yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

星野仁彦『発達障害を見過ごされる子ども、認めない親』感想  冷静になって対処すればいいんだと改めて思った

最近よく聞く「発達障害」という言葉ですが、意味があんまり分からなかったのでそれを知るために読みました

発達障害を見過ごされる子ども、認めない親 (幻冬舎新書)

発達障害を見過ごされる子ども、認めない親 (幻冬舎新書)

まずはこの本で最近よく聞く「発達障害」が、落ち着きがない「ADHD」、読み書き計算に支障が出る「学習障害」、会話がなりたたない「アスペルガー症候群」などの総称であり、その子どもが意外と多いということが知れて良かったです。

この本で特に特に驚いたのは発達障害をはじめとした理由で、特別支援学校などに行く子どもの割合がアメリカでは子どもの10.4%にも及ぶという統計データです。これだけ多いと、もう人事ではないという感じがスゴくしました。

僕はまだ子どもがいませんが、将来的に子どもがそうなる可能性は十分にあるということです。そして発達障害を見逃した場合、子どもはとても生き辛いであろうと考えてちょっと憂鬱になりました。

ただ、読み進めていくうちに、そんなに不安になってもしょうがないかなと思いました。早期に発見できれば支援や治療方法も日本では充実してきたようですし、親としてできることもたくさんあるだろうなと思いました。

愛情一杯子どもを育てて、そのうえで「あれ、極端にできてないな」と感じたら専門家に相談する。

単純ですが、そうすることしかできない、そうすればいいんだと思いました。

不安になりすぎなないことが大事。

…まあまずは結婚の心配を先にするべきなのでしょうけれどもね(>_<)