日本(2−2)コロンビア 引きわけ
勝てなかった! 悔しい!
ナイジェリア戦の敗戦を引きずっていないかと心配していましたが、今日の日本は全体的にコンパクトで動きが良くなり、粘り強くアジア予選を勝ち抜いてきた勝者らしい姿が見られました。個でも決して負けていませんでしたし、チームとしても日本が押していた印象でした。
だからこそ先制点を許してしまい、さらにその後オウンゴールで追加点を許してしまったのは非常に歯がゆかったです。不運ではありましたが、チームを落ち着かせるはずのオーバーエイジがあの場面でミスをしてしまっては勝てるものも勝てないです。
しかしそれでも、2点差を追いついたのは燃えましたし、最後まで勝利を目指して戦った姿勢は次に繋がるものでした。
予選ラストのスウェーデン戦は絶対に勝たねばなりません。頼むぞ、日本代表!
以下、各選手の評価です。
中村(6.0)…2失点はゴールキーパーに責任なし。決定機を体を張って防ぐなど安定したパフォーマンスだった。
塩谷(6.0)…相手の決定機を素早く戻って防ぐなど、しっかりと積極的な守備が今日はできていた。
植田(6.0)…しっかりとメリハリのあるプレーをしつつ、中央で構えて存在感を見せていた。失点シーンは不運だった。
室屋(6.0)…激しくサイドでやりあいながら一歩もひるまず闘えていた。攻撃面でもいい動きができていた。
藤春(4.5)…攻撃面ではいい動きができていたが、オウンゴールは完全に彼のミスだった。DFとしてはあってはいけないプレーだった。
遠藤(6.0)…積極的な守備で多くの場面に顔を出していた。井手口とはうまく役割分担できていた。
井手口(5.5)…遠藤をカバーする形で守備面において目立つ仕事をしていた。ただ失点シーンはうまく入れ替わられてスペースを空けてしまった。
矢島(5.5)…積極的な攻撃でチャンスを作っていたがもう一歩のところでミスがあり得点には至らなかった。
中島(7.0)…藤春とのコンビで何回もチャンスを作っていた。同点ゴールはまさに日本を救った素晴らしいゴールだった。
興梠(5.5)…守備やポストなど最低限の役割はできていたが、OAならもっとゴールを目指していく姿勢が欲しかった。
浅野(6.5)…裏を狙う姿勢で何度もチャンスを作り出していた。OGで停滞するムードを変えた反撃の1点を決めたのは流石エースだった。
交代選手
大島(7.0)…交代で投入されると見事にリズムを変えて見せた。足が止まったコロンビアに対してゲームを支配する働きを見せた。
南野(6.5)…浅野のゴールをアシストして出てすぐに結果を出して見せた。その後も積極性を見せていた。
亀川(-)…時間短く評価できず
手倉森監督(5.5)…キーパーを変えるだけで5失点を喫したDF陣をそのまま出したギャンブルは半分だけ勝った。大島、南野を入れてリズムを変えたのは良かったが、終盤の亀川投入は意図がよく分からなかった。