yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

週刊少年ジャンプ 13年 36号 感想

前回までで今季の打ち切りは全て終わったと思っていたから、『無刀ブラック』の打ち切りは素直にびっくりだった。一発逆転を狙って第2部にいくとかじゃなかったのか……


今週のアンケート  1位:暗殺教室 2位:いぬまるだしっ番外編 3位:食戟のソーマ


(巻頭カラー)(新連載)ひめドル!!

読み切り版からだいぶ設定を足しての新連載。
「総合高等専門学校」や初恋の相手を新たに追加してきたのは連載に際してとてもいい追加要素だと思いました。前者はいろいろなキャラが出せるし、後者はやはりラブコメには恋のライバルが必要ということで。
ただ、元々が恋の成就とそれぞれが一歩進む成長がメインテーマの読み切りだったので、そのあたりをどういう風に変化もしくは追加してくるのかは不安半分、楽しみで半分です。


ワンピース

いろいろあったけれど最終的にはルフィVSチンジャオ。他のバトルも面白くないわけじゃあなかたけれど、やっぱりもう少し波乱が欲しかったです。


ナルト

先週どうやって助かるのかなと考えていたらまさかの「二代目様が助けてくれる」が正解でした。二代目様カッコイイ!
「先人たちの戦いはレベルが違う」とモブキャラも言っていましたが、代が変わる度に能力が弱体化しているというのは(しかもわずか2〜3世代で)、なんだか悲しい話しでもありますね。


(Cカラー)トリコ

スタージュンが事実上の実力NO2と言われていますが、それでは美食會が少々勢力としてやばいのではないかと思わざるをえない。だってトリコ≒スターですから。IGOは四天王含めて第0ビオトープ職員とか、NEO側には次郎と互角の偽フローゼとかまだ未知の戦力がおるのに、スターがNo2では、ちょっと弱いですよ。
それとも実は「今までは本気を出していなかっただけだ!」とかいう展開になるのでしょうか?


暗殺教室

カルマくん(笑)
先週カルマくんの完全勝利を予想して、まさか負けたら恥ずかしいよねとか書いていたら、今週ほんとうにあっさり負けて恥ずかしさ全開というオチは非常に面白かったです。学秀くんも理事長親父にすっごい煽られていて吹いた。
そしてまさかの寺坂くん組が家庭科で奮戦する様は完全に予想外で良かったです。俺も家庭科や保健体育は他に比べて点が取りやすいからむしろ頑張った記憶が中学生時代あります。おかげで裁縫とか料理とか苦手だったけれどテストの点だけはよくて成績4とか貰っていました。
そして戦利品の話は次回に持ち越し。それって暗殺に応用できるものだったのか!? 一体なんなのだろう……


食戟のソーマ

今週は私服姿の乾さん(だいぶ印象変わりますね)と、窓の外を眺めながら顔を赤らめるえりな嬢が可愛かったのが良かったです。
そしてここにきて創真くんの親父に関する複線が登場。遠月の卒業生であり歴代一位の堂島さんと争う実力者だったと同時に、幼いえりな嬢の憧れ的な人物であったことが判明。この設定が今後どう活きてくるかは注目ですね。特にえりな嬢が知ったときのリアクションはかなり楽しみです。


(Cカラー)クロクロク

う〜ん、新キャラ小津さんは個人的にはちょっとイマイチでした。KASはけっこう重要な部署だと思うのですが、そこの担当がリアクション要因でしかないといのはちょっと残念でした。弱くてもいいから、何か特殊能力とか欲しかったです。
あとこれは個人的意見ですが、3時間で俺の月給を遙かに凌ぐ金を稼ぐ女子高生千秋ちゃん、それを考えてしまうとなんだか純粋に楽しめない自分がいるのが悲しい……


ジャコ

今週もテンポよくて面白かったです。「今回だけは見逃してやるー!」とかコマも急に大きくなっているのは、勢いで笑ってしまいました。
短期読み切りなのでまったりと読めて、ある意味ギスギスしていないのが癒しな作品です。


