yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 カタールワールドカップ2022 本戦ベスト16 VSクロアチア戦 感想

日本(1-1)クロアチア 日本負け

  (1pk3) 

    

ベスト8に至る壁は厚かった……

 

PK戦の負けは正直どうしようもない(相手のGKが神がかっていた)とは思いますが、悔しいものは悔しいですし、120分で勝利を決めきれなかった日本代表の実力が、あと一歩不足していた結果となりました。

 

守備面では点を取られた場面以外は良かったと思います。ロングスローやプレスがかかりきらない(相手にとって)低い位置からのピンポイントクロスには苦戦しながらも、ゴール前ではしっかり体を張っていましたし、権田のファインセーブもありました。

 

攻撃面では前半いい時間で先制点をとりムードは最高潮でしたが、後半早い時間帯に追いつかれたことにより、全体が押しあがる感じが減って停滞。人を変えポジションを変え、三笘の個人技や伊東のスピード、終盤は疲労の色が濃い相手DFの裏を早めにつくロングボールなど、色々と打開を試みているのは伝わりましたが、崩しきるには至りませんでした。

 

結局ここで2点目をとる事が出来なかったことが敗因だったと思います。歴史は塗り替えられなかった……。

 

とはいえ、予選突破すら絶望的という前評判から、ここまで楽しませてもらったことに関しては、日本代表メンバー及び森保監督にはとても感謝しています。

 

お疲れ様でした。4年後また大きな夢が見られたらいいなと思います。

 

 

以下、各選手の評価です。

 

権田(6.5)…1失点はしたもののあれはキーパーノーチャンス。それ以外はモドリッチのミドルをはじくなど、素晴らしいセービングをみせた。

吉田(6.0)…高さのある相手にしっかりと体を張って対応した。PK失敗は無念だった。

冨安(6.0)…凡ミスでピンチを招いてしまう場面もあったが立て直した。攻めあがる場面もあったがあまり効果的ではなかった。

谷口(6.5)…三枚のCBの中では最も安定感のあるプレイをしていた。JリーグのCBもしっかり世界に通用することを証明した。

遠藤(6.5)…激しい運動量とチェイスで中盤を引き締めた。いて欲しいところにしっかりいてくれた。

守田(6.0)…ペナルティエリア付近のボール処理で多少怖い場面はあったが、基本は落ち着いてボールを回せていた。

伊東(6.5)…守備でも攻撃でも奮戦し120分を通じてよく走った。特に前半は質のいいクロスを何度もあげていた。

堂安(6.0)…高速クロスは先制点に繋がる素晴らしいものであったし、積極的に仕掛けていこうという姿勢は印象に残った。

鎌田(5.5)…攻撃においてはボールを保持して意外性のある場所に配球する様は可能性を感じさせた。守備面ではちょっとプレス対応が後手に回っているシーンが幾つもあった。

前田(6.5)…セットプレーのこぼれ球に反応して先制点を決めてみせた。高速プレスも相手のGKおよびDFの脅威になっていた。

 

 

交代選手

三笘(6.0)…流石に対策をされていたが、それでも延長における単独突破における迫力は凄まじかった。惜しいプレイだった。

浅野(5.0)…ボールがまったく収まらず、日本のリズムが悪い原因となっていた。スピードもあまり活きなかった。

酒井(6.0)…投入直後は妙にファールをとられて不安定だったが、守備面ではしっかりと相手の高さなどに対応した。

南野(5.5)…守備面は良かったが、攻撃面ではほとんど印象を残せなかった。勢いをつけるためのPK1本目を外してしまったのは痛かった。

田中(5.5)…延長後半からの投入では活きる場面が少なかった。

 

森保監督(5.5)…前半はプラン通りの展開だったと思うが、同点に追いつかれてからの交代に関しては今回あまりハマらなかった。