yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 21年 08号 感想

今週のアンケート 1位:逃げ上手の若君 2位:呪術廻戦 3位:あやトラ


(巻頭カラー)(新連載)逃げ上手の若君
暗殺教室」の松井先生の新作、なんと今度は時代物!
英雄の萌芽、時代の麒麟児の生まれ出る瞬間を鮮やかに描いて魅せた第一話は震えるほど面白かったです。また続きが気になりすぎる作品がジャンプに登場したぜ。
清子さんとか兄の邦時さんとか数ページで好感度を作り出しておいて一気に殺す容赦の無さは「ネウロ」時代を感じさせますし、史実を描くという新たな境地であることも含めて、予想が付かなくてワクワクしております。
「死んだらどうする」とか「責任はとってもらうぞ」の所の時行さんは、美しすぐる魅力に溢れていましたし、それがこれからどう発展していくのかも楽しみです。

 

ヒーローアカデミア
激闘の後。ある意味で終盤まで蚊帳の外にあったオールフォーワンさんだけが一人勝ちしたみたいな状況になりましたね。
闇落ちしかけてる轟くんの所に来たのはお母さんかな?
そして、デクくんはどうなるのか、ヒーローサイドの巻き返し、そしてスピナーさんなど異能解放戦線の巻き返しにも期待しております。

 

ストーン
石化装置にも不発弾があった。まあ現代工場もコンマ何パーセントかはエラー出ますしね。超文明人のほっこり要素ですね。
そして、科学に一番必要なものは根気。これはどれだけ頭が良くても悪くても変わらなくて、地道な積み重ねこそが大きな成果を産み出すんですよね。
そして、ジュエルさんのカッティング技術マジで大事。人材こそが宝石よりも、素晴らしき宝なのだと思います。

 

呪術廻戦
偽夏油さん、これからの世界の話をして、逃げ切って、完全勝利?
悪意を仕込んだ千人の呪術師(伏黒姉を含む)及び強力な呪霊たちが一気に解き放たれ、もう日本ヤベエなんてレベルじゃないんですけど・・。
しかし、本当に五条先生の言うこと「彼らなら大丈夫だろう」はアテにならなかったですね。来週以降、漫画のテイストががらりと変わってそうで(もう高専には戻れなさそう)怖いです。

 

ブラッククローバー
悪魔光臨。まさかの伏兵モリスさんの活躍で悪魔の扉が開いてしまうとは・・・。ダークトライアドが巻き返すのではなく、こちらの方で来たのは驚きありました。
なんか連載上位陣全部世界ヤバいことになってますね。アスタくん早く来てくれぇー!!

 

(Cカラー)マッシュル
レインさんの気のいい先輩感を出しつつ、マーガレットさんの格も落とさなかったのは絶妙な決着だと思いました。
アベル君が外れて、ランスくん位しかライバルがいなさそうだった神格者選抜の層が厚くなって、非常に楽しみです。
個人的にはフィンくんの覚醒に期待しております。兄貴に続け!

 

マグちゃん
鬼のお面してるマグちゃん可愛いかった。
今週はイズマくんと仲良くなる話でしたが、ちゃんと少年漫画ぽかったですね。これで他の神が出てきた時とかに共闘展開もできるぜ。
あと豆を投げれない流々ちゃんも可愛かったです。

 

SAKAMOTO
シンくん大活躍!
前半のジェットコースターアクションの空中浮遊感素晴らしかったですし、更に後半はテイストの違う着ぐるみアクションで、坂本さんとの連係プレイ見られたのも内容詰まってました。
遊園地編はこれで終わりかな? まだまだ続きあってもいいのよ。

 

ロボコ
見た目や美しくなる努力に対して承認要求が溢れるロボコはなんだかんだで女子だなと思いました。まあそれで膝になるのはやりすぎなんですけどね(笑)
自分の一番自信ある(もしくは誉められる)部分を特化させていった結果やりすぎてしまうのはあるあるなので、分野は違えど自分も気をつけなければと思いました。

 

あやトラ
泣いているシロガネさんで吹いた!
「なぜ我輩はこんなことをー・・」じゃねーよ(笑)
今週は闘いの駆け引きも素晴らしかったですし(ベストバトルの可能性すらあるよ)、スズちゃんも良いリアクションたくさんしてくれましたし、バカバカしすぎる内容でとても面白かったです。こういうのもっと欲しいですね。
ヤヨちゃんとルーちゃんが「ニノ曲先輩×祭里ちゃん」派についたのも上手く発展させていって欲しいなと思います。


