yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

岡田武史 羽生善治『勝負哲学』感想 すぐには役に立たない本物のアドバイス

勝負哲学

勝負哲学

とにかく凄い本だった。

岡田武史羽生善治、ジャンルは違えど一流の勝負師同士の語る内容は「リスクをためらうな」という一般でもほぼ当たり前に言われることであっても、その言葉の背景にある積み重ねてきた経験が大きすぎて、とにかく言葉の重みというか緊張感が半端なかったです。

この本で書かれていることはその前提条件のハードルが高すぎて(少なくとも自分自身が考えるだけ考えて、時間をギリギリまで作って努力することが前提)、すぐには役にはたつことはないと思います。

しかし「すぐに役にたつアドバイスはすぐに役にたたなくなる」という言葉もあります。

もしかしたら数年後、自分自身が壁にぶつかった時に思いだし、本当に理解できたらいいなと思いました。