yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 20年 24号 感想

今週のアンケート 1位:呪術廻戦 2位:チェンソーマン 3位:アンデッド

 

(巻頭カラー)(新連載)タイムパラドクス
なんだろう・・いい表せない気持ち悪さのある新連載でした。
たとえば自分が「ワンピース」や「ハンター×ハンター」の作者だったらどうするだろうとか妄想したことながない訳ではないのですが、それはその先生の功績や凄さや天才性を全て盗んでいるだけとどうしても自覚させられて、罪悪感が半端なくなります。また自分が編集や読者の期待と闘って、同じだけのムーブメントを起こせるとは思えないし、そういった意味でも作品に対して失礼だなと思います。
なので、この漫画の設定や展開を見てもワクワクもしなければ「未来を奪われた女の子可哀想・・・」としか思えなかったです。
まあ、実はこの女の子が未来において10週で急死してしまうとかなら、まだ「現代」に連載が始まることが女の子側にも救いはあると思いますし、まったく違うアプローチで不快が裏返って快になり、面白くなる事もあるので、今後の展開を待ちたいと思います。

 

ネバーランド
イザベラママ死す。
先週は死ぬことが「勿体ない」と思っていましたが、「ママ」である事にこだわるなら、彼女にとってこの結末が幸せだったのかなと思える最後でした。良かったです。

 

ハイキュー
星海くんの「コレを決められない俺に明日の居場所はいらない」の精神性強すぎてビビりますね。「駆け引きはこうやるんだぜ190センチの新米チビの諸君」もそうですが、彼の生意気な言動はそれを言い返せないだけの確かな実力が伴っているからこそのもので、小さな巨人を更に突き抜けた存在、この格好良さは唯一無二、凄いキャラクターだと思います。

 

モリキング
まさかライバルキャラ1発目のビジュアルをギャグに使ってこないとは意外でした(鎌くらいは出すと思ったのに)。ちょっとスローペースすぎないかな・・?
しかしこのビジュアルで雄を喰べたり子沢山属性があるならそれはそれで萌えると思いますので、どんどんキャラクター出してくれたらと思います。

 

ブラッククローバー
チャーミーパイセンとんでもない怪物だった(笑)
「お見苦しいおデブちゃん」のあたりからギャグの臭いがしましたが、ギャグとシリアスのちょうど中間くらいでもっていく力業な展開は面白かったです。「美しさもしっかり食べることから始まる」は真理だと思うので勝利の理論としても納得できました。

 

(Cカラー)(最終回)鬼滅の刃

鬼滅の刃完結!
本編はまさに先週終わっていて、なんだか単行本おまけのような最終回でした。個人的には前話からの直接の地続きである産屋敷さん、愈史郎くん、そして最後の写真のくだりがとても良かったです。思いは繋がり、平和な世界になったんだなと実感できました。あと、現代善逸が予想以上に気持ち悪かったのが面白かったです。
連載当初からその言語センスの新しさから注目していた作品ではありますが(「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」とか)、そこからどんどん面白くなり世間にこれほどまでに浸透していくとはとは思いもしなかったので、リアルタイムでその面白さを追えたことは、とても幸福な漫画体験になりました。そして何より、人の人生に影響を与える程の傑作として、しっかりと終われたことは、賞賛以外にありません。
吾峠先生ありがとうございます。そして、連載お疲れさまでした。しっかりと休んで、また次回作を楽しみにしております。

 

マッシュル
男女平等バックドロップ。
顔を殴ったり腹パンするよりは陰湿でないので良かったです。しかしマッシュくんは性欲あるんですかね。あんまり異性に興味なさそうだと、リボンの娘とかドットくんに取られそうだと思いました。
あと、レアン七魔牙を中二扱いするのはクスリときました(笑)

 

ヒーローアカデミア
ホークスの背中が・・・死にそうで辛い。そしてたとえ生き残れたとしても羽が生えないとなると引退は必至なので辛さは変わらずです。
そして、ここにきて外典さんの活躍で大攻勢は一端ストップ、更にギガントマキアの復活で、病院だけでなく館方面でもヒーロー側の旗色がちょっと不穏になってきました。どうなるんだ・・?