(Cカラー)(読み切り)ツクモギリライフ
「完全装備しとるー!!!」だけ妙にテンション浮いていて面白かったです。
ジライヤさんとみゃくまるさんのキャラクター造形はかなり好きで良かったですが、反面吉澤さんの母親含めて全て周りが付喪神だったことによるショック(要は母親や友達全員裏で殺されているんですぜ・・)をぜんぜん感じさせない精神性はある意味、この作品で一番怖いポイントでした。生きるのが辛くて達観しているのか、親友達も付喪神もどちらでもいいと同一視してしまっているのか、ちょっと理解が難しかったです。
しかしながら、このちょっとズレている感じは転じて明確に武器になりえると思うので、次もちょっと変わった作品期待しています。

 

(Cカラー)夜桜さんち
カラー扉絵カッコイイ。先週のラストページを思わせる、白と黒の使い方が印象的な絵でした。
本編も突入開始が期待通りの派手な画面での突入になって嬉しかったです。二刃姉ちゃんの戦闘は電車吹っ飛ばしたり色々派手で面白い。
あと四怨ちゃんが凶一郎さんに「あんたが死ぬ時は全滅する時だよ」というの、兄に対する信頼感があって好きでしたし、父さんが長いソフトクリーム食べているのも格?を感じて良かったです。

 

アンデラ
アンディ、けっこうモテていた!
まあ彼は気のいい性格ですから、ジーナさん含めて浮いた話がいくつもあってオカシくないですね。そしてその際安野さんのカプ厨みたいな台詞笑った。
そして安野さんの願いが成就する。彼が未来を知っているが故に準備してきたことと思いがちゃんと伝わっているので、それが成功した時の笑顔にカタルシス感じられて良かったです。孤独な戦い「君の知らない物語」は心を震わせるものがある。

 

BULD KING
ツーヴァイフォーさんが予想外すぎる存在でビビった。「ロボになるの!」「世界滅ぼしたの!?」すごいインパクトだ!
一方それはそれで置いといて、ハンター試験ならぬ「ビガー工法」試験編スタート。これは鉄板に面白くなる型だと思うので楽しみです。

 

ニライカナイ
扉絵、おっぱいは水に浮くんですよね。おっぱい。
七瀬さんは一気にヒロインの格を出してきましたね。梶さん達は姉御がまだ敵側にいるように見える以上、まだ完全に味方かどうか不明ですね。ただ、姉御が鮫さん狙いなので味方側だと思っていますし、そして実はそれすら神室さんの掌の上と予想しております。

 

ほの見える
神崎さん死亡。「クソ野郎の人生に興味わかなくて」ではありあせんが、雑なやられ方で、ある意味清々しかったです。新キャラは背の高いお姉さんが気になる。
あと、哀別さんとつむじちゃんのやり取りはほのぼのしていて好きです。でもつむじちゃんはヒロインの格がまだまだ全然低いので(伊織くんと哀別さんはもう目と目で通じあう仲だぞ)、フェードアウトせずに挽回して欲しいところです。

 

(最終回)ぼくらの血盟
先週絶対逃げたと思っていたので、コウくんの「逃げるか!!」はマジでゴメンと思いました(笑)
最終回ですが、シンくんコウくん兄弟の活躍ほとんどなかったのはちょっと残念でした。藍月さんが「二人の優しさだ」とフォローはしてるけど、個人的には獣化された女の子を説得する場面にこそ尺を使って、廻峯くんを助ける所の方をダイジェストで良かったと思います。
この漫画は、緋月兄弟の耽美な関係性を描きたい作者(世界観とか大きなシナリオとかよりも)と週刊少年漫画という媒体が絶望的に合ってない印象を常に受けていましたが、その中でも色々試行錯誤しながら闘っている感じは嫌いではなかったです。
打ち切りに関しては、自分も楽しみ方が分かるまで6話くらいかかり、それ以前は常に「???」と思いながら読んでいたので、スタートダッシュの躓きはジャンプでは致命的だった印象です。
しかしながら、耽美なセンスは確かなものがありましたし、美学を持って挑んだ事は経験値になったと思うので、次回作を期待しております。

 

高校生家族
監督が中学校時代の後輩ネタ面白かったです。昔の友達に会うと、今の立場をある種無視して昔の関係性に戻るの、あるあるでした。それでピリつく事もあるけれど、幸せそうな関係性は、ほっこりできました。
一方で父さんは、高校生の洲崎くんとも超仲良くて「青春しているな・・」とある種の羨ましさを感じました。