとりした情念を醸し出していたひかるさんですが、今週の「私の根っこは二つ年上の兄の男友達に意地でも勝ちに行ったあの日のまま」というエピソードを経て、その情念がとても爽やかで真っ直ぐなものに変化したの素晴らしかったです。だからこそ『花見の敵討ち』という見開きページがとても映えたものになっていたと思います。

あと、スマホ越しに落語見ながらドヤ顔後方彼氏面で喋っている雰囲気のからしさんがちょっと面白かったです。

 

夜桜さんち

悪ふぁくんは思った以上に容赦ないですが、それでも最低限の倫理観は保っている感じがありますね。旦さん関連の介入を心配をしましたが大丈夫そうです。

そうして安心したところでの、ランドくんとネモちゃん参戦はテンション上がりました。この二人好感度高いので、更なる魅力を見せて欲しいです。

四怨姉ちゃんと嫌五くんは蚊帳の外ですが、成長した二人に改めて立ちふさがってくれればいいなと思います。

 

マッシュル

イノセントゼロさん時間魔法で全てを元に戻す。死んだ人まで生き返って大団円というのは人によってはご都合主義にも見えるでしょうが、『週刊少年ジャンプ』においては真っ直ぐな王道展開で良かったです。

『友情(仲間との絆で奮起したりする)・努力(闘いの最中の試行錯誤や成長も含む)・勝利(敵も含めて全てを救って勝つ)』がしっかりと詰まっていた漫画だったなと改めて思いました。

来週でおそらく最終回の大団円だと思うので、万雷の拍手で迎えたいと思います。

 

一ノ瀬家

翼くん色々と思い出す。

家族ぐるみでやる研究(お父さんもラボとか言っているしアルバイターになる前は研究職だった?)ってなんだろうとは思いつつ、颯太さんが家にいない理由に関しては理解できました。

とはいえ颯太さん、最後の「颯太に会いたい?」という展開に加え忘れていた7番目の部屋という感じから、実は部屋で自殺していて家族ぐるみで死体遺棄しているのではと予想しています。当たるかな?

 

ドリトライ

黒岩さん発勁の使い手だった。

ボクシングしろよと思いましたが、一応これもボクシング……なのか?

会員のほとんどは”技”を使用するらしいので、どんなトンデモ技が出てくるかは今からとても楽しみです。そして青空くんもいかにして「心が強い」の象徴となる”技”を得てくれるか見物です。

 

ブラッククローバー

ダムナティオさんVS黒の暴牛の皆さんとの闘い勃発。

黒の暴牛の皆さんが連なって戦闘態勢のカットは圧倒的な迫力と「コイツラなら心配ないぜ!」という信頼感があって良かったです。

今までに見たこともないコンボとかを極めて圧勝して欲しいです。

 

テンマクキネマ

倉井さんの方も新市くんに映画に誘われた事、ちゃんと対等に同級生と話せたことが嬉しかったというのは納得でした。ますますこの二人の関係性が良くなったらいいなと思いました。

あと、雪男さんに完成版の渚を見せにいくのは「育ての親へプロポーズ報告に行くカップル」みたいでいいなと思いました。

 

人造人間100

鵠さんと絢子さんの師匠の「殺身成仁」って一体何なんでしょう。言葉だけ見てもさっぱり分かりませんが、これが事態を解決する糸口になるのかな?

そして同時に二人現れた絢子さんはどちらが本物なのか。

『暗号学園』を読んでいる私はここで2択が突き付けられたなら答えは第3の選択肢ということで「二人とも偽物」説を予想しますが当たるかな?