yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 20年 39号 感想

今週のアンケート 1位:BURN THE WITCH 2位:ストーン 3位:チェンソーマン

 

(巻頭カラー)(新連載)ほのみえる少年
王道怪奇モノ新連載。
邪悪なモノを引き寄せるヒロインとそれを祓う主人公という関係性は、最近でも「ミタマセキュ霊ティ」「あやかしトライアングル」でやっていますが、直球ものはなかったので、それにどう挑むかは楽しみであります。
あと自分は「才能」と「葛藤」の話が大好きなので、「人を助けたいけど真逆の霊を引き寄せる才能がある」哀別理久さんの話は深堀して欲しいなと思います。

 

ストーン
ルーナちゃん千空くんの彼女になる。彼女が惚れるのは、元々数人で立ち上がったアメリカ組と比べて、マジで1人から始まった千空くんの偉業を考えれば、納得しかないですね。雄として魅力的ですよ。それで一気にお嬢の取り巻きが裏切る展開はスピード感あって面白かったです。
ていうかラストには空母も完成して、千空くんも復活しているってスピード違反でしょもう(笑)最高の盛り上がりです。

 

ヒーローアカデミア
ヒーロー側が個性消失弾に気がついても、相澤先生が完璧な対応をしても、その一瞬の綻びをついて死柄木さん大逆転。
更にギガントマキアさんの足止めも失敗したようで、「破滅」が目の前まで来た絶望感がヤバいですね。
ギガントマキアさんは意識を失っても目標物まで動ける個性とか持っている感じですかね。来週の破壊描写、怖いですが楽しみです。

 

(Cカラー)(短期連載)BURN THE WITCH
カラー扉絵いいですね、いっぱい食べる娘好きです。
本編はノエルちゃんとバルゴ君が一緒に住んでいるシーンでちょっとビビりましたが、保護担当の週なだけで、本当に良かったです(笑)
久保先生の絵は、中扉絵の二人とかメイシーちゃんが私服登場のシーンなど、立っているだけで雰囲気でるの、改めてスゴいと思いました。
あと、いきなり机投げる、メイシーちゃん好きですね。死なないで欲しいですが、果たして。

 

チェンソーマン
支配完了!
「デンジくんが体験する幸せとか普通とかはね、全部私が作るし私が壊しちゃうんだ」という台詞が、まさに「支配」の完璧な言語化で震えました。
マキマさんの大笑いは美しく、それ故にこれで大笑いできる女という事実が恐ろしすぎて、この感情が嫌悪感なのか一周廻った驚嘆と賞賛なのか、自分でも理解しきれていないところがあります。
ラスト見開きの死んだようにうなだれるデンジと二人分の食事を一人で食べるマキマさんは、これまで見たことがないような「完全敗北」の絵で、こんな表現もあるのかと思いました。凄まじい漫画だと思います。

 

ニライカナイ
海底散歩が先送りになっちゃったのは普通に残念なのですが(しかも終わったら歓迎会なら、いつになっちゃうの海底散歩・・)、田村先生のバトル描写は好きなので、梶さんのカジキらしさをどう出してくれるかも含めて、迫力あるものになってくれたらいいなと思います。

 

呪術廻戦
宿儺さんやっぱり料理人だった。自炊男子はイメージ変わりますね(笑)
そして今週は、周りの人間を考慮しない描写はとても痛々しかったです。手刀の人が死んだのは「ザマァ!」でしたが、みんなで必死で助けた一般人の一部がなす統べなく死んだのは本当に辛い。最後の虎杖くんはおそらくその事を自覚しているからの表情でしょうし、真実を知ったら伏黒くんも悲しむと思うので(自分がマコラ召還したから犠牲者が増えた)、来週の結果が怖いです。

 

(Cカラー)夜桜さんち
一周年カラー扉絵楽しくカッコイイ感じで好きです。あと一つだけ注文するなら、メイドの殺香ちゃんも入れて欲しかったです。
本編は六美ちゃんが死を覚悟して太陽くんを導く展開が素晴らしかったです。いい緊張感生まれていました。
そして、その後の敵殲滅がゴミ袋で行われるの、この漫画らしい力の抜き方で好きです。
来週はおそらくこの漫画における今まで一番の頂上決戦。凶一郎兄さんの本気は楽しみです。

 

あやかしトライアングル
「わたしの裸で隠さなきゃ・・」のすずちゃんちょと頭のネジ飛んでいて笑いました。今週は下着カットがみんな気合い入っていて眼福でしたね。
あと、野良猫として生きた方がいいシロガネはいいポジションになりそうな雰囲気あるので、(ツッコミでもボケでもどちらでも良いから)覚醒して欲しいですね。

