yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2023年 13号 感想

今週のアンケート  1位:ワンピース  2位:暗号学園  3位:SAKAMOTO

 

(巻頭カラー)ワンピース

カラー扉絵は大胆な構図の麦わら一味。フランキーがナミの尻を凝視してるエロい人に見えるのは内緒だ(笑)

そして本編はまさかのサテライトに裏切り者がいた展開か。本命は統括的立場にいたシャカだど思いますが、まだ読めないですね。

そしてキッドの相手はエルハブの巨人達かと思いきや、赤髪海賊団にドリー&ブロリーだと……強すぎワロタ!

予想の遥か斜め上を行く展開にめちゃくちゃテンション上がりました。ワンピース世界どこもかしこも大盛り上がりだぜ!

 

SAKAMOTO

失敗率100%の退学任務、まさかのオーダーが関わっている展開は驚きと同時に納得があって良かったです。そりゃあ殺し依頼出ているのに長年生徒退学用に放置しているなんて不自然ですから、裏で繋がっているといるのはその通りですよね。

そして坂本さん達一行の一般人にバレないようにデパート内で暗殺しまくる展開はスタイリッシュでカッコよかったです。特にエレベーターの攻防はちゃんと連携取れていて、仲の良さを感じられて好きでした。

 

ヒーローアカデミア

「見ろ奴は”止まっている”攻撃し続けろ!」ヒーロー側の必死さが伝わってくるいい台詞でした。光を失っても薪をくべるが如く継ぎ足されていくというのはまさにその通りで、そういった小さな執念の積み重ねが巨悪を討つのだと思います。

常闇くんの一撃は素晴らしかったので、しっかり効いていて欲しいと思いますが、事前にオールフォーワンさん「避けなければいけない攻撃だ」と気が付いているので果たして。

 

あかね噺

魁生さん過去話。彼が一生さんに恩義を感じ、ある種彼を父親のように思っているんだろうなというのは想像できましたが、彼自身の落語に対する天才性に繋がるエピソードではなかったので少し戸惑いました。

とはいえ落語に対する執着(一生さんに対する執着)には繋がっていると思うので、それが攻撃性となって一門に激動をもたらすのでしょうか、楽しみです。

 

ウィッチウォッチ

異性と付き合ったことないのに誰が一番上手なデートができるとかいう議論、確かに不毛な口論だけど、「自分も異性と付き合ったことないのにそれを言わないでニコちゃん!」とちょっとツッコミしたくなりました。

とはいえ「好きな人の事を知ることが楽しい」は一つの真理だと思いますし、モイくんニコちゃんのイチャイチャが見れたのは良かったです。

しかし「好きな人の事を知ることが楽しい」だけでは、だんだん満足できなくなってくるというのも男女関係ではあるあるなので、難しいのですね。

 

(Cカラー)アオのハコ

ある意味で千夏先輩が「大喜くん大好き」と叫んだかの如き展開に「うおおおおお!!!」となりました。

これで彼女自身が恋を自覚する展開となり、関係性に変化が生まれそうで楽しみです。

そして大喜くんを挑発する松岡君。「ここで俺に負けるのはダサいんじゃない」は、まんま松岡くんに向かって欲しい言葉だったので「頑張れ大喜くん」と思いましたが、最後ちょっとバテているのでシャトルランは負けてしまいそうですね。

でもどんな時も挫けない姿勢に千夏先輩は惚れていたということで、最終的に松岡くんをギャフンとさせる展開楽しみにしています。

 

アンデラ

クリードさんの不減発動のタイミング、じつに神野郎の「絶対に否定能力で不幸にしてやる!」という暗黒の意志を感じていいですね。味方がどんどん死んでいく中で「命は減ったら戻らねえんだよ!」と泣きながら弾を撃ち続けているクリードさんを想像してしまいました。

弾幕を越える展開、ここはついに秘密兵器不可視さんの出番かな?

 

呪術廻戦

来栖さんビルの上から落とされる。死体を確認していないので生きている方に自分はベッドしたいですが果たして。

そして虎杖くんもはやドラゴンボールの住人ですね。

前の宿儺さん出現時は虎杖くんの自決で決着つきましたが、今回はどうなるのかな。緊迫しているぜ。

 

(Cカラー)ロボコ

ファミチキ先輩偉大すぎる。強いロボコが好きなので、蚊トンボ膝になっても闘ってくれる展開は良かったです。

声優ネタなどアニメに引っ張られた展開ではありますが、これはこれで相乗効果を生み出していると思いました(水瀬いのりのメイドキャラといったらレムなので強いのは当たり前!)。

 

逃げ上手

刀工正宗さん見た目のインパクトありすぎでしょ!

