友人に誘われて大阪の万博記念公園にある太陽の塔に登ってきました。
今は再生した内部が見られるという事で、当時は生まれてすらいませんでしたが、「20世紀少年」など様々な創作のモチーフに使われますし、岡本太郎の名は有名なのでワクワクしながら見学に行きました。
いやー、刺激的だった!
まず外観がとても魅力的。大きい展示って迫力の代わりに大味になりやすいものですが、太陽の塔はインパクトが絶大なだけじゃなくて角度によって表情に味が出るので、移動している際にずっと見ていても飽きが来なかったです。
そして内部、「未来」をテーマにした展示で「根元に返れ」という逆のモチーフをぶつけるのは今でこそありふれた手法ですが、当時がいかに斬新であったか、かつ観に来た人々が大いに戸惑ったか想像できる感じがして面白かったです。
太陽の恩恵を受けながら、まるで太陽の挑むかのように伸びる生命の樹、それは今の時代には失われつつある熱さですが、確かに当時の岡本太郎の信念や願いを感じ取れて興味深かったです。
また、残念ながら取り外されて乗れなかった腕の中を通るエスカレーターとかも、もし乗ったら(まるでメガテンのラスボスに挑む心境を感じられて)夢みたいな奇妙な体験だったと思いました。
それと一緒に周った人達に家族連れがいて、お父さんが当時の思い出を語っていたのを横耳で聞いていたから、余計に世代間の受け止め方の違いなどを感じました。
行けて良かったなあ~!
あと、結構忙しめの弾丸スケジュールだったので、次は吹田スタジアムにサッカーとか見に行った際に周りの施設も楽しみたいなと思いました。