yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

TVアニメ『閃乱カグラ』全12話感想 愛すべきバカエロ作品。熱い展開とエロのミスマッチが見事笑いに昇華して楽しかった。

原作ゲームは未プレイ。ニコニコ動画でPVを見て面白そうだったので、その後もニコニコ動画で視聴しました。

期待通りの熱いバカエロ作品で、とても楽しい1クールを過ごさせてくれました。

忍者のくせにあんまり忍んでいないとか、忍術がもはや魔法の域じゃないかとか、スーパー忍者って何だよとか、いろいろ突っ込みどころが多いにもかかわらず、それらを一切説明しない、もしくはナレーションで「○○なのだ」で済ます潔さは痛快でしたし、そんなことよりも、この作品で魅せたいことに全力を叩き込む姿勢はとても好感が持てました。

この作品が描きたかったこと…それは“おっぱい”だ!

作画のクオリティもとても高く、無意味に露出されるおっぱいやパンチラは、なんというかエロいという枠をこえてシュールでしたし、それでいて語られる王道展開の熱い物語(声優さんの演技はみんな凄かった)はそのシュールさと本来はミスマッチなのですが、うまい具合に混ぜ合わさって、最高の笑いに昇華していたと思いました。

特に象徴である、少女たちの戦闘においての服の破れ方、パンチラなどのサービスシーンのパターンはひじょうに富んでいて、ああ「今回はこうなのか」と感心したり、予想外の展開に思わず吹いてしまったり、制作者さんたちの気合を感じられて素晴らしかったです。

力を入れずに見ることのできる、愛すべきバカエロ作品でした。


追記:OPはすごく良かったです。すごいこの『閃乱カグラ』という作品に合っていたと思います。最後の「尺あまり巻物」のコメントを読むのも楽しかった。