そして足の刀を授けられたシイナさんもめちゃくちゃ映えるビジュアルでドキッとしてしまいました。欠損を補うための機能美にして技巧美、ロマンの塊です。

孤次郎くんがシイナさんに顔を赤らめていますし、来週は彼女と同じになりたくて頑張った結果、彼が正宗さんの武器を継承しそう。

 

夜桜さんち

「父さんがいたはずなんだ……」場合によっては切なさそうな展開なのに、ほとんどホラーなの笑いました(特に六美ちゃんの誕生日の後ろにたたずむ百さん)。

狂っていると見せかけていたから監視している旦さんからも「あいつ忍び込んで家族の思い出ビデオ夜な夜な編集しているわ、こっわ、関わらんでおこう」と思われていたのでしょうか。頑張ったんだな百さん(涙)

 

暗号学園

今週も見所多くて楽しかったです。

濃姫さんの笑み「こっわ!」とインパクトありましたし、東洲斎さん登場カッコイイ&「やっぱりあんたケツケツ言うの好きじゃないですかー!」という驚きもあったし、先週言っていた「ただではすまない」がちゃんと「ただではすまない」オチに繋がっていくのは物語的な気持ち良さもあって最高でした。

暗号を解かなくてもちゃんとストーリーだけで面白いのも本当に凄いと思います。

いろはくんにどんどん必要なものが集まって成り上がっていくのも楽しいです。

 

イチゴーキ

冒頭からちゃんと高校生最後の夏になっているの笑った。

そして自分の好きな生徒会長が再登場してくれて嬉しかったです。しかも只カリスマ性で従えているのではなく、自分の好きな相手はイチゴーキくんだと語ったうえで周りのみんなに協力申し込んでいるのは彼女の成長を感じました。いつか報われてくれ……。

 

(Cカラー)マッシュル

カラー扉絵は現代お出かけコーデな面々。けっこうお洒落ですが元ネタあるんでしょうか?

そして本編はオチョアさんが時間を稼ぐ。酷いですが、ある意味でイノセントゼロさん側の意味無能な味方として、期待通りの活躍をしてくれて面白かったです。

あとドミナさんは死なないで欲しいので頑張れ!

 

一ノ瀬家

「辛いことも一緒に向き合うよ、だって家族なんだから」時に美しく、時に醜悪でグロテスクな言葉ではありますが、この漫画では翼くんのこの決意が謎が明かされる度に彼の心の中でジェットコースターしそうな気がしてハラハラします。

普通に考えればジェットコースターがそうであるように、最後はハッピーエンドに辿り着くものですが、週刊少年ジャンプという媒体の場合そうはならないかもしれないので(今週の『PPPPPP』で改めて思い出した)、余計にハラハラしてきています。

 

人造人間100

「休みたい休みたい」と転がっている100さん可愛いですね。これはアシビくんの体力を心配しているのでしょうか。だとしたら演技過剰すぎるぞ(笑)

アシビくんが他の隊員から疎まれる展開はあるとは思いましたが、その踏み込み方がちょっと予想とは違っていながら、ちゃんとヒューゴくん個人の気持ちとして理解できるの良かったです。

 

(読切)デッドライン

悪魔も憧れる少年ジャンプ編集部。百目鬼さんのサタン要素が薄かったのがちょっと肩透かしでしたが(地獄なら閻魔大王だし「あいつ知り合いなんで交渉できますよ」みたいな展開とか欲しかった)、発想自体は面白かったです。

 

ブラッククローバー

五頭龍さんの首がいっぺんに飛ぶ見開き、絶天だけに「絶景かな、絶景かな!」という感じがして良かったです。後世の絵巻物に描かれるやつですねこれは。

あと将軍様の天眼通ビジュアルや「今ここで清め祓い断つ」という台詞も、中二力高くて良かったです。

 

鬼嫁伝

異界は3人で行くことに。危険にも関わらず付いてきてくれた、けろるちゃんもみゃーこちゃんいい娘ですね。

切符の移動ギミックは面白かったです。鬼の国の制度など異界らしさをもっとたくさん見たいので期待しています。

 

ギンリュー

急にギンカさんの杖が出てきたの驚きました。もしかして巻いてます……?

ギンカさんが10年前マガラカの復活を食い止めたとの事ですが、そのあたりの対決内容や結末気になりますね。ノスフェラトゥさんの奥の手でマガラカの一部が復活して、そのへんが分かったりするのかな?

 

(最終回)PPPPPP

人格交代ぶん殴りエンド。

凡才ラッキーくんが好きだった身としては悲しい終わりでした。

連載が続けばここから更にラッキーくんの中の天才性本能と、人に優しくしたい気持ちが混ざり合って、より魅力的なラッキーくんになったんだとは思いますが「奇跡の日々はもう終わり」なんですよね。寂しすぎるぜ。

ある意味でこれまでの読者を突き放した展開ですが、学音さんの出会って第一声が「おかえり」と無駄に格が高かったり等、最後まで心が湧きたつ面白い要素はありましたし、マポロ先生の中の想いを無理矢理出力したかのような原稿は迫力がありました。心に刻まれる最終話だったと思います。

マポロ先生の次回作に期待します。