yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 21年 13号 感想

今週のアンケート 1位:呪術廻戦 2位:ワンピース 3位:高校生家族

 

(巻頭カラー)マッシュル
表紙のシュークリームを実写にしたのは英断だと思いました。絵で勝負する漫画じゃないので、こういった工夫はぜんぜんありです。
そして本編はフィンくんが根性見せる。期待していた覚醒展開ではなかったですが。彼なりの格好良さは出せていました。固有魔法も使い勝手はゴレイヌさんや藤堂さんなど多くの先人達が証明しているので、いつでも活躍できそうです。

 

ワンピース
サンジ泣いて助けを呼ぶ。
まあ強がりがいきすぎて仲間を頼れなくてビッグマムとの娘との結婚にまで行ってしまった男ですから、これもある意味で成長といえるでしょう。俺は良いと思います(泣いているのは情けないけどねw)。他はともかく一味のみんなな「やれやれ女か」と理解してるのいいですね。
あとモモの助はヤマトさんの服の中に隠れれて羨ましいですが、父親を名乗る狂人だと考えると、そうでもないのかと思いました。

 

ヒーローアカデミア
おお、ここでワンフォーオールが注目されるのか。
まあオールフォーワンさんが世に放たれた時点で、彼の個性を奪う能力とかオールマイトとの関係とかは多くの人間が共有した方がいいですね。ただ、どこまで公表するか、状況によっては子どものデクくんをヒーロー側の旗手として立たせないといけなくもなるので難しい問題です。
しかし、爆号くんは常に面白いな(笑)

 

呪術廻戦
乙骨先輩、登場から怪獣で笑った。規格外さが虎杖くんの感じ方含めて溢れ出ている演出いいですね。
あと、直哉くん思った以上にクレバーだった。四人の乱戦を期待していた身としては少し肩透かしですが、彼自身の格は上がったので、お兄ちゃんとの対決は楽しみです。

 

ストーン
氷月くんの性格の悪さは自分かなり好きです。人質の価値基準でいえばゼノさんの方が圧倒的なわけですから、確かにありな作戦ですね。まあ千空くん及び科学王国の面々は納得しないでしょうが、事後承諾とかでもいいですしね。
一方で見つかって開戦になるのはかなり予想外でした。司さんが負けるイメージないですが、流石に軍隊相手でスタンリーさんまでいると勝てるイメージもないので、どうなるかはハラハラドキドキです。

 

クーロンズ
第一話の段階ではリアル路線の野球漫画かなと思っていましたが、ぜんぜん違いました。良い意味でも悪い意味でも、ファンタジーな野球漫画だと理解しました。そのうえで僕はかりんちゃんが気にいったので(グランドの変化を見るに彼女は自ら鳶のように柱に登ってネットを張り、コンクリートをこねてバックスタンドを修復し、ピッチングマシーンを自らの手で直したに違いないので)、クーロンズ復活の応援をしたいと思います。

 

(Cカラー)ロボコ
カラー扉絵意味分からなすぎて吹いた。「まさかの一発レッド」じゃねーよ、なにがあったんだよ(笑)
元々何でもありの「ロボコ」でしたが、今週は輪をかけて何でもありで驚きでした。
ラストは「ガチゴリラが消えたら横で泣いていた優しい妹のルリちゃんも消えているのでは?」となってちょっとハラハラしてしまいましたが、万事元に戻って本当に良かったです。

 

ウィッチウォッチ
スケットダンス」見てるとたまに感じていたのですが、篠原の描く学校生活って急に治安悪くなる時ありますよね。懐かしい感覚でした(笑)
あと、魔女って「多少珍しい」位の感覚なんですねこの世界においては。そこはいいと思います。
ニコちゃんがモイちゃんを取られたくなくて彼の事を下げて周りに言うのは、個人的には苦手ですが、気持ちは分かるし、モイくん怒ってないので、2人の関係性の強固な感じは伝わってきました。

 

(読み切り)DELETE
普通に怖いかつ不気味なホラー短編でした。カナコちゃんの恍惚の表情も指を噛んでもイライラする過程も結果も、理屈の上では理解できますが、決して共感できないのがじつに良いと思います。この気持ち悪さが恐怖だ。福田先生は人情モノとかギャグよりも、こういう作風の合っている気がしました。

 

アイテルシー
えっ、4対1で人数多いかつ武器を落としてダメージを受けて尻餅をついている相手に「逃げる」の選択肢が最優先だって!?
・・頭がオカシクなりそうでした。自分の中では、相生さんの「愛し愛されるのは一朝一夕ではいかないんですよ」の「お前が言うな」感も含めてツッコミ漫画として覚醒したのかもしれないです。

 

