yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 21年 49号 感想

今週のアンケート 1位:PPPPPP 2位:ストーン 3位:ヒーローアカデミア

 

(巻頭カラー)ワンピース

カラー扉絵は珍しいゾロメイン。それぞれの海賊団のナンバー2集結といったコンセプトでしょうか。ローさんところはやっぱり白クマなんですな(笑)

本編はビッグマムが更にパワーアップ。マジで勝てるビジョンが見つからない……。

そしてサンジの体だけでなく精神にも変化が。ちょっと予想つかないので(ギャグに振ってくる可能性もまだある)、成り行きを座して見守ろうと思います。

 

呪術廻戦

虎杖くんが頭使って闘っているのなんだか妙な感じで面白かったです。

パチンコ入店は個人的に『スラムダンク』の桜木花道もやってたしそんなに目くじらたてるほどでもないかなと思ってます。現代はコンプライアンスに厳しいのう。

しかしこれは、日車さん闘いがグダクダになったら第二回裁判とかやる展開になるのかな?

 

ストーン

クロムくんの魂の叫びがみんなの中の本当の気持ちを浮かび上がらせた。

もしかしたらそれはホワイマンに負けてしまう可能性を増やすだけの愚かな行為かもしれないけど、人の「こうしたい!」という気持ちが科学を作り上げてきたのなら、その気持ちに従ったものを、合理性に合わなくても、困難でも作っていこうという結果に涙がこぼれました。

インターネットを作る話もめちゃくちゃ楽しみです!

 

(Cカラー)逃げ上手

センターカラーの撮り鉄外国人ネタくそ笑った。時行くんの可愛さに目がいきがちですが、鎌倉にもちなんだネタといい素晴らしい扉絵でした。

本編はてっきり諏訪神党の方々の有能っぷりを見せる展開だと思っていたので、望月さんが既にやられているのは驚きでした。次週どうなるのかハラハラです。

 

SAKAMOTO

南雲さん敵をおちょくりながら勝利。変身しての不意打ちといい、十徳ナイフみたいな武器といい、闘い方がとことんオシャレで面白かったです。

痩せられない坂本さん、個人的には太っている方が好きなので(テニプリの田仁志くんとか太っている方がベストでしょ)、そのまま強くなる展開を期待しています。

 

アンデラ

不壊って気合い次第で解けてしまうものだったのか。一度生み出したら永遠かと思ってました。

今週は一本目失う負け展開でしたが、不壊さんがマッスルボディだったことが判明したり、地味にちゃんと小判になった人たち守ってたり、クロちゃんが言い訳しながら風子ちゃんに協力してたりと、細かいところで見所多くて良かったです。

 

(Cカラー)(金未来杯)ヨド・ヴィーナス

アクションとか決めゴマとかが若干見辛い感じはありましたが、それを補ってあまりある会話のテンポとセンスが心地いい漫画でした。初台詞が「イケメン死ね」な淀さんのキャラクターインパクトあったし、メインの二人のやりとりもほほえましかったし、ペスさんのツッコミ(一部淀さんの本音の代弁)も効いてたし、「命と引き換えに結婚したい」「コウは女子とはつるまない、諦めて我々で手をうちなさい」というモブ達まで普通に面白かったのも良かったです。

方向性の違う多くの個性溢れた作品が多い今回の金未来杯でしたが、自分はこの方の個性が一番刺さりました。

 

個人順位  1位:ヨド・ビーナス  2位:失恋ビギニング  3位:VROOM  4位:人造人間100  5位:SNOW

 

ヒーローアカデミア

スターさんのミサイルパンチ予想以上に迫力満点で大満足でした。これで死なない死柄木さんがおかしすぎるんですよ……。

最後の展開も、仲間に「私のために死んで」と言いながらこの場面でそれができないスターさんの優しさにウルッとくると同時に、死柄木さんへのヘイトが溜まる展開で感情揺さぶられました。これで終わりとかではなく、奥の手(自分に何らかのオーダーをしていた)あったらいいなと思います。

 

(Cカラー)高校生家族

文化祭で家族一緒に絆を感じる……いい展開だな(笑)

光太郎くんがいくら「そうじゃない」と思っても、だんだん周りの状況も本人も家族の絆を感じているのじわじわ面白かったです。

一応弓木さんにも届いたみたいだし、先週感じていた寝とられ感も解消されて良かったです。

 

