ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
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その1の感想はこちら → http://d.hatena.ne.jp/yukiaki042/20120324
古書店の店長にして本の虫な美しき女性、栞子さんが本にまつわる事件(謎)を推理し解き明かしていくお話第2巻。今回扱っている本は「時計仕掛けのオレンジ」「司馬遼太郎」「藤子不二雄」など映画や歴史、漫画好きな僕にも馴染みのある本で、その分興味深く楽しめまましたし、「へー」と思う数も多かったです。
そして相変わらず栞子さんは可愛くて抱きしめたくなる感じなのですが、今回のラストの本への執念と多少打算的な部分を見て「ちょっと怖いかも」と思いました。秘密があったり、少し偏った影のある女性は大好きなんですが、栞子さんはなかなか複雑そうだなと…
まあ、あとがきでも作者が言っているようにこれからが本編(物語のはじまり)らしいので、栞子さんが自身の過去とどのように対峙し、向き合い、決着をつけ、そして彼女自身が変化するか期待して見守ろうと思います。
ああ、好きな子と一緒に本を読んで、交換して、互いに感想を言い合いたいですぅ…