yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー オリンピック代表 親善試合 VSベラルーシ戦 感想

日本(1−0)ベラルーシ  日本勝ち


本番前の練習試合。OA吉田麻耶や宇佐見貴史、酒井高徳が合流してチームがどれくらいまとまっているかに注目して見ていました。


前半、DF陣はまず吉田が入ったことにより最後尾からビルドアップができるようになったので攻撃に移る流れが今までよりも格段に良くなっていた。またトゥーロンでは連携不足により狙われていた酒井高徳の後のスペースもボランチがしっかりフォローしていて、とりあえず目立った弱点はしっかりと修正されていて安心した。
しかしビルドアップ時に鈴木はまだ出し所が見つからずヒヤヒヤすることが多かったし、酒井高徳ボランチの連携も抜けてしまうところもあったのでそのあたりは本番気をつけて欲しい。
攻撃陣はボールは回せるものの、ニュージーランド戦のように単調な攻撃が多く、崩しきれる場面はほとんどなかった。唯一宇佐見が意外性を生み出していて、そこには期待が持てた。


後半は一気にメンバーを6人交代。前半とは全く違うチームになった。そして後半17分にはさらに3人が交代してよく分からなくなった。そしてさらに山崎も投入。なんだこれは、思いで作りか!?
しかし相手は確実に戸惑っていて、むしろ前半より決定的チャンスは作れていて、相手のミスからゴールを奪った。結果オーライ。


なにはともあれ最低な壮行試合から立て直した成果は見れたし、怪我もなかったし、なによりしっかりと勝てて良かったです。


以下、各選手の評価です。


権田(6.0)・・相手のシュート意識の低さもあったが。しっかりと守れていて危ない場面はほとんどなし。
吉田(6.5)・・日本のDFの弱点であったビルドアップにしっかり貢献。守備も安定していた。怪我も順調に回復していたようで良かった。
鈴木(6.0)・・パスの出し所に迷うことがおおく、流れを悪くしていた。しかし守備は体を張って危ない場面も作らせず。
酒井宏(6.0)・・積極的に攻め上がっていたが、大きなチャンスとなるクロスは上げられなかった。連携を本番までに上げて欲しい。
酒井高(6.0)・・裏をとられる場面もあったが、攻め時(特に後半)は持ち前の運動量で輝いていた。
扇原(6.0)・・体はまだまだ重い雰囲気だったがしっかりとボールを繋げていた。酒井高徳のカバーもよく出来ていた。
山口(5.5)・・コンディションが悪かった印象。ミスもあったし目立ったプレイができず。
永井(5.5)・・ボールを持てば迫力はあったが前がつまると途端に仕事ができなかった。シュートやパスの精度もイマイチだった。
清武(5.5)・・ボールはしっかりと繋げていたし、シュートも打ったが怖さはほとんどなかった。もっとリスクを冒しても良かったと思う。
宇佐見(6.5)・・単調な攻撃の中に変拍子を与えて日本の攻撃を牽引していた。意外性があり見ていて楽しいプレーが多かった。
大津(5.5)・・前線で守備は出来ていたが、ポストプレーがまったくなく(監督方針?)他選手と重なったりと攻め時は蓋になっていた。


交代選手


東(6.5)・・決定的場面を2回外したが裏を返せば決定機にしっかり絡んでいた。アシストは結果オーライだが自分で撃った方が良かった。
斉藤(6.0)・・持ち味のドリブルで魅せる場面はあったが、ゴールを脅かす効果的なものではなかった。
徳永(6.0)・・前試合とは違うCBをきっちりこなした。相手に仕事をさせなかった。
山村(6.5)・・ボランチ時は堅実なプレーで変化の激しいチームを落ち着かせた。途中CBになった後も戸惑いはなかった。
村松(6.0)・・前試合のミスからはとりあえず立ち直った印象。パス出しは不安定な部分もあったが運動量でカバーした。
杉本(6.5)・・ゴールを決めた決定力は流石。ポストプレーもこなしてCFの役割をきっちり果たした。ただ足下は少し不安定だった。


バックアップメンバー(林、大岩、米本、山崎)は評価対象外ということで


関塚監督(ー)・・テストに終始したのは是か否か判断に迷う。とりあえず安藤とはなんだったのか…