yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 14年 12号 感想

今週のアンケート  1位:i・ショウジョ  2位:暗殺教室  3位:ニセコイ


(新連載)(巻頭カラー)i・ショウジョ 

面白かった。
こういうラブコメものはキャラクターを魅力的に描けるかというのがとても大事な要素ですが、今回でいえばヒロインの銀子ちゃんがかなり活き活きとした感じで描かれていて、とても可愛らしかったです。
絵柄もすっきりしていて僕はかなり好きなタイプですし、ちょっとエッチな感じも少年漫画らしくて良かったです。
オムニバス形式らしいので、どれくらいの話数かけて一つの話をやるのか分かりませんが、カラー扉絵を見れば幾つかストックがありそうなので楽しみです。
目指すとこはマガジンの『BOYS BE…』ですかね。


暗殺教室

竹林くんイケメンやわぁ……
ビジュアル系メイク(笑)もそうでしたが、それ以外のあらゆる行動も、本当に全てがカッコ良かったです。特に浅野校長の記念盾を砕く所の表情とか普通にどこのイケメンメガネだと思いましたし、浅野くんに対する「強者?怖がっているだけの人に見えたけどね」とか最高の台詞でした。


トリコ

トリコ結婚する。
さらりと流されたが、リンちゃんが頑張っていることは読者的にも伝わっていたので、普通に良かったです。アリバイ婚では決してないはず……。
そして匂いが強化されたトリコの描写がありましたが、それは流石に無理だろ……という印象でしたが、しかしだからこそ凄いとも言えることなので、回り回ってありかなと最終的には思いました。絵の説得力もあったし。


(Cカラー)(連載2回目)イリーガル・レア

アクセルさんがおもったよりボケキャラで面白いと思う反面、話が進みづらいなと思いました。特に今回の話はウルフさん側も早とちりで、お互いにボケ倒し。
そして、なんと、いつかの椎橋先生の読み切りに出ていた質屋さん登場。これはワクワクしますね。この分だと「妖怪ぬらりひょん」とかも出てくるかもなあ。


ニセコイ

いろいろ空回りしている春ちゃんがとてつもなく可愛い回でした。すっごいラブコメをしていて面白いです。
「喜ぶな私…!」のところとかすごいいじらしいですし、最後のストラップの流れからの「絶体諦めてやるんだから!」とか胸キュンものでした。
春ちゃんとてつもない逸材の可能性が出てきて、今後に期待大です。


ナルト

ミナトさん達、油断しすぎぃ!!
いい回想の後にあっさり九尾の半分を奪われるとなると、絶望感というよりもがっかり感の方が自分は強かったです。
そしてマダラさんやってくる。六道の忍具の露骨なフラグがどうなるのかな?


(Cカラー)黒子のバスケ

黒子の能力少し戻る。その理屈に関しては、ある程度思った通りだったので納得です。そのスタイルを最初に作り上げた男だからこそできる幅の広さですね。
そして火神くんは赤司くんに対してゾーンに入る。友情パワーでの復活は少年漫画の王道。熱くて良い。


食戟のソーマ

葉山くんのカレーは、匂いが沸き立つ演出、ホーリーバジルという理屈付け、両方合わせて普通に美味しそうでした。
そしてついにキタキタ主人公。創真くんのカレーも、どうなるか普通に楽しみ。


銀魂

エグザイルネタは笑いました。「主に食べるのは女優やモデルだけだ」はどこに喧嘩売ってるんだ空知先生(笑)
しかしながら今回のこれ、空知先生1ページしか書いてなくて、あとはネームだけで、アシスタント作画とかじゃないのかな……?
まあ、面白かったので、どちらでもいいことですが。


(Cカラー)斉木楠雄

久々の照橋さん回。
斉木との結婚を創造して「フフフ……」と笑顔になるなる照橋さんは普通に可愛かったですし、10年後に復習しようとする情けない照橋さんは普通に笑えて、面白かったです。照橋さん分をたっぷり吸収させてもらって大満足です。


ハイキュー

打ち上げ編。つま先立ちで足をぷるぷるさせている谷地ちゃんが可愛いかつ、思わず吹いてしまう面白さがあって微笑ましかったです。
全国3大エース、春校地方大会のライバル校の描写も入り、テンションあがってきました。春高編楽しみです。
あと、余談ですが、マネちゃんズに私も囲まれたい。


磯部磯兵衛物語

磯兵衛は間違いなく目利きの才能はないという前提で話すけれど、自分の専門分野において、素人の勝手な想像とにわか知識ほど、恐ろしいものはないという経験が、過去に何度もあるので、今回の刀の話はあまり笑えなかったです。
巻末のお犬様春画ネタは、磯兵衛定番のネタで、ほっこり読めました。しかし母上春画をそれと気づいてないなら、もう堂々と読んでもいいのではなかろうか……


