yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 16年 44号 感想

『たくバツ』が最終回で、来週と再来週で二つ新連載ですか。来期はさらに熾烈な誌上争いが見られそうで、どうなるか本当に分からない!

 

今週のアンケート  1位:ハイキュー 2位:ワンピース 3位:バルバルジュラ

 


(巻頭カラー)ハイキュー

新コート上の王様誕生! 意味深だった「おりこうさん」発言とか、ズレ始めていた歯車とかが一気に収束される鳥肌回でした。
もっと大喧嘩になる可能性もあったなかでここまで見事にまとめたのは、烏野の面々の精神性が高いからですが、それが違和感や嫌みにならずに、少年漫画の熱さに昇華されているのはこの漫画の本当に凄くて気持ちいい所だと改めて思いました。
影山くんの笑顔が本当に良い顔しているのはこっちも田中さんばりに、なんか嬉しかったです。


ヒーローアカデミア

士傑のおっぱいさん合格していたんかい!
要救助者のプロを助ける試験という展開は、この漫画世界におけるヒーローの役割を考えれば納得ですが、これをどう盛りあげてくれるかはなかなか難しいと思うので、堀越先生の仕掛けに期待したいと思います。
あとは夜嵐くんの「エンデヴァーと同じ目」発言は今のところかなり違和感があるので気になるところです。


ワンピース

サンジが男に厳しくて女に甘い理由が分かる過去回想でした。ジャッジさんは最低限の情があるというよりは自分で子どもを殺す勇気がなかったという感じで、本当に酷い男で胸くそ悪かったです。是非ともサンジ自身に蹴りをつけて欲しいなと思いました。
そしてラストのルフィのクラッカー対策は大笑いしました。11時間食べ続けるって、なんてマヌケな闘いなんだ。
しかし「来てみろ全部食べてやる!」は同時にすごい熱い展開でもあり、ワンピースの底力を感じる一話でした。


(Cカラー)幽奈さん

雲雀ちゃんいい方向に暴走しているなあ。先週は狭霧さんのコピーキャラみたいで微妙だみたいな発言していましたが撤回します。恥ずかしいけれど性に関して積極的に頑張るというのは、いい差別化だし、見た目が狭霧さんより幼い分破壊力抜群だぜ!
あとそれにしてもコガラシくんは今週もイケメンでした。雲雀ちゃんが見ていないところでもしっかりと約束は守る。これは惚れる、間違いない!


ブラッククローバー

アスタくん腕が二度と元に戻らないと知っても諦めない。「誰が諦めるかー!!」の見開きは思わず笑ってしまいました。この底抜けのポジティブさは本当に素晴らしいですし、次の展開への引きにしっかりなっているので、実に週刊少年漫画でした。


左門くん

ネビロスさんの背中に泣いた……。「ネビロスさんはああいう遊びには本気にならないと思って」は好感度は高いが確実に恋愛対象からは外れているという、ある意味死刑宣告じゃないですか……。いい人で終わってしまうというのは本当に辛い……。
「なん…だと…!?」はブリーチが終わった今だからこそ使えるギャグで面白かったです。


鬼滅の刃

操り糸のお母さん鬼が殴られている話が切なかったです。ポニーテールさんを殺したことは許せないですが、解放されたのは良かったと感じる、なんとも複雑な読後感を与える不思議な漫画ですなこれは。
そして後半の蜘蛛鬼はガチで気持悪かった。善逸さんの面白リアクションがなければ耐えられないくらいのインパクトでした。本当にこの相手が善逸さんで良かった(でもねずこちゃんの膝枕はやらん!)。


ネバーランド

今週はシスタークローネの調子に乗っている所から驚愕の場面まで、顔芸たくさんで満足でした。絵で魅せてくれると展開にも緊張感が生まれて面白いです。
そして、エマちゃんは逃げるけどノーマンとレイはシスターを殺すことまでちゃんと視野に入れているので、その切り札をどう切ってくるかは単純に楽しみです。


銀魂

ギャグがあると銀魂はらしさが出てくるので良かったです。シリアスなままの近藤さんとか戦力外もいいところなので、裸芸復活は安堵しました。
そして山崎はオチ要員として本当に優秀だぜ!


(Cカラー)(金未来杯)バルバルジュラ

足太くねえよ。むしろこの題材ならこの筋肉質奈感じの方が絶対良いよ!
……というわけで性癖に関してはまったく文句のない感じでしたが、お話としては設定が練り上がりきっていない印象でした。
『第2界神託協定』とか思いっきりの良い感じはあったのに、早見さんをはじめとした副神側の設定はガバガバでちょっと乗りきれなかったです。日本の命運がかかっているならもっとバックアップしっかりしてくださいよ日本政府!
絵についても十分上手いとは思いますが、ロボットものや怪獣もの特有の巨大感や迫力、ケレン味が感じられなかったのは残念でした。もっと建物をぶっ壊すなりして大破壊をして欲しかったです。
ですがしっかりと読み切りとしてはまとまっていたので読みやすかったです。ヒロインもグッドでした(足の太さ含めて)


