yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 21年 30号 感想

今週のアンケート 1位:マグちゃん 2位:逃げ上手の若君 3位:アオのハコ

 

(巻頭カラー)(新連載)レッドフード
金未来杯を経ての新連載。
「我々がドラゴンを滅ぼした」の台詞はハッタリ効いていてカッコいいですが、人狼とのみ闘う話でそれをカラーの一番に持ってくるのはちょっと「?」でした。
キャラクターデザイン及び世界観は面白いですし、ベローくんのキャラクターは良かったですが、反面グリムさんのキャラクターはちょっと微妙でした。食われるのが想定内とはいえ下手すればベローくんが死んでいた状況なのはマイナスです。まあグリムさん最初からベローくんを使い捨てる気だったのなら別ですが、そこまでドライな感じでもなさそうなんですよね。とはいえまだ初回、どういう風にキャラクターを深堀していくかは楽しみにしております。

 

ワンピース
お玉ちゃんの号令で盤面がひっくり返る。「勝者は麦わら一択じゃー!」カイドウ軍大慌てで痛快な展開ですが、改めてキビ団子恐ろしすぎるぜ・・。
フーズ・フーさんがCP9でゴムゴムの実の護送失敗で海賊に墜ちたという話ですが、ゴムゴムの実はそこまで価値があるものなのか!?
ロジャーが実はゴム人間だったとか秘密があるのかな?

 

ヒーローアカデミア
爆豪くんキター!
雄英のみんなが助けにこないかなあと思っていたので期待通りの展開でした。2代目さんもレジスタンスを組んでいた人間ですし、彼の台詞からちゃんと期待値を高めてくれたうえでの展開なのも良かったです。
爆豪くんの台詞が「いたぞてめえら」ですから他の面々の登場も期待です。

 

ストーン
流水くんの流儀でさくさく復活展開。
ストーンワールドのサバイバル生活ノウハウや科学技術は実際に千空くんたちがピカイチですから、基本的に復活した人たちはそれに従うしかないんですよね。そのうえで「支配しない」ことで協力をとりつける展開は納得でした。実際には「なんでこんな世界に復活させたんだ!」とか「科学技術を横取りしてやろう」とか言ってくる人もでそうですが、それは見ても面白くないので、これくらいで丁度いい案配だと思います。

 

アオのハコ
針生先輩、大喜くんが千夏先輩の事好きなこと分かったうえでぶつけてきやがった・・・。
成長を促しているのか、ただ楽しんでいるだけかのか、どちらともとれるミステリアスなドSっぷりにちょっとキュンとしました。「地区予選落とすわけないだろ俺がいるのに」の自信満々っぷりといい、思った以上にいいキャラクターな気がしてきたぞ。
そして千夏先輩は今週も可愛かった。いい女っぷりが毎週ストップ高やっ!

 

(Cカラー)ブラッククローバー
カラー扉絵は踊るようなノエルちゃん。本編でも連続コンボ決める描写が迫力あって格好良かったですし、「そんなわけないじゃない」の表情とか美しすぎて素晴らしかったです。
そしてヴァニカさんはイクゥ!
「友情ってやつ!?」は何言ってんだコイツ状態でしたが、メギュキュラさんの前座なら仕方がない。ロロペチカさんも相当ヤバい雰囲気なってきましたし、どうやって攻略するかは楽しみです。

 

マッシュル
ウォールバーグさんの格が上がる、上がる!
これは神格者の人も「尊敬する」レベルの人だと、一発で理解できる圧倒的実力でした。
一方で死体操っている人のリアクションが三下すぎて笑ってしまいました。「闇魔法最大出力だ」という台詞クソダセェ(笑)

 

逃げ上手の若君
吹雪くん勝ち方がオシャレすぎぃ!!
「能ある鷹は全てを隠す」と隠すことの重要性を腐乱さんに説かさせた上で、更に吹雪くんが圧倒的引き出しを隠し持っていることを示唆させて勝つのは興奮しましたし、アクションも格好良すぎでした。ますます彼の事が知りたくなるし興味沸いてくるぜ。
そして時行くんも完全勝利。瘴奸さんの「領地のない武士など武士ではない!」の矜持が変質して闇に墜ちる過程はリアルでしたし、期待通りに仏を信じぬ男に仏を見せる展開で面白かったです。血飛沫舞う地獄絵図の中で輝く時行くんは、一般人から乖離した正しく英雄的な存在だなと改めて思いました。

 

高校生家族
鮫ぇ(笑)
冷静に堂々としても現実は絶対に無理でしょうが、この漫画内ではシュールで笑いました。須崎くんと一郎さんめちゃくちゃいい関係で、見ていてとても気持ちよかったです。
俺も昔、貝ではなくどちらが大きいナマコを海から捕獲する勝負とかやったなあ・・・。喧嘩するほど仲がよい。青春だ!