夜桜さんち
殺香ちゃんが完全に辛三くんのヒロインだ・・。もう分かったぜ、俺はこの2人を祝福することに決めました。殺香ちゃん幸せになってくれ。
そして、辛三くんの開花「頼む、俺に殺されないでくれ」は中二力の高い台詞で痺れました。これは「最強の武器は俺自身だ」「実は俺が武器を使うのは相手を気遣っているからだ」みたいな展開でしょうか。テンション上がります。

 

(Cカラー)あやトラ
カラー扉絵は祓忍トリオ。やはり祭里ちゃんの忍服はエロいな・・。
本編は自分のダブルと洗いっこしているすずちゃんといい、壁にへばりついてモロ褌している祭里ちゃんといい、セクシーなんですが同時にバカバカしい構図&シチュエーションで、思わず笑ってしまいました。
あと、恋緒ちゃんが学校に来てくれる展開は普通にトラブル巻き起こしてくれそうで嬉しいです。

 

逃げ上手
お風呂回なのに雫ちゃんも亜也子ちゃんも、しまいには時行くんまで裸になっていないとは、どういうことですか松井先生(血涙)!
まあそれはともかく、試練を経て裸の付き合いで仲良くなるという展開は分かり易くて良かったです。
来週からは人間同士の戦いをどう描くかは注目しております。

 

マグちゃん
雪山仕様のマグちゃんとナプタくん可愛いな。そして、第三柱のミュスターさんキター!!
まだどんなキャラが不明ですが、人間型だったのは意外でした。とりあえず「侵略!イカ娘」的なデザインは良いと思うので、このままでも封印されてマスコット型になってもどちらでも「私は一向にかまわん!」です。

 

アンデラ
「たったの10年位だよ」と言う台詞深いな。
アンディと風子ちゃんの添い寝、束の間の休息という感じがとても良いですね。ずっと舞っている落ち葉の哀愁も合わせて、とてもエモいオータム戦エピローグだったと思います。
それにしても神様、ランダムではなく狙って安野さんを不明の否定者にしたようで、ますますクソ野郎度が上がりましたね。最悪です。
あとはビリーさんのたき火がバーンさんだったの吹いた。敵ボスとの頂上会議なのにそっち注目しちゃったよ(笑)

 

SAKAMOTO
葵さんの大物っぷりがいいですね。初対面のボイルさんにも容赦なし、流石は伝説の殺し屋の嫁だ。
どんでん会の情報をVHS映画で仕入れる展開は面白かったです。どんでん返しのエピソードがある組織だったのか(笑)
ちなみに情報量75万円は個人的には本拠地が分かって歴史やメンバーも網羅しているなら破格の安さだと思いました(1千万くらいとってもいいでしょ)。

 

ニライカナイ
海神さんは一回退場。先週は単なるエロ親父に見えていましたが、お茶目な感じになって好感度は多少上がりました。
そして神室さんは室伏さんだった。オルフェさんの相棒と言われていた人ですね。王道展開ですし、現相棒の鮫さんの乱入も爽快で面白いです。

 

(読切)人間の歌
気持ちは分かる。見た目や性別や国籍などのあらゆるレッテルとは違った根幹的な意味でで評価されたいという気持ちは、万人が持つ願望だと思うから。
だが同時に、自分は芸能やアスリート的な人種は何より「持ち味を活かせ!」派なので、コンサートに直接来てるのに「目を瞑る」観客は歪な感じがして、ちょっと引いてしまいました。それこそ「本当のお前を誰も見てないんじゃない?」と。まあこれは好みの問題です。
センシティブな話を逃げずに短編で表現したのは素晴らしかったです。

 

ほの見える
天狗のために身を挺する・・・これは天狗達の兄貴としては正しい行為ですが指揮官や戦士としては失格ですね。現段階では「お前がやられたらみんな死ぬんだぞ!」と戸惑いの方が大きいです。
エミリアさんの主張も、伊織くんに差し込まれた記憶で補強されてしまって「やはり人間(霊媒師)は愚か」と読者的にもなっているので旗色良くないですね。どうやって逆転するのかな?

 

BULD KING
この谷魔物みたいな奴等もいるのか。建築&バトルみたいな感じで見所が増えたのは興味深いです。
そして、先週自分が注目していたハカさんが建築漫画の根幹を揺るがしかねない発言したのは、ちょっと笑ってしまいました。橋を造れない乱暴者の言い訳にしか聞こえないですが、ここまで言うからにはちゃんとルールを守りつつ暴力で合格して欲しいですね。

 

高校生家族
冒頭「ハイキュー!!」が始まったかと思った(笑)
今週はOBのおっさんが最後まで一郎さんを高校生と思い込んでいるのが笑いポイントでしたね。「お前が言うのか!」という感情と「いい話だな!」という思いが同時に沸き上がってくる、じつに高校生家族らしい回でした。