yukiakiの日記

映画とサッカーと漫画と猫が好きな男の生存確認ブログ 週刊少年ジャンプの全漫画の感想を書いて14年目

サッカー オリンピック代表 ロンドン五輪 3位決定戦 VS韓国戦 感想


日本(0−2)韓国  日本4位


う〜ん、負けた。完敗だ(本大会2回目)

Jリーグで見知った選手も多いし、いつもの日韓戦より落ち着いた雰囲気になるかなと思ったが…そんなことなかった。イエローカードもたくさん出たし、流血騒動も2回あった。それでも審判のおかげで多少落ち着いたのは良かったけど(ただ吉田のゴール取り消しは許さない)。

韓国のロングボール戦術に付き合ってか、お互いに疲れている中の試合なのかは判断に迷うが開始当初からロングボールが多かった。それでも日本の方がボールをしっかり持てていたし、韓国選手のファールも多くなっていたので、基本は日本のペースだった。

しかしパク・チュヨンに個人技で決められてからは一気に流れが変わってしまった。ファールも少なくなったし、しっかりブロックを作って守ってロングボールでカウンターを狙うという韓国スタイルが徹底されてしまい、基本カウンター戦術でここまで勝ち上がってきた日本は攻めることができなくなってしまった。

日本はメンバー交代で流れを変えようとするが、徹底して守る韓国を崩すアイデアは残念ながらこのチームにはなかった。セットプレー以外はほとんど何もできずにタイムアップを迎えてしまった。

点数差以上に、何もできない感じがもどかしい試合でした。関塚ジャパンはいいチームだったけど、局面が変わったときに対応できる臨機応変さが足りなかったと思います(まあU−23にそこまで多くは求められませんが)。う〜ん残念。メダル欲しかった。


以下、各選手の評価です。


権田(6.0)・・失点シーンは仕方がない。むしろ止めたら超ファインプレー。基本はしっかりどっしりプレーしていた。
鈴木(5.0)・・相手との一対一に勝てず得点を許してしまった。繋ぎでもあわや一点というバックパスがあり不安定だった。
吉田(5.5)・・ボランチのケアーで前に出た場面でミスがありそれが2失点に繋がってしまった。ヘディングは得点であってほしかった。
酒井宏(5.5)・・攻めでは相手の嫌がるように効果的に動けていたと思うが、裏をとられることが多く、ピンチを招いていた。
徳永(6.0)・・個人としては攻守によく動いていて頑張っていたが、連携ミスも多くチームとしてはイマイチ効いていなかった。
山口(5.5)・・よく攻守に動いていたが、連日の疲労のためか守備面で寄せきれていない場面が多々あった。
扇原(5.5)・・前の試合の影響か相手によく狙わていた。個人的には難しいなかでよく捌いていた方だと思う。しかし効果的ではなかった。
東 (5.5)・・大津や清武に絡んでいってチャンスを作ろうとしていたが、基本的には消えている時間の方が多かった。
清武(6.0)・・左右によく動いて前線でボールを回していたが、相手の守備ブロックを崩す決定的なパスは出せなかった。
大津(6.0)・・警戒している相手からよくファールを貰っていた(相手のイエロー三枚は全て大津)。攻撃時でも交代選手が出るまでは一人気をはいた。
永井(5.5)・・前線でよく追っていたが、しっかりと対策されていてチャンスは作れなかった。足下も不安定でミスが多かった。


交代選手

山村(6.0)・・柔らかい縦パスで日本のリズムを作りかけた。流血してパフォーマンスを全開できなかったのは無念。
杉本(5.5)・・前線で当てられる役割だと思うのだが、それがまったくといっていいほどできていなかった。なんでお前がクロスいれている?
宇佐見(6.0)・・鬼キープで存在感を示したが、周りのサポートがなう空回っていた。流石の宇佐見でも一人では無理だった。


関塚監督(5.0)・・山村の投入は良かったが、その後の交代策は不発だった。自分たちが追う立場の時の準備ができていなかった。