個人的順位(読み切り完成度) 1位:レガシー 2位:GOLD  3位:バルバルジュラ  4位:田中誠司  5位:竹取

新連載としての期待順位(主にキャラクター好感度)  1位:バルバルジュラ 2位:竹取  3位:GOLD  4位:レガシー  5位:田中誠司

 

斉木楠雄

照橋さんデッレデレじゃないか(驚愕)! 
恋する乙女としてあわあわしている様は可愛いという法則の通りに今週の照橋さんは破壊力抜群でした。あと、恋のライバルが照橋さんでも一歩も引かず、むしろ仲良くなりたいと思う相トさんも格を上げた感じで、ラブコメ好きとしてはとても満足いく回で良かったです。

 

(Cカラー)食戟のソーマ

審査員のベータ&シーラさんが登場から既にちょっとエロい。最近男の裸ばかり見せてられているので、これは期待大です。
そして料理もフライドベア対決というのは普通に燃える展開でいいなと思いました。後は創真くんが勝つのに納得のいく展開であればいいなと思います。
あともう一方の対決はどうなるのでしょう。竜胆先輩の格落ちをさせずに田所ちゃん達が勝つビジョンがはっきりいって浮かばないぜ。

 

レッドスプライト

今週の流れを見るにリチャードさんはフェイクでこの女艦長こそがタツくん達の宿敵になるっぽい感じですね。いい判断だと思います!
フォールさんと似ているというのも意図的みたいですし、一方は雷髄人間、一方は準エリートというのもドラマがありそうで楽しみです。

 

(読み切り)ボイス ビー アンビシャス

「上半身じゃなくて喉だ!」めちゃくちゃ笑った。
当初はちょっと声優をバカにしている感があって取っつきにくかったですが、「声優にはならねえ英雄になる」とか上記のネタとか、ところどころしっかりツボに入るネタがあって面白かったです。次回作も期待しております。

 

ラブラッシュ

この漫画はどうにも「好き」とは何か「愛」とは何かを真面目にやろうしている感じがあって、ラブコメとして見ているとなんか戸惑います。

それはさておき、犬耳キャラは好きなので良かったのですが、抱きついたところでせっかくより獣化したのに戻っているところは解せませんでした。そこはそのままの方が可愛いだろう!
あとは、もはやモテモテ遺伝子が死に設定(今まで近付いてきた女の子達遺伝子関係ない子ばかりだし)なのはちょっと残念です。

 

火の丸相撲

ラストページの鬼の形相の部長は迫力があって良かったですね。準決勝初戦から盛り上がっています。
あと鳥取白楼の加納さんも「国宝」扱いされていたのは気になりました。天下五剣じゃないとすると、一体何を当て込んでくるのかは注目です。


トリコ

自分で決めたフルコースがあれば食欲の悪魔に支配されることはない。
虹の実のシーンを出されたのはちょっとジーンと胸にくるものがありました。ユダさんの時も感じましたが、捕獲レベルでは計れない自分だけの最高のフルコースという概念は良いですね。初期は強さのパラメータでしたが、最終的にこう活かしてくるのはめちゃくちゃ上手いなしまぶーと思いました。
しかし、トリコよ。テイストチェンジで怒りを増幅して闘うのでは完全に主人公ではないので、もっと頑張ってくれ!小松が泣くぞ(笑)

 

背筋をピン!と

金龍院さん勝負を下りるが舞台には立つ。
体調が悪かったは少々唐突感は否めませんでしたが、それでも負けてなお天晴れな感じはとても良かったです。美人が同席して食事してくれたから健康になったというのも、なんだか親近感沸く内容で(僕の横には美人いないけど)、ますます金龍院さんのことが好きになる回でした。
そしてラストの土井垣さん達の引きは、土屋くん達の必殺技をやってみる感じかな?
何をするかは普通に楽しみです。

 

(最終回)たくバツ

百舌谷くん、戸愚呂弟かよ!
それはさておきエピローグとしては先週までの決戦から今週の大団円から未来の話までちゃんとやりきったのでまったく文句のない終わり方でした。逆にこんな軟着陸はせずにもっとめちゃくちゃにやってくれても良かったとは思いますが、そのあたりは好みの問題でしょう。
連載当初はバツちゃんの可愛さを一番として、バトルにでも、推理的な謎解き方向にも、バラエティ豊かな地獄の奴等をを楽しむ方向でもどこにでも振れるような感じでしたが、結局どこにもいかずに中途半端に終わってしまったなという印象でした。
事件が起こって犯人を暴いてバツちゃんがお仕置きするというのが一つの定型でしたが、一話に詰め込むには情報量が多い内容でしたし、絵に関してもどんどん棒立ちの絵が増えていって、お話しの精度が落ちていったので打ち切りはやむなしと思いました。
しかし作者の変態性、リビドー溢れるローアングルや多様などは特長になっていましたし、バツちゃんの可愛さという本分は見失わずストーリーもしっかりとオチを付けた事は見事だと思いましたので、この経験を活かして次回作頑張って欲しいです。
井谷先生の次回作に期待します。

 

磯部磯兵衛

無責任ネタ自体はもっとハッチャケてくれた方が良かった(オチも含めて)ですが、社会人的には布団にびちゃびちゃのままタックルとかすごく心引かれました。後先考えない行動とかもう絶対出来ないぶん、憧れる。