yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 12号 感想

今週のアンケート  1位:SAKAMOTO  2位:ヒーローアカデミア  3位:暗号学園

 

(巻頭カラー)SAKAMOTO

カラー扉絵と表紙は坂本さんとシンくん。シンくんは完全にもう一人の主役ですね!

本編は過去編突入から「魅せるアクショこそがコイツ等の自己紹介だ!」と言わんばかりのストロングスタイルな導入で面白かったです。

死亡率100%の任務も気になりますし、有月さんも登場したのでワクワクしております。

 

ウィッチウォッチ

「本物のお化けだー!」で突撃してくるかぼちゃニコちゃん可愛いね(笑)

石が黒に変わるギミックは黒魔女関係のシリアス話で実際に使われそうなので、その時の演出は期待しています。

あと自分は特に秋が長いとは思っていません。もう数ヶ月くらい秋をやっていてもいいのよ。

 

ワンピース

研究所を破壊しているのはセラフィムだった。命令は五老星が出しているのでしょうか、だとしたらどうやって気づかずに侵入したのか(通信では命令できないはずなので)全然分からない……。

そして最後のルフィとゾロの「いやそう!」顔笑った。カクはまだしもルッチさんは本当に信用がないので俺だったら嫌ですが、共闘展開はまったく予想していなかった事態だので楽しみです。

 

アオのハコ

大喜くんと千夏先輩の出会いのキッカケは朝練なわけですが、千夏先輩の背景がハッキリしてくると、一緒の空間にいたことがお互いに凄く良い影響与えていたとなってエモくなりました。

そして夢佳さんと出会った千夏先輩の目が怖い。これがどういう感情なのかは分からないので、次週を座して待ちたいと思います。

 

ヒーローアカデミア

ジェントルの活躍に目がハートになってるラブラバちゃん超絶カワイイね!

そしてホークスさんバラバラにされたと思ったら少女漫画みたいになっていて笑った。常闇くんが気の抜けたカラス観たいな顔になるのも致し方がない展開で良かったです。

そしてオールフォーワンさんがまだ性懲りもなく自分の物語として逆転狙っているのは流石の往生際の悪さでした。流石オールマイトにボコボコにされてあんな体になっても夢を諦めなかった男ですね。完膚なきまでに打ち砕いて欲しいと切に思います(笑)

 

(Cカラー)ロボコ

カラー扉絵は100万部突破のロボコ。トロフィーが膝なの良かったです。

そして本編はバトル展開へ。ファミチキ先輩との修行が活きているのは読者的にも嬉しい展開だったと思います。あと「ガチゴリラはロボコが…」は「モップはてめえが…」感があって好きでした。

ロボコエネルギー切れは、他に助っ人が来る展開でしょうか。気になります。

 

あかね噺

うらら師匠の目的は女性初の『名跡』になることだった。いまいちどういう理屈で残るものなのか分からないのですが、なんとなく凄い事なんだろうなというのは伝わりました。実力もそうですが政治力とか重要そう。

そしてあかねちゃんに期待しているのは「自分の名を継ぐ存在として」なのも筋が通っているなと思いました。女の戦いをやっている感じがいいですね。

そしてひかるさんも落語の世界へ来ていた。こっちの「あかねVSひかる」の女の争いにも注目です。

 

ブラッククローバー

五頭龍さん再生する。まあこれは前フリで来週はみんなの協力を得たアスタくんが派手に男にしてもらう展開だと思うので期待しています。

あとは無生ヶ嶽さんが切符のいい男ですね。将軍は譲っても最強の自負に傷はつかない、鋼魔法の使い手であること含めて良いキャラクターだと思いました。

 

(Cカラー)アンデラ

アニメ化記念パンパンダ立体化、謎計画ですな。これはかわいい……のか?

本編はテラーさんの“不通”が目覚めるタイミングが相変わらず最悪すぎて「神の野郎!」とヘイト溜まる展開でした。全てが救われるループでなければ耐えられなかったかもしれねえぜ。

そしてクリードさんはビリーさん側とは違う敵陣営だったのですね。ビリーさん含めて彼等の否定能力目覚めるタイミングも気になります。

 

マッシュル

イノセントゼロさん魔王形態になる。息子たちの心臓を取り込むギミックなど、予想以上に中二感溢れる雰囲気になったの良かったです。

そしてマッシュくん死す。今までのこの漫画の雰囲気なら「それは心臓ではない、シュークリームだ」をやりそうですが、今週で攻撃した後も心臓が心臓として描写されているので違うのかな?

