yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

人工知能に星新一のような小説を書かせようというプロジェクトの話を聞いてなんだかやる気が出てきた

NHKラジオのすっぴんの放送の特集を聞いてとても面白いプロジェクトだなと思いました。

「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」 → http://www.hoshishinichi.com/project/1.html

自分も趣味で小説を書いたりする人種なので、多少は複雑な気持ちもありますが、それ以上にワクワク感の方が強いです。

人工知能の研究の一環という物理的、人間心理学的な学術的成果についても興味津々ですし、文学的にも偉大なる作家星新一の小説の作り方が体系化され広く共有されることは、より面白い小説が世の中に誕生する手助けになると思うのです。

言葉というのは受け取り手の意志によっては、伝え手の思惑を越えて感動や誤解を与えたりするものです。掲示板のコピペ、街の噂話、言い間違いに、落書き、すでに元の発言者の意志など消えてしまったランダムな言葉の羅列にだって、時に人は励まされたり、ムカついたりします。だから人工知能の紡ぎ出す物語にだって、ちゃんとすれば意外に違和感がなくなることもあるかもしれません。

4年後くらいには形にしたいとのことなので、僕も4年後くらいには「僕の小説は人工知能より面白いよ」と胸をはって言えるくらいには成長していたいです。

「僕は自分のために小説を書いている」とは言ってはいますが、それでも人工知能より確実に面白くない文章を書いていたらさすがにへこむと思うので。そうならないように、精進したいです。

うん、なんだかやる気が出てきました!

・・・このあたり自分はM気質だなと思います(笑