yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

映画『BLEACH』感想  思った以上にブリーチしていて良かったが、最後の展開だけは頂けなかった

原作ファンなので実写版に若干の不安は覚えつつも、ジャンプ長谷川先生の漫画を見て行くことを決意。平日夜の回を鑑賞。観客は20人ほど。男性が多かったです。

公式サイト → 映画『BLEACH』オフィシャルサイト


映画「BLEACH」本予告が公開 ボロボロになって戦う福士蒼汰!

少年漫画の主人公が最後負けて終わっちゃダメでしょうっ!

続編なしならば、バッドエンドに等しい終わり方で残念でした。原作でも負けが多い一護くんではありますが、設定上今のままで白哉さんに勝てないのは分かりますが、それでも娯楽映画のラストはすっきりとカタルシスのあるものにして欲しかったです。本人も作中で言っていますが、まったく護れてねえぞ!

・・とまあ、最後の展開には不満タラタラですが(いつの間にか復活している石田くんとか、カッコつけてるのに斬れてない白哉さんとか)、それ以外はけっこう良かったです。

親父の妙に明るい感じとか恋次のチンピラっぽい感じとか全体的に思った以上にキャラクターは再現されていましたし(ただしチャドと織姫は除く)、街中で繰り広げられるアクションはただ闘うだけでなくギミック一杯使ってハラハラして格好良かったし、一護とルキアのギャグはキレキレだったしで、予想よりも遙かに「ブリーチ」していたので楽しめました。

特にルキアは、ビジュアルは全然違いましたが、演技でちゃんルキアになっていて驚きでした。そこへの興味が、物語を引っ張っていって退屈させないものになっていたと思います。

それ故にラストは本当に・・、いいところもたくさんありましたが、個人的には終わらせ方がマズすぎたので、失敗映画だったと思います。

というわけで、こうなったら是非とも続編作って、最後にちゃんとカッコイイ一護くんを期待しております。