yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 2024年 25号(『ヒーローアカデミア』遂に長き戦いに決着!!号)感想

今週のアンケート  1位:ヒーローアカデミア  2位: アオのハコ 3位:SAKAMOTO

 

(巻頭カラー)キルアオ

カラー扉絵は1周年記念の主要キャラ相登場絵。部長と天馬くんが尊いなと感じました。

本編は先週自分も心で思っていた「密室トリック使った殺人事件起きそうじゃない」をそのまま大狼さんが言って、その後もそういう類にしか見えない雰囲気をキャラがツッコミをしながら進んでいく展開が面白かったです。おおいに笑った。

最終的には怖い管理人さんも含めてお母さんの過剰な戦略だと予想していますが、果たして。

 

アオのハコ

うおおおおおおお、千夏先輩、剛腕!!!

優しく手を添えている絵ではありますが、間違いなく剛腕!!!!

友人たちの介入で離れ離れになってしまっても、毒を仕込んだあかりちゃんの計画通り(本人は天然だろうけど)になりそうになっても、「大喜くんの彼女は私だよ!」という迫力に満ちたパワーで自らの元に引き寄せてきたのはテンション上がりました。

流石俺たちの千夏先輩だぜ、最強だ!(……恋愛漫画の感想です)

 

ヒーローアカデミア

完全決着!!!

最初期の設定「OFAを打ち込んだら四肢が爆散」を使う事による納得の展開、AFOを「ただの寂しがりやな人間」と断罪する精神的決着、死柄木さんを含むAFOが奪ってきた者たちと表裏一体からのパンチでの決着、闇が晴れ光が差す中の拳を突き上げているデクくん、まさにこれまでの全てが結実した決着で、鳴りやまない拍手を贈りたくなる素晴らしさでした。

期待通りのものをきっちり見ることが出来て感無量、幸せだなと感じました。

 

夜桜さんち

今週は太陽くんカッコイイ、耳元で囁く凶一郎さん笑った、夜桜包囲網の絵面楽しい、四さん凄そう、そして大魔王シオーン様がエロ過ぎるっっ!!!

……という、単純な腕力ではない独特の緩急で膨大な力を発生させている回でした。

これぞ夜桜さんの面白さですね。夜桜さんは絵力が強い、そしてそのバリエーションが多いなという事を改めて感じる回でした。

 

(Cカラー)(連載2回目)さいくるびより

カラー扉絵は回る二人。サイクルしてますね。

本編はねむるくんの「危険だからこそちゃんと操れるように」が正論だと思いましたし、実用的にも楽しく使えているのがよい雰囲気でした。一方であまりにも便利すぎるので「これ、こんなにゆるっと使わせていて大丈夫か?」と少し思いました。

あと、最後の方で急にサービスカットがきたのは驚きました。全く警戒してなかった一撃だけに効きました。

 

SAKAMOTO

篁さんが喋ったぁぁぁぁ!!!!!  

自分もお爺ちゃんボケていると思っていました、ごめんなさい。

図星を突かれると一瞬脳がバグるのを、スラーさん達と一緒に体験できたのは良い読み味でした。その後の筋繊維がくっつく展開は先週の銃弾刀研ぎに続いて「そうはならんやろ!」「なっとるやろがい!!」で面白かったです。

そしてハルマさんは真っ二つでこれはもう生き残れないですね。合掌……。

 

ネクロマンス

このアクション描写は、動きが分かり易いというわけではないですが、切り取った絵に独特のカッコ良さというか印象に残る尖り方があって結構好きだなと感じました。そしてチタリちゃんをとにかく美しく描こうという姿勢が見てとれるのが良かったです。

この調子で来週も薫くんとシシさんのカッコイイ戦闘描写が見られたらと思います。

 

(Cカラー)(読み切り)洋平の変

自販機の場面での「日常と非日常が交錯する」みたいなところは印象的で心を揺さぶられました。その後の宇宙人との会話も良かったですが、逆に松野さんが寝てしまって完全に非日常サイドサイドだけになると、ちょっと個人的には物足りなかったです。

元気でリアクションが魅力的な松野さんもっともっと見たいなと思いました。

 

アストロ

ヒバルくんの言っている事はめっちゃ正論、そしてコウくんは六本腕のくせにあまりにも弱かった。

……なんとなく急に動かなくなった阿修羅を見て、実は阿修羅はクランくんのアストロで、コウくんを護るという願いのためにコウくんについているのかなと思いました。この後クランくんの元に戻って正式に仲間入りとかになると予想しますが果たして。

 

呪術廻戦

東堂さんの腕がビブラスラップに変わっているのクソ笑った。宿儺さんと虎杖くんが名前を思いつかずに「あれは……!!」というリアクションになっているのも面白かったです。

