マリオが映画化されるなら見に行くしかないということで公開日のお昼の回、吹き替え版を鑑賞。観客は150人ほど。子どもから大人まで幅広い年齢層がいました。
公式サイト→ ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー | 任天堂
見たかったものがギューッと詰め込まれている1時間半で、とても面白かったです。
今までのスーパーマリオのゲームで見たことがある要素がてんこ盛りで「原作に忠実だ!」と感じる部分が非常に多かったです。そしてそうかと思えば「こういう解釈で映像化しているんだ!」と感心できるシーンが出てきたり、とにかくどんどん新しことが中だるみなくおしよせてくるので、心ウキウキ「キャッ♪キャッ♪」と楽しめる映像作品となっていて大満足でした。
個人的に特に好きだったのは序盤のキノコ王国でマリオがこの世界になれるためにステージ練習するところで、何度失敗しても諦めずにトライし続け、ちょっとづつステージを進めていくところは「原作(初めてマリオをプレイした自分のゲーム体験)に忠実すぎるだろ……」と胸が熱くなりました。
あとは兄弟愛が深いマリオとルイージ、頼もしすぎるピーチ姫、宿敵で悪役だけどどこか憎めないクッパ、マリオの好敵手として友情を感じるドンキーコングJr等々、各キャラクターの解釈がとても素晴らしくて、改めてこの世界のキャラクターたちを好きになれる感じが良かったです。
とても丁寧な仕事の結晶で、だからこそ気楽に見れる良質な作品になっていたと思います。