yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 14年 49号 感想

ソーマ、アニメ化。いつかはするもんだと思っていたので驚きはないですが、作画が勝負の作品になると思うのでアニメスタッフには頑張って欲しいです。


今週のアンケート  1位:三ツ首コンドル 2位:ナルト 3位:火の丸相撲


(巻頭カラー)食戟のソーマ

三つ巴決勝戦。まだ納得はできていませんが、創真くんの「二人ともちゃんと負かしておきたかったんで」でだいぶモヤモヤとれた感じでした。確かにえりな嬢や十傑に挑む展開ならばそれは必須なプロセスでしょう。
そして田所ちゃんは完全に嫁ポジションだなあ。しかしメインヒロインはえりな嬢。でも報われて欲しいなあ。


ナルト

終わりよければ全てよし!
今週含めて残り2週で決着はするのかといろいろ不安でどうなることかと思いましたが、サスケがナルトを認めるこの展開は、説得力があって納得できました。ラストの失った腕から流れている血が手をとりあっているように見えるというのも、この闘いの苛烈さと、まだ完全ではないにしてもしっかりと向き合った二人を象徴していて良かったと思います。15年の歴史を経ての決着なのですから、やりすぎなくらい過剰な演出でいいんです。
ああ、来週は本当に終わってしまうんだなあ。感慨深い。


暗殺教室

意外にあっさり解決してしまったなあ親子問題。まあ、この場合は渚くんが勇気を出すことが大事で、それが暗殺の場面というのはこの漫画らしかった思います。
そして前回の足跡の引きはこの殺し屋だったんですね。ぜんぜんたいしたことなかったなあ。


(Cカラー)ハイキュー

狂犬くんの一発目のスパイクが入らない展開笑った。及川さんの「一体どこからツッコめばー」もとても良かったですし、一気に彼のキャラクターが立ちました。
そして「その牙俺がもっと鋭くしてやる」の及川さんはカッコいい。青城のボスはやはり大王様だな。


ヒーローアカデミア

今週は相澤先生が素晴らしかったです。瀕死の状態でも生徒を守るその姿は間違いなくヒーローだ。
そして死柄木さんや脳無さん等ヴィラン勢は本当に不気味で、本来はオールマイトが来たら安心なんですけれど、そうではない雰囲気が漂っているのが、すごい不安です。爆豪くん等生徒達の奮起に期待です。


ニセコイ

作られたハプニングよりも天然(何故そうなるのか分からない作者の意志)ハプニングの方が圧倒的に面白いですね。この漫画。
そして楽くんは事情を全部察してくれるマリーさんのいい女っぷりをもっとちゃんと認識するべきであると思う(憤怒)


トリコ

花粉症(というかすでに猛毒劇薬の類だと思うけど)でトリコ達が死にかけるという展開は、グルメ界のとんでもんさが、これまでとは違ったベクトルで出ていて面白かったです。
そして猿達の自害に関しては・・・・・・ツッコミ所しかない。「間違いない」ってどんな迷探偵だ、ココさん(笑


火の丸相撲

国崎くん熱い!
実力者である彼の口から久世くんを「こんなやべぇ奴がいるのか」と語らせることで、久世くんの格が上がっていますし、たった一発で実力差を痛感させた上で「そういう
場面でこそ俺は勝ってきた」と言わせることで国崎くんの格もあがっている、相変わらずスピーディーでいい展開です。


銀魂

過去編突入。バトルが最高潮の盛り上がりを見せているところなので、ここでの中断は少し残念ですが、銀さん達の師匠松陽さんは気になっていた存在ですし、二人の関係性においてはキーパーソンなので、ここで説明させることには違和感はありません。あんまり長くやらずに2〜3週くらで納めてくれると嬉しいです。


(Cカラー)娘入り箱

西尾先生読み切りシリーズ一挙9作発表。相変わらず仕事しすぎだ、この人!
しかしながら話自体はそれほど捻られてないというか、普通でした。「不良は、いいことしないから不良」とかはらしくて良かったですが。
あと、暁月先生の幼女は相変わらず魅力的だなということと、西尾先生のメタな作風にこの絵柄は親和性高いなということは改めて思いました。