それにしても、こんなアホなビジュアルでしっかり強いのは反則だし卑怯だなと思いました。ラスボスとのバトル終盤でこれが出来る芥見先生はやはり天才か……。

そしてラストの五条先生らしきもの、幻だと思いますが果たして。個人的には六眼を移植した野薔薇ちゃんあたりだと予想していますが(ここから伏黒くんを取り戻すためには彼女が必要だ!)果たして。

 

(Cカラー)あかね噺

カラー扉絵はハンバーガ屋でバイトしているあかねちゃん?の絵。アメリカンが感じがいつもと違った雰囲気で珍しかったです。

本編は全生師匠が場の雰囲気を笑えない緊張感に包み込む。「この人はとことんヘイトを溜めるのが上手いな……」と感心すると共に、「こんな性格悪くて本当に大丈夫?」と思いました。

一部そうでない客がいるといえ、大半の人は笑うことを目的に来ているはずなのに可哀相とショボーンとしてしまったので、来週はまいける兄さんの反撃に期待します。

 

ウィッチウォッチ

「天才がいて助かった!」のくだり笑いました。べつに助かってないww

ジキルくんの答辞が黒歴史にならずに済んだことにホッと胸を撫でおろしましたし、自分のスピーチだと泣いてしまうからというオチもほっこりできました、

あとフランちゃんは卒業式もやっぱり家から遠隔なのは、彼女らしくて良かったです。

 

超条先輩

今週の『ソムチャイ』も愉快でしたね~……とならなくて本当に良かったw

超条先輩が超能力が効かない系に弱いというのは意外でしたが、これはこれで可愛い気があるなと感じました。最後に「恵方巻」にビビっているというのもギャグ漫画らしいオチで面白かったです。

あとローボくんは「人間め~」と言っていますが、直ちゃんとか他のメンバーよりもある意味で超条さんの事心配していますし、基本的に超条先輩の事が好きなんだななというのはエモいなと思いました。

 

アンデ

魂を自覚することは例えば”不忘”は脳のメモリーが無限になるなど恩恵が沢山あった。これは先の展開が色々とワクワクしてきますね。

ファンさんが今週も良いツンデレ具合だったのと、「は!?」と言っている風子ちゃんが『ボーボボ』のビュティみたいな驚きだったの面白かったです。

そして風子ちゃんのお母さんの件ですが、タイムパラドクスの問題とかが起きそうですがどうなるんでしょう。気になります。

 

ロボコ

お色気『To LOVEる』回。お風呂の湯気の感じが今週の『さいくるびより』を連想させて「新人潰しか……」と思いました(笑)

個人的にはこの作品でお色気をやられてもそんな嬉しくはないですが、「まあたまにはやってもいいんじゃないかな?」と言うボンドくんは、真に正直なので好感度上がりました。

 

鵺の陰陽師

バカな……学郎くんが選択肢を間違えた……だと……?

古賀先輩の世話焼き新妻みたいな動きに喜んでいた展開から、一気に「やっちまった!」になっていく落差は凄い不安になりました。

そしてその流れでのレベル4襲来。学郎くんを息ぴったりにかっさらっていく周防先輩は良かったですが、ハラハラしますね。

そして来週は1周年巻頭カラーということでバトルも含めて色々と楽しみです。

 

カグラバチ

柴さん鬼つえぇ!!

謄の人達に勝つとは思っていましたが、圧倒するとは思っていなかったのでいい意味で驚きました。たばこの火を眼球の前でつけて脅すというのもヤクザらしくて(前は拷問相手の足を潰したりしてましたからね)良かったです。

そして敵側にも譲れない思いはある。それはプライドだったり変態的狂気だったりするわけですが、それでパワーアップしたり本気になったりする展開は面白いです。

来週は両方の場面での派手な戦い楽しみです。

 

グググ

珀くんが王賀ちゃんの直向きさに憧れつつも、自分はそうはなれないと思う感覚は共感しやすかったです。多くのものがそうやって「夢」を諦めていく中、オリバーくんがどう珀くんの背中を押すかは注目です。

それにしてもオリバーくん、すっかり珀くんを同類だと認めてくれて、親友ムーブしているのはニコニコできました。

 

アネモネ

兎さんリアルで可愛い!

そんな兎さんからアネモネさんと同じ圧を感じ、なおかつそれを受け流せる竜一くんいいなと思いました。

善生くんはアネモネさん助けたり、兎の街を復興させたりヤバイ功績を積み重ねているので、満を持しての登場は楽しみです。

 

(読み切り)少年ジャンプと僕

ジャンプの原稿料についての紹介漫画ですが、最後に小池副編集長が割り箸を折るくだりを入れるのは凄いセンスでした。

やはり長谷川先生は天才……お金の事を全く考えずに漫画家やれてる事も含めて、マジモンの天才だと感じました。