ワールドトリガー

真っ平らって……、天羽さんハンパないっ!!
ラービットを解体した風間さん隊もそうですが、ボーダー側の戦力はみんな頼もしいですね。あと、その天羽さんの威力を見ているので、ブラックトリガーを作られると危険という説明も説得力ありました。
そして色違いのなんだか強そうなラービットさんが登場。敵の真の目的にも関するものだと思うので、それ含めて期待です。


ブリーチ

ルキアさん……、(卍解を残しているとはいえ)あっさりやられすぎだぁー!!
一方、エス・ノトさんは触れると蝕まれる恐怖を、見ただけで植え付けることができるという、正統なパワーアップで、ビジュアル含めて、いいなと思いました。口マスクのキャラは、マスクが取れるとパワーアップは鉄板ですね。
そして兄さん登場。リベンジなるか?


ソウルキャッチャーズ

伊調くんの箱の中に心を隠す描写は、その前の一見すると穏やかな心と合わせて、中身がとんでもないことになっている様を想像させてくれて良かったです(と、いうことはコートの中身も凄い事になっているのだろうか?)。
そして野球部の応援で金管パートを説得へ。「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」というのは、今までとは違うやり方で面白そうです。


こち亀

クアッドコプターとか、3Dヘリの話は普通に面白かったです。今のテクノロジーって本当に凄い!
しかしながら、犯罪(しかも被害額数億円規模)を許してしまうのは流石にやりすぎかなと思いました。麗子さんが許すならすっきりしていたと思うのですが……


べるぜバブ

かめはめ波対決を制して完全決着。
ニコ道実況がちょっと面白かったです。やりたいことをやったという感じでしょうか。
そして次号はセンターカラー。この展開なら大団円かな?それともちょと前にアシスタントを募集していた経緯から、一旦終了してSQとかに移籍かな?


アイアンナイト

「あの子に目玉付けられれば儲けものだったんだけどなー」
この流れなら翼ちゃん絶体に目玉付けられているよね……。松野さん、竹村さん、そして桜山さんを容赦なく殺してしまったことといい、この漫画はある部分においては本当に容赦がなさそうなので、この後の絶望的な展開が予想できて、楽しみです。


(最終回)HACHI

俺たちの闘いはこれからだエンド。
まとめるためにバタバタと急ぎ足できましたが、結局まとめきれなかったとうい感じのエンディングでした。ですが、ある意味でとてもジャンプらしかったとも思います。
この漫画は第3話までで東京が崩壊して、題名に『ー23宮ー』がつくところまでは怒濤の勢いで(ハチのケルベロスがどう見てもポケモンで拍子抜けしたりしましたが)、とても面白かったのですが、その後はどんどん勢いが失速していった印象でした。何が悪いのかというのは具体的には分かりませんが、個人的にはハチが脳筋ならぬ脳テッキンのため物語を引っ張れなかったのが、その原因かなと思いました。『聖闘士星矢』ならアテナを助ける、『魔神英雄伝ワタル』なら勇者なんだからということでドアクダーを倒して創界山に平和を取り戻す、単純でもいいので、主人公に23宮全部を攻略する動機をつけて欲しかったです。
西先生の独特な絵柄の個性は魅力的なので、それを存分に活かした作品をまた描いて欲しいです。西先生の次回作に期待します。


(最終回)焼野原塵

「僕が一人で告白できないと、塵が魔界に帰れないんだ!」エンド。
まとまってはいましたが、少々物足りないエンディングでした。ギャグマンガなら最後にギャグをかまして終わって欲しかったのですが、コメントで長谷川先生が言っているとおり、焼野原塵はストーリー漫画だったので、これは仕方がないですね。
個人的には、初期の勢いに任せたノリは普通に面白かったですし、常に正面顔のゆり子ちゃんとか、狙っているギャグなのか作者の画力のせいなのか分からない演出にはかなり笑わせてもらったので好きだったのですが、それらのギャグ要素をほとんど封印して、特に四天王編あたりからは、普通のさして特長のない恋愛ストーリーを展開していったのは、(それが作者の書きたいものだったとしても)自分の求めていたものとは乖離していて残念でした。
しかしながらこの経験を活かして、次回作ではギャグなら完全に吹っ切れたノリで、真面目なストーリー物なら画力と演出をしっかり磨いて、新たな長谷川先生を見てみたいです。長谷川智広先生の次回作に期待します。