yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2022年 49号 感想

今週アンケート 1位:ワンピース 2位:アオのハコ 3位:鬼嫁伝

 

(巻頭カラー)ワンピース

表紙と扉絵は映画『RED』より。ルフィとウタが並んでいるだけで泣きそうになるぜ……。それにしても興収175億円突破はマジで公開時には予想できない大ヒットで驚きです。

本編はジンベエセラフィムとの戦闘。スイスイの実の能力を得ている魚人空手使いとか発想がエグいですね。科学はパラミシアンの能力も抽出できたということかな?

そして残りのベガパンクさん出てきましたが、すごい週刊連載漫画家が欲しそうな能力だと思いました。俺自身は欲とか分離したくない派ですが、これが効率いいというのは凄く納得できました。

そしてこれらの技術をフランキーがとんでもねえ"未来"と表現したのにシャカさんが「過去」だと訂正するのは鳥肌たちました。色々な情報が一気にカチッとハマったような気がして、テンション上がりました。

 

アオのハコ

雛ちゃんフラれる……(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠)

先週雛ちゃんがいかに大喜くんの事が好きなのか描いたうえでのこの展開は辛すぎるぜ三浦先生。スポーツの試合においてもそうですが、敗北の瞬間というのはいつも儚く残酷だ。

そして、軍師菖蒲ちゃんの行動は裏目に出てしまいましたが、これを知った後の彼女の行動も気になります。変な方向に暴走しそうで楽しみ・・不安です。

 

ロボコ

wifi工事に車の整備もできるボンデレラ凄いですね。しかしこの物語がモテ杉くんの願望かと思うと、けっこうボンドくんを理想化していて、愛は盲目なのかなと思いました。

ネタとしてはパンプキンシチューとアスタの心意気が面白くて笑いました。

 

SAKAMOTO

勢羽さん催眠術にかかっていなかった。これは心情的にも嬉しかったし、相手の意図を上回ったという意味でも気持ちの良い展開でした。

勢羽兄弟の関係性は虎丸ちゃんの言う通り尊いですね。ただ虎丸ちゃんはもうスラーのグッズ手作りしているのは失望しました。推し変の判断が早い(笑)

 

呪術廻戦

「不幸の中心はお前だ。悠仁じゃない!」と叫ぶお兄ちゃん格好良かったです。まだ本当にお兄ちゃんなのか疑惑はありますが、弟への思いは間違いなく本物だと思います。

しかし気持ちが盛り上がっていく中でのラストが急に『かすかべ防衛隊』だったの、不意打ちで吹いてしまいました。ファイヤー!

 

(Cカラー)あかね噺

カラー扉絵はラクゴクエスト。ドラクエ3の勇者風のあかねちゃん衣装いいですね。そして、からしさん頼りになる先輩なのに遊び人衣装なのはウケました(後に賢者になったりするのかな?)。

本編はあかねちゃん本当に5つしか持ちネタがなかった。基礎に絞って土台を鍛えてきたという方針が明かされたとはいえ「マジかよ・・・」という気持ちは拭えなかったです。

まあしかし、その後のからしさん指導による前座噺の横の幅を広げろや、師匠の守破離の話は分かりやすかったので、あかねちゃんのレベルアップは普通に楽しみです。

 

ウィッチウォッチ

ランくんは黒魔女だった。

母親が不死の魔女ということで、なぜ彼は家を持たない流浪の鬼なのかが明かされる展開は引き込まれました。

ニコちゃん側はモモチがいるので結界内への侵入はできそうですが、相手方も刀持った黒魔女がいるのでどうなるか分かりませんね。ていうかあの黒魔女さんはランちゃんの姉か妹だったりするのでしょうか、気になります。

 

逃げ上手

今川さんルフィのギア2ばりの異常ドーピングをしている感じがして迫力ありました。描写の苛烈さだけ見れば『蒼天航路』とか『キングダム』の住人ですよこれは(笑)

そしてここにきて足利学校とフランス野党のルーツを絡めてくるのは「そこなんだ」と驚きでした。亜矢子ちゃんと小次郎くんは前回の闘いで活躍したので、ここは吹雪くんのちょっといいところ見てみたいなので、足利学校と吹雪くんとの繋がりは注目です。

 

(Cカラー)(読み切り)あやしのあやし

妖怪の子どもを預かっている保育園の保育士を陰陽師がやるという設定は面白かったですし、絵柄もすっきりとしていて、ほのぼのとした題材にあっていると思ったので、雰囲気とても好きでした。

一方で妖怪と人間の元々の関係性はどうなってるのかなとか、陰陽師協会よく分からないとか、もっと設定や世界観に深味をもたらす説明や展開があった方が良いなとは思いました。

 

ブラッククローバー

アスタくん龍彌さんが間に入って痛み分けになるものの実質敗北。とはいえアスタくんが掴んだという絶天の型はどんなものか普通に気になるのでお披露目楽しみです。

そしてシスター急襲。アスタくんを日ノ国に飛ばしたのは彼女なので「本当に実在したのね・・」という台詞には違和感がありますが、果たして。

 

