yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカーオリンピック代表親善試合 VS南アフリカ戦 感想

オリンピックメンバー発表前の最後の親善試合。誰が18名のメンバーに名乗りを上げるのか注目して見ていました。


日本(4ー1)南アフリカ  日本勝ち


オリンピック本戦に出場する相手にテスト込みで(それは相手も同じだったでしょうが)、見事に快勝! 気持ちよかったです。

特に主力となるであろう植田、室屋、中島、矢島、浅野の活躍が素晴らしく、既に当確が出ているであろうにも関わらず、全力で「俺が日の丸を背負うんだ!」という気概が見て取れたのは本当に良かったです。

南アフリカも積極的に仕掛けてくるチームで、試合のスペクタルさといった意味でも、メンバーの力量を見るといった意味でも、見所がある試合で良かったです。

意外だったのは、武蔵やオナイウ阿道が使われず、むしろ2列目の選手を積極的にFWとして使っていた事です。これはもう手倉森監督の中でFW3人は決まっていて切り札枠としてのテストをしているのではという感じでした。そういった所も興味深かったです。

オリンピックメンバーの発表は7月1日。とても楽しみです。


以下、各選手の評価です。

櫛引(6.0)・・キックミスなどフィードに不安はあったものの、枠内シュートはきっちり防いで守護神としての仕事はきっちり果たした。
植田(6.5)・・アフリカ選手にもフィジカルで圧倒して存在感を見せつけた。前に運ぶパスも効果的なものが幾つもあった。
中谷(6.0)・・落ち着いた雰囲気で安定した守備を見せた。積極的なシュートブロックで決定機も一度防いで見せた。
室屋(6.5)・・チェイスにいったり攻め上がったりするタイミングの取り方は素晴らしかった。故障明けとは思えない存在感があった。
亀川(5.0)・・不用意なPKを与えたり、相手の速さへの対応を見誤ったりミスが多かった。しかし運動量の豊富さはアピールできたと思う。
井手口(5.5)・・ボランチに必要な位置にはしっかりと陣取っている感じだったが、目立つ働きはほとんどできなかった。
大島(6.5)・・後半途中に交代するまで一番ボールに絡んで日本の攻撃を牽引した。狙われている時間帯もあったが耐えきった。
野津田(5.5)・・惜しいシュートはあったが、自分で行きすぎていてボールロストするなど、チームの流れに乗り切れていない雰囲気があった。
矢島(6.5)・・違いを生み出すパス、2得点目のファインゴールなど、要所要所でしっかりとした結果を残して、今回10番を任された責任をしっかりと果たして見せた。
中島(7.0)・・キープ力があるので最前線でもそれなりの仕事が出来ていたし、2得点も決めて見せた。2列目の動きも全く問題なく、かつてのこの世代10番の貫禄を見せつけた。
浅野(7.0)・・忍者のようにするりと相手からボールを奪いゴールに繋げた。スピードと決定力は流石の一言だった。


交代選手

原川(5.5)・・押し込まれている時間帯が多かったのもあるが、ボールをうまく配球することができずリズムを作れなかった。守備は及第点。
伊東(6.0)・・スピードを活かした突破は可能性を感じさせた。この世代初招集とは思えない積極性が良かったが、ゴールには結びつかなかった。
橋本(5.5)・・良いミドルを一回見せたがそれ以外は特に目立った活躍を見せられなかった。
豊川(6.0)・・短い時間でFWと2列目をやり難しかったと思うがどちらもそつなくプレイした。ヘディングシュートは惜しかった。
松原(5.5)・・攻撃は一ついいクロスをみせたが、守備では相手に対して競り負けてしまっていて脆さを見せた。
鈴木(ー)・・時間短く評価できず。


手倉森監督(6.5)・・テストをまじえつつも勝った事をまず評価。交代の意図も理解できるものだった。