2021年ももうすぐ終わりなので、今年に読んだ・観たものの中での個人的ベスト作品を載せておこうと思います。
ベスト漫画:『龍と苺』
自分は「天才」をテーマにした作品が大好きなのですが、最近の中では群を抜いて好きだったりします。比肩できる才能が周りにいない故の本人の無自覚な傍若無人ぷり、凡人や従来なら天才というカテゴリにいるはずだった者の狼狽や葛藤や反発、それでも許されてしまう認めざるを得ない圧倒的な輝き。とても面白いです。
また同じようなテーマで柳本先生は過去に『響~小説家になる方法~』という漫画を描いていますが、それよりも主人公がとっつきやすい(中学生女子らしさがある)のも高評価だったりします。
ベストWEB漫画:『恋するワンピース』
ヨガをやっているシャンクスのコマはほぼ間違いなく今年一笑った瞬間でした!
毎度斜め上の発想で「公式スピンオフとは何ぞや・・」という衝撃を与えてくれた漫画ですが、その中でも第127話「花粉症」におけるサンプリング手法の方法は想像を絶するものでした。伊原大貴先生が天才を越えた狂人なんだ……。
「小説家になろう」は一時期すごいハマっていてかなりの量の作品を読みましたが、その中でも一番好きな作品のアニメ化です。最初は原作に思い入れありすぎて見るのをためらっていましたが、第2シーズンが始まったところで一気見してハマりました。自分の頭の中で思い描いていたとおりの……いやそれ以上の高クオリティで仕上がっていて素晴らしかったです。原作最後までしっかりやって欲しいです。
ベストゲーム:『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』
発売は去年ですが、自分は今年に買ったので今年のところに載せます。久しぶりにやりましたが、大人同士で戦略的にやっても面白い、子どもと本能プレイでやっても面白い、誰ととでもカジュアルにワイワイとやれて面白い、なんなら一人で99年プレイしても面白いというのは、改めてゲーム強度が凄い作品だと思いました。
ベスト映画:『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』
私の20年以上に渡る旅路がここに終わりを迎えた……。
いい映画はたくさんありましたが「心に突き刺さった!」という意味でこれ以上のものはあり得ませんでした。むしろ俺という人間の生涯にわたっても、これ程に心をかき乱したシリーズ作品は今後現れないかもしれません。とにかく感慨深いシリーズ完結でした。
個別感想→
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版完結編』感想(本編ネタバレ注意) エヴァという物語が本当に完結した衝撃と心の中に吹いた清々しい風 - yukiakiの日記
以上です。
これ以外にも2021年はたくさんのエンタメ作品に触れ合い、楽しませてもらいました。
来年はどんな作品が盛り上がるか、どんな作品と新たに出会えるか、とても楽しみです。