 

あやトラ
ラチカちゃんチョロいのめっちゃ可愛かったです。隠してはいるんだけど隠しきれていないのがいいですね。乱世では爪は隠すものですが、現代では隠しきらない爪の方が魅力的になったりするものです。
そして裸で抱き合う展開、ラチカちゃんの背中やお腹のラインの描写エロかったです。こだわりを感じる・・・。

 

(Cカラー)夜桜さんち
目がピッカピカの太陽くんシュールで笑った。バトルでカッコいい描写も日常になるとギャグなるというギャップは良いものですね。そして良太くんとか道端くんは死ななくて本当に良かった(笑)
初代さんは現れ方がかなりホラーでした。既に皮下さん通じて太陽くんの中に入り込んでいるとか、もはや精霊とか神霊系の存在になっているんだろうなと感じられて怖いです。

 

ウィッチウォッチ
カンニコチャンネル・・・カップルチャンネルじゃんっ!!
これが許せるモイくんは器がデカいと思いました。俺では耐えられない。まあプロデューサーという立場だからいいのかな?
あと飽きるオチは「やっぱり」でした。自分が好きなことである、もしくは自分が主導でやっている達成感がないと、創作活動はモチベーション上がらないものだと思います。

 

SAKAMOTO
半額シールで目隠しする絵面がシュールで笑った。
やっぱり坂本さんの闘いは他とはギアが何段階も上がるド派手さで面白かったです。日常ルーティンをぶっ壊す、すっげ~アクションです。
あと一般人がやはり対応力高くて笑いますね。この状況下で「大丈夫ですか?」とか「すっげー喉が乾いてたんだ」とか相手を気づかえるの素晴らしいです。

 

(Cカラー)マグちゃん
これから毎年7月7日をマグちゃん復活記念日にしようぜ!
1周年ということで1話を思い起こさせるビームと爆発をやりつつ、ここまでの間に変化した流々ちゃんとの絆や、周りとの関係性を再確認できる話で感慨深かったです。1周年のパーティー仮装マグちゃんも可愛かったぜ!
人気投票はみんな入れたい・・・みんな好きだ・・・となりつつ、WEB投票初日はマグちゃんに投票しました。あと混沌マグカップは普通に売ってくれて、頼む!

 

アンデラ
ウィンターさんが一コマでやられているの吹いた。概念系UMAとは何だったのか(笑)
アンダーの円卓が明確に序列があることを示唆するがごとく縦に置かれているのカッコイイと思いました。ビリーさんのコピー能力の発動条件は恨まれるとかなんでしょうかね(だからジュイスさんの腕を見せた)。
あとアンディの服が急になくなったのは、服のUMAの人風子ちゃんに付いている雰囲気ですね。それなら一安心と思える情報でした。

 

クーロンズ
火伏くんがんばえー!
投打において隙がない強大なクーロンズという強豪相手に単独で挑むのは大変そうなので、ここからチームメイトの覚醒が待たれます。火伏くん一人に良い格好させてたまるか、俺たちもいるんだぜ展開を見せて欲しいぞ紅駒!

 

(読み切り)リコリスの毒
いい意味で後味の悪い話でインパクトありました。お姉ちゃん正しく悪霊でした。甘く耳障りのいい言葉を使う人間(幽霊だけど)を信用しすぎてはならないという教訓が含まれていたと思います。

 

ロボコ
「編集者は自分の発言に責任を持たないんだ!」・・・名言すぎる。宮崎先生の編集に対するイメージなのでしょうが、本質をついていると思います。作品に責任を持てるのは結局のところクリエイターだけなのです。
そして、ロボコもGIGAに載ったのすごい。そこは調子にのっても許されるぞ。
あとユージンいい奴だ。たぶんクリエイターにとってとてもありがたい存在だと思います。

 

(最終回)アイテルシー
最終回のサブタイトルは「n」。順番だと「し」ですが流石にそれは直接的(死を連想させる)すぎたということでしょうか。
右近さんが死んでから再スタートをきった際の明さんのモノローグの意味や、宿敵らしい鏡さんとの決着が何も描かれなかったのは正直残念でした。単行本とかで一気に「し」~「ん」までのダイジェストやって欲しいです(半天狗さんみたいに全てを2Pくらいでまとめてもいいので)。
この漫画は相生さんのキャラクターが少年マンガの枠組みのなかにおいて窮屈そうだったのと、リアル路線なのかコミカル路線なのか分からないどっちつかずな雰囲気が、とにかくミスマッチな印象でした。
どういう風に面白がるかを掴む前に状況がぽんぽん変わるのも、週刊連載だと致し方ない部分ではありますが、我慢できなかったなあという感じでした。
とはいえ、「君を侵略せよ」からガラリと作風を変えたのは印象的だったし、良いチャレンジだったと思うので、稲岡先生の次回作に期待します。

 

アメノフル
ミサキくん不幸ですな~(笑)
この漫画は、設定とか深く考えずに雑に読むのが正解だと先週理解したので、ポップコーンを腹に巻いて爆発させるぞのくだり(お菓子が武器であり恐れられている世界観だと普通に怖いと思える状況だけど、ツムギちゃんは「セリフのおかしさがひっかかる」とある種のメタ発言をしている)も素直に楽しむことができました。
そして、ツムギちゃんとミサキくんがお菓子使い組織側にも誤解されて伝わる流れも雑でした。有能な奴が誰一人としていない漫画だ、これ!
・・ていうかそもそもポップコーンさんは何をしに入隊試験きたんだよ~?