(Cカラー)ギンカとリューナ

カラー扉絵はくつろぐ2人。リューナちゃん本編でもそうですが足癖悪いですね。

近衛のカルラ様は戦闘大好きみたいな性格が好印象でしたし、象形文字みたいな台詞で「黒い太陽」とか「空間断裂の宝刀」とか出してくるの中二感あってカッコよかったです。リューナちゃんも封印された左腕に「闇の魔術」を宿してきたのはテンション上りました。

バトルは残念ながらギンカさんの介入でお流れになってしまいましたが、この2人の全開全力はいつかは見てみたいなと思いました。

 

鬼嫁伝

新キャラのたぬきよさんバカなのがとても可愛くて好きです。

ていうか「種付けボンバーッッ!!」はパワーワードすぎて大笑いしました。どんな勢いで言ってるんですかこの妖怪(笑)

こういうパワーのあるキャラが出てくると、それと比較する形でより強かであるまなかちゃんとか、からかってもすぐに逃げるみゃーこちゃんとか、リアクションで他キャラの魅力が上がっていくのでいいですね。

ラストのネットでたまに見る目がいっちゃってる料理人が包丁を持っている絵のパロディでもある「上等だよ・・」も良かったです。妙な緊張感が生まれてますね(笑)

 

ヒーローアカデミア

障子くんの意見が作中における「異形差別問題」において真っ当だとは言い切れませんが、それに対する人々を動かす言葉の説得力において、スピナーさんが代弁者と言われるだけの裏打ちも信念もなかったのが敗因であることは納得できました。

スピナーさんはそれでも後ろを振り返らなければ勝機はあったかもしれませんが、自分自身の思い(友情みたいなもの)に殉じれなかった事も、彼のあと一歩届かなかった弱さだなと思いました。

 

夜桜さんち

開花概念バトル「包容」VS「適応」という形でしたが、最終的にその全てを「包容」するという決着は絵の力を含めて説得力があって良かったです。今度は四怨姉ちゃんの「解析」ですが、七悪くんとの闘いを経た後でも、概念的にも手段的にもどうやって詰ませるかは想像できないので、楽しみです。

あと、何か百さんが言っていますが、ここから実は善人だったパターンは難しいと思うので、謎の自傷行為が何を示しているかは気になります。

 

PPPPPP

ファンタくんが思っていた以上に運くんのコピーでダメージ受けていたの驚きました。

愛されていたけど選ばれなかった過去の喪失を、自分の価値を高めることや周りからの賞賛そして自分の天才性の唯一無二さでなんとか埋めて崩れないよう維持してきたということを知ると、ファンタくんに対するラッキー君の今回の仕打ちはすごく残酷なものに映りました。

「ファンタくん頑張れ!」と今は強く思っていますが、この対決が始まる前はこんな気持ちになるとは想像できなかったので、自分は今すごいところに連れていかれているんだなという気持ちで一杯です。

 

ハンター

ノブナガさんカッコイイ突きでしたが念能力は見れなかったの残念でした。まあこの程度の相手に能力使うまでもないのはそうなのですが、流石に謎な期間が長過ぎるのでそろそろ開示して欲しいです。

そしてヤクザ抗争はどんどん面白くなっていきますね。幻影旅団箱推しのヒリンギさんはだいぶ好きになってきたので生き残ってほしいです。

 

アンデラ

ロードマップの最初はニコさんから。前ループの直前でニコさんの掘り下げをしたので、未知の領域を見せたらホイホイついてきてくれたのにも納得できました。基本的に善人なんですよね彼は。

そして不変のジーナさんは能力発現時に4万人を殺していた。

「神……お前……そういうところだぞ!」となりましたが、実際この時に何が起こったのかは気になっています。みんな逃げまどっているし、巨大隕石でも落ちてきたとかかな?

 

高校生家族

「俺は家族旅行の気分だった、これは修学旅行なんだ!!」

光太郎くんが妙に落ち着いていた理由はそこだったのかと、思わず膝を打つ回答がきてくれたのは良かったです。

そしてた告白展開、屋敷さん弓木さん光太郎くんの三角関係がここで一気に決着するとは思っていなかったので、不意打ちにドキドキしております。

 

(読み切り)さっちゃんは石になった

煽り文では「友情」となっていますが、自分には「欲望」の話に感じました。

他の人の評価はどうあれ、自身の執着をはっきりと自覚して、それを持ったまま人生最後まで生きられたら、それはある種の幸せだと思います。

 

マッシュル

ドゥウムさんの魔法、やっぱり筋肉魔法じゃないですかぁぁぁ!!

体がでっかくなっているのがその証拠ですね。

100%時には戸愚呂弟みたいな体型になって「技を凌駕する圧倒的パワー」な凄みを見せてくれるかは注目です。