PPPPPP

レイジロウくんを泣かせてくる展開かなり引き込まれました。作曲家の意図を完璧にくめる天才は何にショックを受けて、何に闘志を燃やしているのか、めちゃくちゃ気になってます。

また、ラッキーくんの演奏が色々ありながらもロックくんに届いた展開も良かったです。ラッキーくんが闇落ちする展開も先週だとあり得たので「願いを叶えるピアノ」に外れないところにしっかり落とし込んでくれました。

マポロ先生の「バケモノ」を天才でないものがたどり着く極地といった感じで定義しているのも興味深かったですし「頑張って天才なんか目指すもんじゃない」といった価値観も面白いなと思いました。

 

夜桜さんち

凶一郎兄さん可哀想すぎて泣いた。デリカシーはないけど彼なりに頑張って勇気づけようとした結果なんですよ。

ダイエットは究極的に痩せれなかったら死ぬとか、何かを失うとかでしか成功しないイメージです。あんまりパートナーにはやってほしくない感じです。

 

アオのハコ

大喜くん勇気が出づ……。

このままでは寂しいので、前回から続く引きでの2つのフェイントが、二人っきりの買い物で爆発してくれる事を祈っております。

あと、大喜くんの家見て彼も将来お父さんのように家の決定権を妻に握られる事になりそうだなと思いました(笑)

 

ロボコ

千鶴くんナチュラルに「ロボコ姉ちゃん」になっているの笑いました。

そしてモテ杉くん、千鶴くんという視点キャラがいることによって、関わったら取り憑かれる妖怪みたいになっているの面白かったけど、めちゃくちゃ怖い……

 

マグちゃん

冒頭のマグちゃんコネコネしているナプタークさんの絵でもう吹いた。

セイラちゃん2話目にしてもう馴染んだ感じですし、驚きや泣き顔のリアクションがどれも可愛くて一気に好きになれました。

まさか錬くんとラブコメするとは思ってなかったので、そこも意外性あって良かったです。

 

マッシュル

相手方を分断してそれぞれの別の人間に担当させる挙動は、ボスキャラのムーブだよマッシュくん(笑)

ビリヤードのボールアクション普通に迫力あったし、ドットさんの頭をキューとして台に扱っているのも良かったです。

 

ウィッチウオッチ

今週のネタめちゃくちゃ笑いました。カンちゃんにとっては全然笑い事じゃないのが素晴らしいネタだったと思います。

人より早い時間を生きている者は孤独なんだなと含蓄ある話でもあったと思います。

 

ブラッククローバー

モリスさん瞬殺!

読者的にもポット出のキャラだったので、一気に葬ってくれたのカタルシスありました。

ラストの黒の暴牛終結のコマは迫力あって大興奮でした。モリスさん視点なのか怖い雰囲気を纏っているのも良かったです。

 

(読切)最強の魔王様

キャラは可愛いですが、Webとかでよくあるテンプレみたいな内容でした。もっとこの作者にしか出せない個性が欲しかった印象です。

 

NERU

ネルくん御曹司だった。なかなかの衝撃でした。

個人的には柊月母ちゃんの医療ベッドを片手で支える腕力からかなりの武芸者だったと予想できること、旦那が放浪しているでおそらく女手1つで頑張って大手企業を切り盛りしてる事などから一気に好感度が上がりました。

これは出すべき「武芸という道を選ぶ」というテーマ的にも出すべきキャラクターだったと思います。

 

(最終回)レッドフード

文字通りの「俺たちの戦いはこれからだ」エンドでちょっとクスリとくる最終回でした。

結局のところ上位存在をどうにもできていないので何も解決していないのですが、それも含めて「打ちきり最終回」らしいラストカットに意図的に物語を引っ張っていった腕力は評価したいと思います。

連載当初から期待していたものとは常に違うものを出してきて困惑する漫画でした。それが裏設定ありきである種の折り込み済みだった事は驚きでしたが、その裏設定が面白さに寄与しないものだった事は作者的誤算だったのかなと今では思っています。

とはいえ、絵柄など魅力的な才能はたくさん感じたので、川口先生の次回作に期待します。

 

あやトラ

嵐身の術で服が弾け飛ぶ描写、じつに少年漫画的なバカエロですごく良かったです。日喰くんが全く反応せずシリアスなままなのも面白かった。

これから先祭里ちゃんは嵐身の術を使うときは裸になればいいのではないだろうか(名案)。