 

逃げ上手

ちゃんと鎌倉を取り戻した後に政治を引き継ぐ描写をいれるの丁寧だなと思いました。権力者は倒して終わりじゃない、その後に自分たちが統治しなければならないという視点は、現代だとより重要だと思います。

「権力争いばかりが注目され」は前の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見てるとより強く思いますが、こうやって逆視点の作品が出てくるのも歴史の面白さですね。

 

暗号学園

東洲斎さんが「ケツケツ」言ってるの口癖がキャラ付けじゃなくて、濃姫さんに強要された罰ゲームだったの「そんなことあるぅ!」で驚きました。

濃姫さんの格を東洲斎さんや凍さんなどとの関係性で上げていくのは上手いなと感じました。こうやって新しく対決するキャラは前のキャラよりも強くしていくのは少年マンガ王道のインフレですな。

いろはくん負けてしまいそうですが、それはそれで東洲斎さんと尻コンビになるのもありだと思うので個人的にはノーダメージですが、どうなるのかな?

 

一ノ瀬家

ドロドロしてきたー!

美奈子さんこのままいくと浮気相手刺し殺しそうなんだけど、どうなるのかな?

翼くんの行動や言動が人の気持ちを考えてなさすぎてちょっとムカついていますが(中学生に理解しろというのは酷だけど)、この教訓をループしても持ち越して成長していく展開なのかな?

 

人造人間100

人造人間にどれだけ愛情を向けても答えてはくれないこと、人に想われた人造人間を壊すこと、協力した人間を許さないこと、改めてあしびくんの多くの覚悟を問い直すストーリーで、このロキシー編は素晴らしかったと思います。

モートセーフのボスがこうなる事を分かっていてやらせていたのも良かったです。「比べるまでもないよね」のところのボスさんは実に邪悪でいい笑顔でした。

 

夜桜さんち

旦さんと夜桜一家闘わず。

ちょっと肩透かしでしたが、元々死にたがっていた初代つぼみさんと、歴史の影で暗躍していたつぼみさんの、読者的な認識の不可解さやズレが解消されたのは前進でした。

毒親滅ぶべし!

 

イチゴーキ

いきなり3年生展開は、渾身の捨て身ギャグで笑いました。

ジャンプ連載蠱毒を見守っている身としてはクリティカルなネタでしたが、今後ネタの範囲が狭まりそうなので大丈夫なんですか林先生……?

あとジェットスキースプラトゥーンのサメライドを思い出しました。あれですごい倒されているトラウマが蘇ったぜ……。

 

ギンリュー

ノスフェラトゥさんはマガラカを復活させるのが目的だった。

個人的にはノスフェラトゥさんは笑顔の描写から他人を絶望させることには愉悦を感じていそうと思いましたが、本人の分析としては自らが絶望を感じたいということで、SとMの認識がズレているのかなと思いました。

リューナちゃん達がどういう形で彼の計画だけでなく、心も打ち砕くかは楽しみです。

 

鬼嫁伝

先週ジンタくんがマナカちゃんを迎えに行く理由が足りないかもと書いていましたが、彼女の命がかかっているとなったら、こんな手紙見せられたら「助けに行かないわけがねえよなあ!」という気分になれたので良かったです。

どこにでも行ける切符は片道で1枚消費するなら、2人で戻る便も含めてジンタくん単独で乗り込む事になりそうですが、どうなるのかな?

 

(読切)影と主

デザインや構図やエフェクトなど、絵に独特の映える個性があって良かったです

お話としてもキャラクターを魅力的に見せる事をしっかりと短いページ数でやっていて好印象でした。

 

PPPPPP

ダダ先生過去編。彼が積極的に学音さんを倒しに行っていた事は意外でしたし、体験できる演奏を聞いて学音さんが『嬉しそうに笑っていた』だったのは予想と違って面白かったです。

そしてこれは、改めて大ボスである学音さんの格を上げる感じで良かったです。自分に並ぶものがいることが嬉しかったのかな?

……だからこそダダ先生がピアニストをやめたことを残念がって後に「日本には嫌な思い出がある」に繋がっていったと予想しますが、果たして。

 

(最終回)高校生家族

いきなりの最終回でビビリました。

3年生になって後輩に慕われるかもしれない光太郎くん、一郎さんのバレー全国制覇、静香さんと竹林の結末、春香ちゃんの名人との対決、ゴメスの不良伝説、見たかった展開たくさんありましたが、それらが見れなかったのは……悲しかったです。

毎週独特なセンスで青春ど真ん中を描くさまは、時に大爆笑を、時に感動を呼び起こしてきてくれて最高の作品でした。

お別れに涙は似合わないので「楽しかった、ありがとう」と声を大にして言いたいと思います。

仲間先生お疲れ様でした。次回作も期待しています。