5月後半から6月の代表期間中断までの4試合は1勝2敗1引き分けで、順位は16位となりました。
正直ジャーメインが戻ってくるまでは全敗も覚悟していたので、この結果は予想よりも良かったです。
14節に感じた攻守どちらにおいても絶望的な状況は少しづつ改善されていきましたし、攻撃に関しては今シーズンやっと試合に絡んでいけた金子の頑張りが大きかったです。
とはいえ、まだまだ残留ライン付近の順位でとても満足いく状況ではないので、ジャーメインの早期復帰を願うとともに、中断期間を経ての新たな選手の覚醒に期待したいと思います。
以下、各試合の感想です。
第14節:VSコンサドーレ札幌
(0-1) 負け
前節に引き続いてジャーメイン良がいないと攻撃が形にすらなっていない……と落胆してしまう試合でした。
ペイショットも頑張ってくれていますが、やはり彼一人だけではマークが分散されず中で徹底マークされ、ボールは収まらないし決定的チャンスにならないしで、攻撃の期待値はほとんどなかったです。
守備ではリカルドやレオゴメスの狩るディフェンスは見応えありましたが、少し前に出過ぎて裏を取られて失点、さらに攻撃が停滞しているために守備のリズムも悪くなり、ギリギリのブロックや相手のミスに助けられてなんとか最少失点だった(3~4点取られてもおかしくなかった)という結果でした。
エースがいなくなりチームが崩壊している印象すらありました。ジャーメインが帰ってくるまでに全く別のやり方に挑戦、模索するなりした方が良いのではと感じました。
第15節:VS浦和レッズ
(1-1) 引き分け
4連敗を阻止してくれた事に胸を撫で下ろし、勝てずともポジティブな気持ちになれる試合となりました。
ジャーメインが不在の状況でやっと点が取れたというのもありますし、守備も前節からかなりの修正が見られてコンパクトになっていましたし、川島の終盤のファインセーブ等個人の奮闘にも光るものがあって「まだまだジュビロ磐田は沈まないぞ!」と思わせてくれる内容でした。
僅か3日の準備期間でしっかりとチームを立て直した横内監督に拍手を送ると共に、これで終わらずにしっかりと今後も勝点を積み重ねていって欲しいと思いました。
第16節:VS湘南ベルマーレ
(3-2) 勝ち
2点ビハインドからの3得点で逆転と、すごいドラマチックな試合展開となりました。
3000人の地元小学生の前で情けない試合をして欲しくはなかったので、そういった意味でも「よくやってくれた!」と思いました。
守備はちょっと気が抜けた時間帯があってしまいましたが、攻撃については結果にも表れている通り、しっかり準備してきた事が発揮できた感じで拍手でした。特に前節も得点を決めた金子の積極的なドリブルはチームに勢いを与えていたと思いました。
残留を争うチーム同士の6ポイントマッチという事もあって、勝った時の喜びはひとしおでした。
第17節:VSサンフレッチェ広島
(0-2) 負け
選手の質やチームの強度では広島の方が上なのは間違いなく、それでも局面においては勝てている部分もあったのでなんとか勝ち点をもぎ取りたかったですが、ミスから失点をしてしまうなど勿体ないゲームとなりました。
途中交代となってしまいましたが、レオ・ゴメスの激しいボール奪取は気持ちよかったです。