 

マッシュル
ハリケーンラッシュ、「ゴムゴムの機関銃」みたいなものを連想していましたが、連続コンビネーション技でしたね。個人的にはちょっとオーバーキルすぎて可哀相かなと思いました。
しかし人形使いの序列1位のアベルさん、ある意味魔法使いの急所みたいなこの人よりも強いというのは、なかなか楽しみです。

 

(Cカラー)アンデッドアンラック
「次にくるマンガ対象1位」記念センターカラー。「次にくる」ではなく「既にきた」漫画として来年あたりには大人気になって欲しいものです。
本編は、風子ちゃんとタチアナちゃんの会話良かったですね。いい友達関係。
そして不治さん復活は流石にビビりました。ラトラちゃんの能力一体なんなんだよ・・・?
神様登場は、おそらく最後の災厄がきた後の事なのでしょうが、古代遺物の事も含めて、更に知りたい情報が増えてきたのは楽しいです。
力くんも増えて来週以降の新展開はすごく楽しみです。

 

マグちゃん
釣り流々ちゃん男前なのと、ナプタークさんが魚拓とれれているの笑った。
今週はカニカニされるているのと、イキリやれやれマグちゃん可愛かったです。
錬くんは努力にもかかわらず、むしろ流々ちゃんとナプタークさんの関係性が上がってしまったのは不憫だった(笑)

 

ブラッククローバー
ナハトさんが基本正面顔ばかりで表情崩れないの、なんだかちょっと面白くなってきました。最後目を開いてますが、これは魔法の能面で素顔別とか可能性もありそうですね。
団長会議がシャーロットさんのせい&みんなヤミさん大好きでギャグっぽくなっているのは、湿っぽくなりすぎなくて良いと思いました。

 

ロボコ
お堂の鬼笑った。なんで驚かないんだ(笑)
今週はオチも含めて思ったよりもガチホラー要素強かったですね。
あと、もし来週以降霊現象が消えていたらガチゴリラ達のおかげなんですよね。魔界の穴塞いだなら、世界を救った英雄でしょ、感謝。

 

ぼく勉
あしゅみー先輩、子供たちに人気ないのかなと不思議だったけど、ちゃんと好きな男子とかいてくれて良かったです。
「そうなれたらいいな」は成行くんほぼ告白なんですけど、この流れだと学生時代に他のヒロインとの関係は清算したのでしょうか。イチャイチャ楽しんでいますが、真なる本番は他ヒロイン倒してからだと思います。

 

(最終回)タイムパラドクス
藍野さんが幸せならそれで良かった!
それがたとえ、全世界民が面白い漫画のはずなのにリアクション薄くて拍子抜けとか、結局タイムマシンの意味が狭い個人の話で終わってしまって残念とか、来週はどうなるだろという期待が毎回最低を更新し続けることが最後まで続いてしまったなとか、まあ言いたいことは色々あったとしても、ちゃんと最終的に物語が着地したのは、良かったと思います。
あと、最後の伊月ちゃんの結婚相手は佐々木ではない説を私は推しています。佐々木くんの指に指輪ないし、せめて最後くらいは伊月ちゃんに佐々木の呪縛から逃れて欲しいという願望があります。
さて、この漫画、個人的には始まりがパクリという「炎上上等!」な雰囲気なのに、たぶん作者が「炎上する」と思ってなくて描いている感じで、その読者と作者の大きすぎる認識のギャップから、当初から反応に困る漫画でした。しかしその大きなズレがある意味でネット上で話題になり、だからこそ盛り上がるという変なブームが起こったのは、今までにない読書体験で、ちょっと面白かったです。
漫画本体よりも周りのリアクションや言論空間が面白いというのは「クソ漫画あるある」ですが、ここまで大規模なものは近年では珍しかったと思います。
市真先生、伊達先生の次回作に期待します。

 

モリキング
武装集団の「あれが飯か、もっと腹持ちのいいものにしろよ」と無言でロケットランチャーとかぶっ放すのが面白かったです。
あと最後の「夏は加速していく」に少々不穏な空気を感じますが、個人的には最後の王が現れての新シリーズが始まる予兆として、期待しております。

 

アグラビティ
評判のいい海外ドラマ、だいたい1シーズンだけ見て満足しちゃう事多いです。プリズンブレイクとかゲームオブスーロンズとかウォーキングデッドとか。だからたぶん「MASARU」も放映されたら、シーズン1だけ見てクソ認定して終わりかなと思いました。漫画はともかく、映像はなぜか長い期間をかけて見れない・・。