yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー日本代表 カタールW杯アジア最終予選 VS中国戦(アウェイ) 感想

初戦を落として苦しいスタートとなった日本代表。まずは結果、そして短い時間でどれだけチームをたて直せたかに注目して見ていました。

日本(1-0)中国 日本勝ち

勝てて良かった!

前の試合から立て直したとは言い切れず、正直相手側がこちらを警戒しすぎて自滅したというか、そもそも力の差が圧倒的にあったからこそのものだとは思いますが、それでも最低限の結果である「勝利」が日本のものになったのは素直に喜びたいと思いました。

もしここで負けたり引き分けだったら、それこそ出場枠を争うはずのサウジアラビアやオーストラリアと戦う前に「もう終戦だぁ」ということもありえたので安堵しました。

とはいえ、個人個人の選手の奮起は見て取れたものの、チームとして何かが変化した様子はまるで見て取れなかった、相手のシステム変更に対してピッチにいる選手に任せっきりで、監督やベンチからそれに対抗する交代カードなどのメッセージが見て取れなかったのは不安でした。そうする必要がなかったといえばその通りですが、それではあまりにも消極的すぎるのと感じました。

なんだかんだでW杯にいけるだろうという楽観論はこの試合で完全に消え失せました。

なので、一つのプランに固執しない、戦術構築、選手選考、監督人事など、日本の持てる全てを駆使して最終予選を突破してワールドカップに出場して欲しいと、改めて思いました。


以下、各選手の評価です。

権田(6.0)・・ほとんどボールはこなかったが、きた場面ではしっかりと処理した。
吉田(6.5)・・対人の強さで中国FWを圧倒していた。落ちついて最終ラインからボールを回した。
冨安(6.0)・・素早いカバーリングなどで吉田と共に中国攻撃陣を封殺した。
室屋(6.0)・・積極的にあがり攻撃によく顔を出していた。守備でも問題点はほぼなかった。
長友(5.5)・・フリーでボールを受ける機会は多かったが、攻め自体は消極的だった。
遠藤(6.0)・・多くの場面に顔を出して存在感を見せた。ただ攻撃時はもう少し精度が欲しい場面もあった。
柴崎(5.5)・・バランスをとることに終始いていた。プレッシャーが薄かったのでもっと勝負して欲しかった。
伊東(6.0)・・前半最初はボールが足につかなったが、点に繋がった突破とクロスは鋭かった。
古橋(6.0)・・裏をとる動いで相手守備陣をかく乱した。後半すぐの負傷交代は痛かった。
久保(6.0)・・ボールを持てばほとんどとられずフィニッシュに繋げていく積極的な攻撃を見せた。ポストに当たったシーンなどゴールまであと一歩だった。
大迫(6.5)・・囲まれながらも要所要所で気の利いたプレーができていた。決勝点となる得点もあげた。

交代選手
原口(5.5)・・急遽の出場だったがしっかりゲームに入った。ただ大きなチャンスには絡めなかった。
鎌田(ー)・・出場時間短く評価できず
佐々木(ー)・・出場時間短く評価できず

森保監督(5.5)・・チームはまがりなりにも立ち直ったが、相手のプラン変更に対し何もアクションをとらない消極的な采配はマイナス評価。