ニセコイ

舞子くんの恋話が唐突でなければいい話だったと思いました。舞子くんが先生が好きだという話が唐突でなければ。


(Cカラー)斉木楠雄

「またアイツに二話描かすか〜」はかつて麻生先生が受けた仕打ちに対するあてつけに違いない(笑
「ワンピース持ってきてよ」は駄目編集者が本当に言いそうな台詞だ。そんな最初から完成された大型新人いるわけないし、そういうこと言う奴は将来尾田栄一郎になれる金の卵を見つけられなかったりするんだと僕は思います。


ワールドトリガー

いくら長距離得意とはいえ、生身で千佳ちゃんに負ける修くんって一体……
そして今週はため回でしたね。嵐山隊、というか最近ご無沙汰な木虎ちゃんが出てきてくれたのでそこは素直に嬉しいところ。戦闘は省略したりせずに、しっかり描いて欲しいです。


黒子のバスケ

チーム内で点取りゲームをしている帝光中学、本当にダルい感じが出ていて良かったです。ムカつくけど言い返すことができない。
強すぎるって考えものだなと思いますね。モチベーションの維持が難しい。


ハイキュー

部活動ものにはよくあるテスト対策編。日向くん、田中さん、ノヤさんはともかくとして、まさか影山くんもそこまで成績が悪いのは意外だった。
そして清水先輩は新たなマネージャー探しかな?この漫画に唯一足りないもの、本命ヒロインが出てくることは期待。


べるぜバブ

男鹿とべる坊のリンクが切れる。ここで神崎さんが頑張るのは、さすが王臣紋NO1の男だぜ!
しかしながら、あれだけ颯爽と登場した石矢魔軍団がなんの活躍もせぬまま偽姫川たちに負けてしまったのは悲しいです。


(読み切り)いぬまるだしっ番外編

まさかの復活『いぬまるだしっ』。かつての懐かしいノリそのままに、大石先生のタイレポート漫画としても、ギャグ漫画としてもどちらをとってもレベルの高い、密度の濃い内容で面白かったです。
タイに僕も行きタイ。そして「夜風に当たってきます」といって不自然にいなくなりタイ。


こち亀

今週はベーゴマがオリンピック競技になったらというもしもネタでかなり面白かったです。地方による競技のレベル差というのはあるあるで、けっこう笑えました。しかしオチは少しだけ悲しかった。レスリングや野球の悲哀や騒動を思い出して。


ソウルキャッチーズ

神峰くん3曲中の1曲だが指揮を任される。
全員を説得する前に指揮を任されるというのは意外だったけれど、「誰があんんたに指揮させるって約束したの?」の流れから考えればある程度は自然か。ここから一気に邑楽先輩や他のパートリーダーも一気に攻略していくのかな?


銀魂

フェニックスの一輝万能説!
聖闘士星矢大好きな僕には非常に面白いネタだったけれど、空知先生のここ3週くらいのパロディ構成には、本人も突っ込んでいるけれど、少しやりすぎな気がしないでもないです。


スモーキーBB

先々週くらいから急いでいる感じがしてイマイチ乗りきれないですね。打たせてとることにより味方の士気をあげるという手はちょっと僕には理解できなかったです。灰村くん出てきてからけっこうみんなファインプレーを最初から連発していて、別にそんなに士気落ちてないじゃんと思いました。


(最終回)無刀ブラック

最近のジャンプは最低2クールやると思っていたので、1クールで終了はちょっとびっくりしました。そんなにアンケート悪かったんでしょうか?
個人的には、藪さんの解説芸が面白くて途中はかなり楽しんで見れていましたが、まあ全体としては打ち切りもやむなしの内容だったと思います。
一番気になったのは合気道描写で、どういう風に相手を投げているかをまったく絵でも文章でも説明しなかったことです。また、集団戦の時など誰がどんな武器を持っているか明確に描写したコマがないなど、具体的にどういうことが起こっているか全然分からない描き方では、さすがに読者も戦闘をどう面白がればいいか分からなかったと思います。これは知識・取材不足に加え、必要な絵を選び取れない構成力不足、必要な構図を描くことができない画力不足などが合わさり、全体的に「実力不足」でした。
しかしながら絵柄はすっきりとしていて魅力的でしたし、この連載経験を活かして、次はもっと面白い漫画をひっさげてジャンプに戻ってきてくれればと思います。野々上先生の次回作に期待します!