 

(Cカラー)ストーン
いや、飛行機登場は流石にびっくりしましたね。
千空と同等もしくはそれを越える科学使いの存在をはっきり印象づける事において、これ以上はないインパクトだったと思います。
そして敵の戦力を奪うのは兵法の常識。相手の科学レベルの情報を知れますし、たとえ全部壊れたとしても素材は自分とことで応用できますし、いいことづくめです。しかし大樹くんの桶造りは見事としか言いようがない。これマンパワーだけで頑張ったら数日以上かかるだろ(笑)

 

ボーンコレクション
兄貴が一コマ目から変態すぎる(笑)
りのちゃんも相当なヤンデレ気質ですし、この濃すぎる集団(主人公が実は一番影が薄いのでは?)は嫌いじゃないです。個人的にもっとも注目しているのはカザミくん、白羅さん、りのちゃんの三角関係なので、りのちゃんはこの敗戦にめげずに頑張って欲しいです。そういった意味では次のミッションにりのちゃんが付いてくるのは個人的に超朗報です。

 

ぼく勉
事故のファーストキスシチュエーションを改めて自分の意志でやりなおす結ばれ方はとても良かったです。
基本的に理珠ちゃん編は、彼女成長して積極的になったのもありお色気率高かった気がしますね。そういった意味ではちょっと特殊で楽しかったです。

 

(Cカラー)アンデッド
ヴィクトール強すぎぃ!
宇宙戦闘で一話使うと思っていたから、この圧倒的スピード感には毎回度肝抜かれます。ビジュアルもスーパサイヤ人3みたいで良いし、決着の決めコマも格好良かったです。
あとは緊張感のある会話。シェンさん達が知らない曜日の概念をアンディは知っている(アンディUMAは銀河を知っている?)といった現象や、ユニオンを「10人」と表現している所など(ユニオンの数が想定より多いことを確認している?)、いくらでも考察できるのが本当に面白いです。


呪術廻戦
「存在しない記憶」先週大笑いしていたのに、今週はどん引き展開というか、感情すごい揺さぶられて、恐ろしくて堪らない感じになっているの戦慄でした。
虎杖くんはどうやら「相手の大事な人間である」と偽りの記憶を植え付ける洗脳能力を持っていることが確定で(本人無自覚な月島さんだよっ!)、これだけでも色々な過去の出来事(お爺ちゃんのくだりとか)が裏返って驚きなのに、何よりこれがギャグと思われていた東堂戦でなんの誇張もなくそのまま示されていた事実に、木を隠すなら森の中、伏線隠すならギャグの中という感じで、ほとんどの読者に全く気付かれていなかったのが驚きでした。漫画が巧すぎる・・。僕たちは芥見先生の手のひらの上だ・・。

 

ミタマ
シリアスの波動が・・・。けっこう終わりそうな雰囲気あって心配しておりますが、バカバカしいギャグに繋げてくれることを祈っております。
「わたしが霊に対して恐怖心を無くすことはない」は結構重要な台詞かと考えておりますが果たして。

 

アクタージュ
夜凪ちゃんマンション住みにならなかった。住所特定ネット拡散とかそんな恐いことはなく、優しい世界なのは良かったです。
黒山さん映画は最終章でしょうから、まずはその前段階として大河ドラマか。歴史物なら高校生だとあんまりやれる役少なそうですが、題材何になるか楽しみです。

 

夜桜さんち
今週は新キャラ「めーちゃん」がかなり良キャラだった事と、六美ちゃんが状況解決に大活躍した事の2点が目新しくて面白かったです。
あとは「タンポポにより全員処分済み」とありながら太陽くんが生きているのがかなり謎なので、実は今の太陽くんこそがタンポポで、記憶を自ら改竄して太陽くんとして夜桜家に入り込んだとか色々妄想してしまいました(今週の呪術廻戦の影響を受けすぎである)。

 

チェンソーマン
光ん力すげえっ!
最後の「ぎゃあああ」の断末魔が敵ではなくデンジくんなの超笑いました・・ていうか、終始笑いっぱなしでした今週。
闇の力を纏ったサンタクロースさんが「恐い・・」と気後れしてしまう(それは恐怖を糧にする悪魔にとって致命的)デンジくんの頭のネジ外れっぷりが本当にヤバくて面白かったです。
あと、トドメの車屋根の凹み具合からコベニカーで確定ですよね。勝利は友情の力でもあったわけだ(笑)

 

アグラビティ
今まで描写がなかったルオくん回であり、グリスロウさん上げ回でもあったわけですが、個人的には宇宙人ヤクザレベルにまでクリスちゃんが認識されている事が一番面白かったです。「最初はクリスのC」から始まるじゃんけん俺もやりたい。

 

魔女の守人
魔女戦闘、ドレイクさんの魔導計測器がちゃんと役にたっていたのは良かったです。もちろんそれで出力を抑えたせいで負けたのですが、これにより出力過多だったスピカちゃんが魔物化しているのは確実だと思うので、来週はその決着をどうつけるのかを楽しみにしたいと思います。

 

幽奈さん
ここにきて呑子さん血塗れの伏線も回収。その経緯も含めて幽奈さんもとい幻流斎さんの必死な思いも伝わってきて、どんなウルトラCを使ってこの悲しい結末を変更してくれるかはとても楽しみです。
あと、呑子さんは全てをあらかじめ知っていた者として、色々最後に美味しいところ見せて欲しいなと思いました。