斉木楠雄

ラケットの風圧でスコーをめくろうとしているからの倒れて覗きは笑った。鳥束のような好感度の低いキャラは振り切れると、逆に好きなる人が出てくるのが世の中に不思議(ダメ男好き)。僕はぜんぜん理解できないですが。


ハイファイクラスタ

先週あれだけ煽っておいてまさかの無策の貫寺さんにも驚きですが、何をしたかったかも一切不明のまま終わってしまった呂布さんもなんだかなあでした。面白がる前に事が終わってしまった・・・・・・
しかしながら、因縁の宮本武蔵能登さんがきっとなんとかしてくれるに違いない!


ワールドトリガー

戦争終結。戦果を聞くと全然勝った気がしないですね防衛戦、まあ一方的に攻撃される側なのでしょうがないのですが。
ボーダー側、ネイバー側、両方がこの戦いの結果どうなったのかは注目ですね。ヒュースさんの処遇とか特に気になっております。


ジュウドウズ

華くんの崖登りは最短距離を駆け上がるにかけているんですね。日常パートはほとんどやらずに説明挟んでさっさとバトルにいってしまったのはちょっと残念でした。


ブリーチ

「俺達は一体何だったんだ!!」
これは読者の感動でもある。星十字騎士団とは何だったのか!?しかしユーハバッハさんの恐ろしさの一端はかいま見れた気がします。
そしてジジちゃんの性癖は本当にやばい方向へ。「死んでいるバンビちゃん可愛い」はやりすぎだろ久保先生。だが、それこそが久保先生の魅力でもある。


こち亀

両さんが間違えたロボットを探すシーンが実にシュールでした(笑)
あと工業ロボは非人型が多いので(効率的に考えても)、それを人型がやっているのはなんというかすごい大変そうで頭抱えました。特に人間の指の動きのプログラミングとかどうしてるんだと考えれば考えるほど頭が混乱してくるのが、理系の悪い癖です。


sporting solt

読むポイントが相変わらずさっぱり分かりません。
どうしてこれが内柴くんと塩谷くんの代理戦争が主眼になっているのか?
塩谷くんは秋ちゃんを男子にも勝たせたい、内柴くんは秋ちゃんの気持ちを組んで相手を引き受けたでいいじゃないですか。この引きだと完全に秋ちゃんがいらない娘になっている・・・・・・


磯部磯兵衛

そういえばお犬様の目は死んだ目だったんだな。最近見慣れたんですっかり忘れていたぜ。
そして巻末は、磯兵衛変わり身の術。人妻フェチじゃないのに人妻フェチと間違えられるような状況におちいるなら、それは普段見せないような力が出るなと妙な納得感がありました。


ヨアケモノ

竜馬さんがいろいろな獣を取り込んでいるという設定なら是非キメラヴァージョンとか見たかったですが、この流れだとこれで決着かな。アクションに具体性がないのに加えて(刀の動きや動物としての特性からない)ダイジェストなのは残念でした。


(最終回)ヨアケモノ

三年後の時間を今までのキャラ総出演で、しかもその時間の変化を感じさせる流れで描いたのは、普通に上手かったと思います。
ブルーシールさんが「行けよ」というシーンで後ろ向いてたりとか(スーの事が好きだけど身を引いてるんだと思う)、サルサさん173も剣術生み出して敗北しているとか、スーちゃんの周りでのいろいろな出来事が想像できたのは、読んでいて見応えありました。読み切り版で出ていたマシマロさんの美の執着への理由も描きつつ、最後は虹の伏線を回収して締める。とても美しい最終回だったと思います。
この漫画は連載当初は、「ジャンプ編集部どうした?」と軽く衝撃を受けるほどなにもかもがダメダメで、何を描きたいのかもさっぱり分からず、どうなるものかと思いましたが、その成長度は目を見張るものがあったと思いました。
特にスーちゃんの魅力が少しづつ出ていきましたし、打ち切りが決まってからは描きたい物語も見えてきて、普通に面白かったと思います。
是非この経験を活かして、次は最終回に見開きカラーがとれるような連載作品を待っています。石山先生の次回作に期待します。