yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー オリンピック代表 ロンドン五輪 準決勝 VSメキシコ戦 感想

日本(1−3)メキシコ  日本負け

完敗だ・・・

日本は大津のスーパーシュートで先制点をとるもそれ以降はペナルティエリアにほとんど侵入できず、完全にメキシコに守られていていた。ボールも支配されてメキシコにしてやれていた。それでも、吉田を中心によく守っていたが、セットプレーで今回初失点。その後もペースは掴めないながらも粘っていたが、扇原痛恨のミスから逆転を許してしまった。こんなところでずっと懸念されていた勝負弱さが出てしまうなんて…

リードされてからは本当に何もできなかった。焦りのせいか雨が降り出したせいかは分からないが、細かいミスが多くどんどん動きが悪くなっていった。メキシコの試合巧者ぶりが際立ち、引いた相手を崩す術を日本は持っていなかった。

だめ押しの3点目は余計だったが、山口のラインコントロールの失敗などチームでもう集中力が切れていた。

終わってみれば完全に力負けのゲームだったが、まだロンドン五輪は終わっていない。 3位決定戦に期待します!


以下、各選手の評価です。

権田(5.5)・・密集地帯にボールを投げたのは結果論だが判断ミスだった。のっている時の神セーブは今回は残念ながら見られず。
鈴木(6.0)・・何度もペナルティエリアに侵入してくる相手を体を張って防いだ。ただ吉田が上がってしまってからは落ち着きが消え守備に精細を欠いた。
吉田(6.0)・・つりだされる場面も多かったが、広い守備範囲で全体をよくケアーしていた。パワープレイ時にはあまり驚異になれなかった。
酒井宏(5.5)・・積極的に上がっていたがあんまり使って貰えてなかった。守備面ではうまく躱されることが多く、それに対しファールが多くなってしまっていた。
徳永(5.5)・・一対一でやられる場面が目立った。コーナー失点の場面は相手についていながらプレッシャーをかけきれてなかった。
扇原(5.0)・・失点に繋がる決定的ミスをしてしまった。あそこで持とうとしてはあかん。パススピードが弱く、インターセプトされている場面も多くリズムが作れなかった。
山口(5.5)・・パスを繋ぐメキシコによくチェイスしていたが、疲れからか大事な場面(2,3失点目)でボールウォッチャーになってしまっていた。
大津(6.5)・・先制点のスーパーゴールを決めた。前線のチェイスで闘う姿勢も見せていたし、積極的にドリブルで仕掛けて、この試合では唯一相手の驚異になっていた。
清武(6.0)・・同サイドの酒井との連携はうまくいってなかった。自ら仕掛けていった場面ではセンスを見せたがいつものように周りと連動できなかった。
東 (5.5)・・動きは怪我や疲労の影響か重かったが、献身的にサポートに回って存在感は見せていた。しかし決定的な仕事は何もできなかった。
永井(5.5)・・足の状態が悪いのと対策を施されたことでいつものスピードが出せていなかった。前線のチェイスにも今回はキレがなかった。


交代選手

杉本(6.0)・・交代した当初はボールが収まりいいペースを作ったが、サイドに流れてしまっては決定的驚異にならなかった。
宇佐見(5.5)・・動きが中途半端だった。ボールが欲しくて下がってしまったので、ブロックを引いたメキシコに飲み込まれてしまった。
斉藤(5.5)・・時間が短かったしスペースがなく持ち味を出せなかった。唯一のチャンスにも焦ってしまった。


関塚監督(5.0)・・負けている祭のゲームプランが意味不明だった。選手間に意思統一ができていなかった。交代選手はあまり効果を発揮できず。不調の永井は変えるべきだった。